スーパーカブ&CT110で行く久々のがっつり林道ツーリング

腰がおかしくなってからというもの、スーパーシェルパで林道へツーリングに行く事も少なく無くなり、スーパーカブでも近場のお散歩程度にしか林道に行けてない状態が続き、気が付けば2013年も半分を過ぎてしまいました。

このままでは林道の走り方も忘れてしまう・・・というわけで、復活したサカイさんと共に、リハビリツーリングと題して、久々にがっつりと林道を走ってきました。乗っていくバイクは、どんな状況でも乗り手に優しい(・・・と思っている)スーパーカブ。サカイさんもCT110にて出撃です。

サカイさん曰く、「まったりと走りに行こう!」というお話でしたので、イメージとしては「カブにてトコトコと爽やかに風を感じながら林道を走る」でした。しかし、実際は「体のあちこちに乳酸が溜まる程の爽やかさ」であって、イメージしていたものとは少し違ったものでした。笑

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追記:7/30 動画を公開しました

動画の本数が多いので、別記事に分けました。閲覧はこちらからどうぞ。

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集合場所のファミリーマートにて2台のカブ。昼食用のカレーヌードルとコーヒー、チョコレート等を購入。
サカイさんとは久々の再会(和歌山北部林道縦走ハシゴツーリング以来)です。
しばし最近の近況等を話つつ、まずは一本目の林道、高倉林道へ向けて出発します。

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林道の突入前に空気圧を調整。
どれくらい下げればよいのか分からないのでかなり適当に空気を抜きます。
サカイさんが手押し式のポンプを持参されてましたので、安心して多めに空気を抜いておきました(w

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高倉林道の途中にあるビューポイントにて。
今日はかなり遠くの方まで景色が見えてました。

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ゲートタワービルもくっきりと見えてます。

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ここまですっきりと見渡せる日も少ないので、景色を見て一気にテンションもあがります。
爽やか!という感じですね!まだここまでは!w

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高倉林道を抜けて、堀河ダムの近辺にある湧き水でサカイさんが水分を補充。
同じく湧き水を汲んでいた夫婦の方がサカイさんのCT110を見て、「カブって色々とできていいよね~」と。
カブの良さを分かってくれる人、皆良い人です(笑)

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ボンデン山へと登る途中、野うさぎの子どもを発見!
小さすぎて萌えますね。これは!いきなり方向転換してこちらに走ってきたので危うく轢きそうになりました。

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ボンデン山に到着。ここで暫く談笑した後、馬別れから神通方面へ。
画像で見るとかなり暑そうに見えますが、日陰に入ると風が爽やかで涼しくて気持ちが良い。

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紀泉高原林道の支線(栗の木林道)から粉河ハイランドパークへ向かいます。

この林道、非常にガレた林道で、大きな石ころがごろごろ敷き詰められてます。カブでも大丈夫だろうと思っていましたが、非常に走りにくい・・・!石に乗り上げて車体が宙に浮き、コントロールがまったく利かなくなる場面に何度も遭遇して肝を冷やすが・・・。

サカイさんのCT110も同様の状況だったらしく、右の沢にダイブする勢いで転倒!大きな石に前輪を掬われてしまったようです。そして、なぜか転倒した逆側の足に青あざができるという謎現象が・・・。

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私もステップと石の間に左足首を挟んでしまい、軽い捻挫のような状態に。
左にバランスを崩して足を着いた際に、丁度ステップと挟まる形で石が足元に出現したんだと思います。

ハイキング&登山&&バイクでのチョイノリ用にと購入したadidas AX1 MID GTXを履いていったのですが、足首の防御力は低い様子。次回は安全靴のRockieを履いていこう(笑)。

さて、上記の場所にて、転倒の影響かサカイさんのCT110のスロットルが戻らなくなるというトラブルが発生。しかし、サカイさんが手際よく修理を開始。5分もしない間に治ってしまいました。工具すら持参していない私は恥ずかしい限りです。。

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CT110の修理も完了!再び走り出します。

しかし、この場所にて痛恨のミス!紫外線カット&ブルーカット入りの愛用の眼鏡をこの場所で落としてしまうという大失敗をやらかしてしまう・・・。ヘルメットを脱いだ際、一緒に外した眼鏡をカブのリアボックスの上に置いたのですが、その事に忘れてそのまま走り出してしまい、眼鏡を掛けていないことに気付いたのは、ハイランドパークを随分と越えた辺り・・・。

ガレガレで薄暗い紀泉高原林道の支線でおっことした可能性が高いのですが、こりゃーもう見つからないなと半ば諦めつつも、愛着のある眼鏡だったのでサカイさんと一緒になって探しに、再びガレガレの林道へ戻ります。

しかし、登りよりも格段に下りが怖い林道です。急勾配の上に路面状態も悪く、子どもの頭程度の大きさの石がごろごろしている林道です。横の沢にダイブしてしまわないように慎重に下り、先ほどサカイさんが沢にダイブしそうになったポイントに辺りをつけて徒歩にて探索。すると、沢の横の草の茂みに隠れるような形で眼鏡を発見!走り出して暫くして、すぐにリアボックスから眼鏡が落下したみたいでした。長い距離を走ってから落ちてたら見つかってなかったかもしれません。

なんとか落し物眼鏡のイベントをクリアーし、気を取り直して再び紀泉高原林道支線を登っていきますが、まさかこの林道をカブで往復するとは思わなかった・・・。それくらいにカブでは疲れる林道です(笑

