かつらぎ温泉 八風の湯(旧野半の里)へ浸かってきた

我々が愛して病まなかった「野半の里」が倒産してしまい、近所で気軽に足を運ぶことが出来る良い温泉が無くなってしまったことで悲しみに暮れていた我々でしたが、その野半の里が今年の4月24日に八風の湯(はっぷうのゆ)としてリニューアルオープンしました(追記:野半の里が名称を新たに復活!)。全国でも4番目の濃さを誇るというあのお湯をまた楽しむことができるというわけです。

そして本日、リニューアルオープンした八風の湯へはじめて浸かってきましたので、その様子をレポートしてみたいと思います。せっかくなので画像を少し多めにしておきます。

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残念ながら温泉スタンドは無くなっていました。
洞川までごろごろ水を汲みにいくのが億劫な時は、ここの温泉水を汲みに来ていたのですが・・・。

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第5駐車場から八風の湯を見るとこんな感じ。何やら改築工事を行なっている様子。
まだ他にも色々と手を加えている最中みたいですね。

ちなみに前まではここから館内へ進むことが出来たのですが、現在はここから入れなくなっていました。これも改築工事の影響と思われます。あれ?どっから入るんやこれ?と思って辺りを見てみると、左脇の方にちゃんとした入り口が新たに作られていました。

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なかなかにいい雰囲気の看板です。数寄屋門の様にあしらわれた入り口から館内へ進んでいきます。

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ちょいと狭い通路ですが、新築の良い匂いがあちこちに漂ってます。
このまままっすぐ進んでいくと、八風の湯の敷地内へたどり着けます。迷路みたいでなんか面白い笑

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こちらもまだ工事中。後で知ったのですが、休憩室へと続く渡り廊下を現在作っているそうな。

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足湯が新設されていました!

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正面入り口を撮影。この辺りは以前と殆ど変わっていないようです。

ちなみに、土曜日の午後、一番人の混雑がありそうな時間帯ではあるのですが・・・。画像を見てもらえば分かる通り、ガラガラでした。おそらくリニューアルオープンしたことがまだ世間に知れ渡っていないんでしょうね。これからまた、ジワジワと人の足が戻ってくると良いのですが・・・。

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「八風」の由来と館内の案内図。クリックで拡大できます。
図を見ても分かりますが、微妙にレイアウトは変更されています。
元々あった建物はそのまま生かして、改良を加えているみたいですね。

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雰囲気の良い本館への入り口付近。竹が和風の雰囲気を出してます。

野半の里と微妙にシステムが変更になっています。温泉や食事処へ入るためには、まずこの本館の入り口カウンターでバーコード付きの鍵を貰って「入館手続き」を行なう必要があります。料金は後払いで、ロッカーキーと呼ばれるキーに付いているバーコードで退館時にまとめて精算を行なう仕組みの様です。

今回は夕飯もここで食べようと計画していたので、温泉の前に食事処「山水」へ。

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本館にあるお土産コーナー。八風の湯正面入り口にも売店があり、地元で取れた野菜や特産品が売られていました。

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食事処山水のある建物は本館の入り口を入って左にあります。
本館以外からは入ることができない作りになっていました。

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普通に座って食べるテーブル席もありますが、座敷の方をセレクト。
素晴らしく新築のにおいがww非常に綺麗です。

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メニューは非常にバラエティに富んでおり、種類も豊富で一品モノも充実しています。
私は肉味噌入り特製ピビンパをチョイス。美味しかったです!

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こちらは鯨肉と水菜のハリハリうどん。
なんとこちら、鯨系の料理を食べることが出来ます。
紀州にちなんだラインナップが多いみたいです⇒メニュー一覧(公式サイト)

腹もいっぱいになったのでメインの温泉へ。ちなみに夜7時以降に食事すると、温泉料金が700円に値引きされます。普段は平日は1300円(子供800円)で、土日祝は1500円(子供1000円)とちょいとお高いです。

しかし、土日平日に関わらず、夜8時からは700円に値下げとなります。食事するための時間が1時間分確保されていますので、食事+温泉の組み合せでお願いしますという流れですね。考えられています(笑)

他の割引情報としては、毎月8日は八風の日ということで、入浴料金が大人1000円になるそうです。

追記:その後、入湯料が値引きされて現在は以下のように変更されています。

●大人(12歳以上)
[ 平日・土曜日 ] 1,000円 / [ 日曜日・祝日 ] 1,200円 / [ 全日午後8時以降 ] 700円
●小人(4歳~11歳)
[ 平日・土曜日 ] 500円 / [日曜日・祝日 ] 600円 / [ 全日午後8時以降 ] 300円
※入館料には、「タオル」・「バスタオル」・「館内着」を含みます。

午後8時以降の入浴料金は700円とそのままですが、その他は300円~400円程値下げされています。

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宴会場へと続く長い廊下。人の気配が全然無かったので、ちょいと躊躇。散策するのをやめました。

