紀中周辺ツーリング(2007/5/12)
日も落ち、強風吹き荒ぶ生石高原・・・ますます気温が下がっていく中、ただひたすらに「高級焼肉」を待ちわびる我々シェルパーズ(特に隊員5号)。そして待つこと1時間20分(遅!)、ようやく家族&親戚が到着。買出しに時間がかかったとか・・・。黒木兄弟の家系、総じてみんな、結構時間にルーズなのであります(しかも行き当たりばったり!)。
そんなわけでして、本日のツーリングの〆、BBQ(ビービキューと書いてバーベキューと読む)がようやくスタート!待ってました!とばかりに、急に元気を取り戻す隊員5号を見た親戚の女の子(7歳)はマジ顔で、「あの人怖い」といってました(実話)。
最後の晩餐
あまりにも風が強いのと、親戚の子が風邪を引くといけないので、少しでも風を防げそうなこのポイントにてBBQ。・・・が、画像を見てもらえばお分かり頂けるかと思いますが、まぁ、吹きさらしですここも(笑)。たいしてかわんねぇw
白飯も飯ごうする。コトコトと良い音を立ててるはずですが、ビュービューと吹きすさぶ風の音が強すぎて聞こえません。バーナーの火もこの場所で無いと消えてしまいます。
とんでもない日にバーベキューやってもた(笑)。
炭は勿論、火力も強く燃焼時間も長い備長炭。遠赤外線パワーで肉の旨味をUPさせるというわけです。
画像に少し写ってる足は隊員5号のもの。まだ肉を焼いてないにもかかわらず、コンロの前で凄くソワソワしてます。高級黒毛和牛の肉が待ち遠しくて仕方ない様子です(笑
さて、炭にも火が入り、ダンディー室伏様曰く、「いこってきた」状態(画像右を参照)となってきました。ここでようやく黒毛和牛・・・ではなく、前座でもある紀州地鶏(多分)の焼き鳥をまずは焼くことにします。待ち焦がれたメインの牛肉では無いのかと目の辺りにし、いささか戸惑い気味の隊員5号を無視しつつ、焼き鳥を網の上に投下!!
さすが備長炭!いい音を鳴らしながら、焼き鳥が凄い勢いで焼けていきます。そして充満する、ものすごくいい匂い!あっという間に焼き上がり、若干焦げてしまいましたが、凄く美味しいです。隊員5号にも分け与えて見た所、聞いたことも無いような声を上げながらウマウマと食ってました。
(画像左)いい感じに焼ける焼き鳥。
(画像右)鋭い眼光で「肉は渡さない」と威嚇してくる隊員5号と、「もう帰りたい!寒い!頭痛い!」と不調を訴える隊員3号。表情も浮かない。
すごく卑しい表情で【高級黒毛和牛】を頂く隊員5号。相当美味しく感じたらしく、「こんな旨い肉、初めて食べたぁ~・・・やっぱり黒毛和牛は違うな~」と、本気で感動しておりました。
しかしこの肉、実はそのへんで売ってるスーパーの肉やったらしいです。炭火って凄いですね(棒読み)。
焼肉を転がす親戚の子に厳しい視線を送る隊員5号。おイタ(自分が育てている肉を食べられる)は許さないといった様子で殺伐としていました(笑)。
異常に鋭い隊員5号の視線が気になったのか、懐中電灯で遊びだした親戚の子。その懐中電灯をチラチラと隊員5号の顔に当てていたのを見逃しませんでした。笑
あらかた肉も食い終わり、ようやく隊員5号の腹も満腹になったようです。さすがにもう食えないといった様子でした・・・笑
キレイさっぱりとBBQの後片付けを行った後、完全に真っ暗となった生石高原で食後の運動をしよう!と銘打って、散策しようと思いましたが、風速20メートルはあろうかという強風・・・いや暴風に阻まれ、おとなしく帰還することにします。気がつけば時間はもう9時過ぎ。もう当たり前ですが家に帰るだけです。
・・・が、まだ終わりません。本日の〆にと【温泉】に行くことにします。しかしこんな時間から開いてる所といったら、数は限られてきます。そこで、夜11時まで営業してる、野半の里へ行くことに決定!生石高原から野半の里へは、がっつり1時間半ほどかかります。気温の低下と冷たい風によって頭痛が出ていた隊員3号は、もう家に帰りたい!と復唱していましたが、そこは気合でなんとかしてもらうことにします。
隊員5号「さーって、ナイトラン、いきますか?!」
そんなわけで、野半の里へ向かって移動開始!