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しかし、林道を抜けてハイランドパークへ向かう途中でサカイさんのCT110がまさかのガス欠!ボンデン山の休憩ポイントでちょうど居合わせた方との会話の中で、CT110の予備タンクを使うことは殆ど無いんですよねーといった会話で盛り上がっていたのですが、そのタイミングでいきなりの出番です。今日はなかなかネタに事欠かない1日となりそうです(笑)

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葛城山の山頂付近にあった駐車場にてお昼です。
野外で食べるラーメンの美味しいこと・・・。長い間、忘れていた感動です。
ちなみに、この時点ですでに体からは悲鳴のサインが出始めてましたw 体、なまりきっております・・・。

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昼食後、サカイさんの案内で林道を散策。
あれ?何か話しに聞いていた林道と様子が違うwwwwww

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木の根っこに深い轍、急勾配・・・。
しかし、サカイさんの「カブでも全然大丈夫!」という言葉に勇気をもらい、なんとかついていきます。

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迷路のような林道を走ることしばらくで、休憩できる広場に到着。

途中、カブが亀の子になってしまい、サカイさんに救助してもらってなんとか事なきを得ました。アグレッシブな林道です・・・でもこの楽しさは久々に味わう感覚です。やっぱり林道は良いな!と再認識するが・・・。同じくこの広場に居合わせていたバイク乗りの方からは、「スーパーカブで来るような場所ちゃうでww」と。・・・え?話が違うwwwと、同時に、サカイさんの悪い笑顔が(笑)。

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こんな感じの坂道を登ります。

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私には壁にしか見えないのですが、ちゃんとした林道です。
これは非常に冷たくて爽やかな汗をかけそうですw

というわけで、助走をつけて地面を蹴りながら何とか登坂・・・!これ、足が余裕で着くカブだからこそ、2足2輪で強引に登ることができましたが、感覚的にシェルパじゃ無理と逃亡してしまいそうな坂道でした。

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先ほど登った坂道を再び降りて、今度は逆側に向けて走っていきます。
その先にあった広場で再び休憩。で、もう一つあるという坂ですが・・・。

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坂道じゃなくて水が流れて削れた後、干上がった沢にしか見えません(笑)
この坂道を見て気力が0になってしまったので、本日はここまでとします。

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疲労困憊の黒(兄)。笑っているように見えるのは気のせいです、たぶんw

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先ほど登った坂道をもう一度登ります。ブリブリと登っていくCT110@サカイさん。
いや凄いなこれは・・・!

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写真で見るとなだらかな勾配に見えますが、この付近もかなりの急角度でした。

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帰宅前に沢に下りて沢渡り。洗車です(笑)


動画:CT110の沢渡り

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沢で遊んだ後、神通~馬別れと走って再びボンデン山へ。
ここでコーヒーを飲みながら本日の反省会。ネタの尽きない楽しい会話であっという間に日没間近に。
暗くなる前に葛畑の林道からr63へと進み、本日の林道ツーリングはお開きとなりました。

ちょこちょこと近場をカブで散策する程度には林道は走っていたのですが、今日みたいにがっつり走るのは本当に久しぶりでした。しかし、爽やかリハビリツーリングどころか、がっつり鍛錬ツーリングとなった本日、結果的に非常に楽しめた一日となり、気持ちの良い汗を流して山のすがすがしい風にも触れることができました。

そして、あぁ、サカイさん全然嘘言ってなかったな!wと、思考回路のスイッチが変な方向に切り替わった楽しい1日でありました。また林道散策を復活させようとアレコレ妄想するも・・・しっかし、体力がやばいですね!足の踏ん張りも利かず、バイクから降りて暫くすると膝がカクンとなるような脱力感が出ます。1年程で色々な筋力も落ちてしまった感じがしますので、基本的な筋トレをちょいと始めてみようかなと・・・。

サカイさん、本日はありがとうございました!次回は荷物を減らしてもう少し身軽になってチャレンジしてみますwあと、山も歩きにいきましょうw

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コメント

  1. サカイ より:

    お疲れ様。何度か携帯電話のほうからコメント送信したんですが、やっぱダメでした。たぶん携帯のほうのブラウザの設定がアカンかったのでしょう。
    遅くなりましたが、ホントお疲れさまでした。
    林道ツーリングからトレッキングへのスイッチは、音もなく切り替わりますけど、空気が変わるのでだいたい分かってもらえると思いますwww
    でも、気に入ってもらえたようで良かった。
    もう少し奥の方も案内できますww
    ヒルクライムも楽しいですけど、楽しそうなダウンヒルもありますから、次はもうちょっと奥行ってみましょうw

    • onosato より:

      >サカイさん

      先日はありがとうございました!
      ようやく筋肉痛が和らいできました(笑

      投稿は携帯端末のブラウザで動作チェックしたことが無かったので、たぶん携帯固有の問題があったのかもしれません。
      次回ブログをいじくる時にちょっと見てみようと思います。

      >林道ツーリングからトレッキングへのスイッチは、音もなく切り替わりますけど、空気が変わるのでだいたい分かってもらえると思いますwww

      あれからトライアル関係の情報を色々調べだして、
      ヤフオクでTLとかTLRかっこいいなと見て回ってます。。w

      >もう少し奥の方も案内できますww
      今回は男坂を目の前にして気力メーターが一瞬にして0になってしまったのですが、
      次回はもう少し余裕を持ってはしれそうです。→またカブでいきますw

      スーパーカブ、本当に懐が深すぎるバイクですね。
      あそこまで山の中まで入って、ちゃんと入り口まで戻してくれるバイクはなかなかありませんね!