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館内のレイアウトが大幅に変更されており、野半の里時代のレイアウトとの位置関係の把握に戸惑いました笑
元々カウンターだった場所が脱衣所に。このスロープの配置やトイレはそのまま利用されていました。
ビフォーアフターみたいで面白い笑

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昔はこの方向に広間が広がっていました。画像奥の右側が入り口だった場所です。

さて、散策も程ほどにして、久々の野半の湯に浸かってみることにします。浴室のレイアウトはほとんど代わり映え無く、内風呂の配置等も全てそのままです。変更になった点としては、新たにサウナが新設されており、温泉の入り口には韓国式のあかすり(オーダー式)もありました。

サウナは結構広くて、テレビも備え付けられており、なかなかイイカンジです。水風呂の釜もそのまま二つが置かれていました。シャンプーやリンスのアメニティが以前よりもパワーアップしており、馬湯のリンスとシャンプーが置かれていました。

野半時代と大きく変更になった点がありまして、源泉掛け流しはそのままらしいのですが、湯船に流れ出していた源泉の飲用が出来なくなっていました。また、内風呂から露天へと向かう途中にあった源泉飲み場も無くなっており、露天風呂にあった打たせ湯も消滅。

あとはお湯の塩素臭が気になりましたが、そのために源泉の飲用が出来なくなったのかもしれませんね。ちょいと残念な点ではあります。

お湯自体は以前と同様に非常に濃いお湯で、色もそのまま(内湯は緑っぽい)。すでに6月ではありますが、夜は少し肌寒いくらいなので、相変わらず良く温まる温泉が気持ちよかったです。平日や土日の通常料金で浸かろうという気には中々ならないかもしれませんが、夜8時以降にまた再訪したいと思います。

以前も殆ど夜から行ってたので料金的にはほとんど変わらないのですが・・(汗

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情報系を2枚程。入館料=温泉料金ということです。

これまた後から分かったのですが、休憩所もいくつか配備されており、そこへ入るためには入館時に貰えるロッカーキーが必要になります。これを知らなかったために、鍵を返却して帰りに寄ってみようと思っていた休憩所に入ることができませんでした(笑)。また次回の楽しみにとっておきます。

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午後8時を過ぎた辺りからぼちぼちと人の流れが。
やっぱり通常価格が高すぎる気がしますね。。

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休憩所。鍵が無いので入れない(笑)。現在ここに繋げるための渡り廊下を作ってるみたいです。
今のままだと雨の日傘をさしてここに行かなければいけないので不便でしょうね。

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湯上りに久々にリアルゴールドを飲む。こんなに甘かったっけ?というくらい甘みを感じた。美味しいんですけどねw

さて、野半の里改め「八風の湯」ですが、非常に良い雰囲気はそのままに、施設がパワーアップした印象です。食事も美味しく、また食べに行きたい気持ちになります。まだ改築を続けており、今後も色々と趣向を凝らした運営をしてくれそうな気がしますね。

しかし、通常時間の価格の高さが今後どう響いていくのかは気になります。少なくとも、以前の野半の里を知っている地元の方は、この価格では気軽に足を運べないかもしれませんね。土日に料金を高くするというシステムも少し納得がいきませんが・・・。

温泉の泉質はそのままだと思いますので、個人的には嬉しい限り。飲用はまた復活してくれないかなと・・・。別の場所で飲めるようにとか、今後してくれるかもしれませんねw

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コメント

  1. T-BONE より:

    初めまして、和歌山のジャイロアップ乗りです。ジャイロでのツーリング楽しそうですね!風吹峠はジャイロ通れないんですね~勉強になりまりた!

    • 黒木兄弟(兄) より:

      >T-BONEさま

      はじめまして!コメントありがとうございます!
      ジャイロUPいいですね!キャノピーやジャイロXに比べて荷物の運搬に適している車体だと思うのですが、荷物満載にして走るツーリングも楽しそうですね!

      私が所有しているジャイロキャノピーは、すでに庭の飾り状態となっており、たまーに機関維持のためにエンジンをかける程度です。

      エンジン自体はまだまだ元気な様子ですが、外装の痛みやフロントホイール(ハンドル周りかも?)のガタツキが酷くて、乗ってて危険を感じる程です。

      またキレイにレストアしてツーリングに利用することもあるかもしれませんが、密かに現行の4ストキャノピーへの買い替えも考えていたりします・・・笑

      >風吹峠はジャイロ通れないんですね~勉強になりまりた!
      通行が禁止なのではなくて、バイパスの開通にともなってとても流れが早くなっているので、非力で車体の重たいジャイロ系は危険を感じる道ではありますね汗

      最近はもう殆どジャイロ関係の記事は投稿していないのですが、そのうちまた、忘れた頃に記事投稿するかもしれませんので、また見てやってください!