生石高原~野半の里
野半の里へ最短でいけそうな道は、生石高原を降り、国道370号線を東へ進み、国道480へ合流した後かつらぎ町へ行くルートが早そうです(実はそうではない)。早速移動を開始!
明るいうちのR370は、田舎の匂い漂う非常にのどかなローカル国道といった雰囲気ですが、今は夜。真っ暗闇で何も見えません。まさに淡々と、運転に気をつけながら走るしかありません。時間が遅いせいもありますが、交通量はほとんどなく、非常にさびしい雰囲気です。
高野町花坂の辺りにて。志賀高野山トンネルが開通していました。これで梨子ノ木峠をパスすることができます。自然破壊をしてまで無意味にトンネル作って批判が叫ばれる中、このトンネルは結構な時間短縮になりそうなトンネルです。
R370、R480をたんたんと走り続け、野半の里へ到着したのは午後10時20分頃。最終入浴時間ギリギリでした。急いで温泉へ入り、今日一日の疲労を癒します。ここでも隊員5号は、「さっき食べた肉うまかったなぁー」と、まだ脳内では一人BBQを行っている様子でした。あの肉が普通の肉やったということを、このレポートで初めて知ることになるでしょう(笑)。
館内にはすでに人気は無く、我々のグループが本日の最終客の様子でした。・・・で、30分以上浸かってしまい、閉館の時間を遅らせてしまいました(汗)。閉館時間をオーバーしていたにもかかわらず、嫌な顔ひとつせずに対応してくださる野半の里のスタッフみんなに有難うです。野半の里、めっちゃオススメです!
>>野半の里ホームページはこちら
>>野半の里の詳しいレポートはこちら
写真撮ったら真っ暗に写ってたのでちょっと画像加工してます。こんなかんじで人っ子一人、もういません。いつも館内に流れているBGMもありません。さびしー雰囲気。
温泉も堪能し、これにて本日のプログラムは終了です。あとはひたすら広域農道をひたはしり、いつものr63から風吹峠を越え、日付が12時をまわった頃に無事自宅着。隊員5号はかなり疲れていたのが、黒木家で少し仮眠をとってから帰宅していました・・・。おつかれさんw
気がつけば紀中のあたりをいったりきたりの、ジグザグツーリングとなっていました。もともと今日のツーリングの目的が、【森のぱん屋さんで作られたパンを食べる】のみという、非常にアバウトなものでした。そんな無計画なツーリングでも、バイクで適当にそのへんを走れば、非常に楽しいツーリングとなります。コースをしっかり練ったツーリングも楽しいですが、こういったルートも決めない、気ままなツーリングもまた違った楽しみがあります。
・・・もっとも、今回はネタ大王、隊員5号の効力が大きかったのですが・・・(笑)。ネタの下品さや、本人の人格を疑うような、これは公開できんやろうー的な部分を紹介できなかったのが非常に残念ですが、今後もシェルパーズは、ギリギリのラインで公開を続けていきます(笑)。
最後に、今回のレポートは、ちょっとページ数が多くなりすぎて、1ページ1ページの密度が薄くなってしまったように感じます。やっぱりツーリングレポートは、1ページに簡潔にまとめられたものがいいですね。この形はもう当分やりません(笑)。・・・多分(笑)。
本日の〆にと、帰りのコンビにでアイスをむさぼる隊員5号。
あれだけ食べて、まだ食うんかよwww
総走行距離 | 約350km |
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写真撮影枚数 | 315枚 |
動画撮影本数 | 31本 |
隊員5号のゲップの回数 | 約50回 |
途中でルートを変更した回数 | 5回 |
撮影機材 | FinePix F30 DV5200 |
気づいた事 | 隊員5号はいつも右側にケツをずらしてバイクに乗っている |
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