ジャイロキャノピーで松峠林道を探索

松峠林道(2003/4/7)晴れ/曇り


泉佐野の日根野方面へ野暮用(山で飼ってる猫達に餌やり)で向かうついでに、最近引越しや学校関係の手続き等で忙しくて行けてなかったツーリングにも行くことにする。キャノピーのデッキに、20リットルポリ容器に水満タンとキャットフード6キロを積み込み出発。途中セルフスタンドでガソリンを満タンに入れる。キャノピーは確か7.2リットルのガソリンが入ったと思うが、今回は6リットル近く入った。ガソリンメーターがレッドゾーンを指しても、まだ1リットル程残ってるっぽい。

ガソリンを満タンにして、日根野の山方面、犬鳴峠を目指し快調に走る・・・ようにみせかけて、キャノピーはスピードが全然でないので快調とはいえない。磨耗したベルト&ローラーの組み合わせは伊達じゃない。車にあおられまくって怖い怖い。ひたすら40km/hの速度で、桜並木なんかを眺めつつゆっくり自分のペースで走る事にする。

泉砂川の住宅街に咲く桜。この後ノーヘル2ケツの中学生?っぽい原付が2台、横を疾走していった。まあ、春ですから(笑新家~上之郷まで続く道。交通量は殆ど無し。シェルパならぬわわkm/hは余裕で出せます。

家を出て30分ぐらいで、泉佐野の上之郷にあるとある山に到着。この山で飼ってる猫達に餌をばら撒いてやる。ここで飼ってる猫達は皆、非常に人懐っこいので、体中にまとわりつかれて猫の毛が服に付着するが気にしない(笑)。この後、稲倉ダムなんかで写真を何枚か撮り、このまま犬鳴峠~風吹峠と通って家に帰ることにする。

稲倉池周辺の桜。この陽気にもかかわらず、花見客は皆無。まあ山奥やし当たり前?猫達。みんな目がブルーでとても人懐っこい。稲倉池をバックにジャイロキャノピー。

犬鳴峠、泉佐野打田線をのんびり走る。この峠を原付で走るのは何時以来やろ?と、そういえばこの峠からそれぞれ山へと続く林道に前々から行きたかった事を思い出し、せっかくここまで来たことなので、いっとくことにする。前回の捜索で見つけられなかった旧池田トンネルもこの辺りにあるらしいし・・・。犬鳴温泉、神通温泉を通過。山へと続く林道へキャノピーを進入させる。

一本目の林道として入った、ようわからんなんかの作業用林道。入ってすぐ、いきなり地面がぬかるんでいる。ちょっとの坂道なのにジャイロは進まない。それでも人力を使いなんとか途中まで上るも、大きな石ころがゴロゴロしている上に、だんだんと傾斜が厳しくなってくる。シェルパなら余裕(であろう)道も、キャノピーにとっては修羅の道と化す。これ以上無理をすると、右の沢(結構深い)に落ちてしまいそうな気がしてきたので、さっさと次の林道へ。切り替えしにとっても苦労する。

一本目の林道入り口にて。地図には載ってない。入り口入ってすぐの橋の上に大量のミカンが。ゴミも所々に見受けられて残念。キャノピーでは厳しい道が続く。というかこれ以上進めません・・・。

一本目の名も無き林道を脱出し、旧池田トンネルへと通じる(かもしれない)松峠林道を目指す。池田トンネル手前に、ぽつんと入り口があるので、見過ごしやすい。入り口の橋の上で写真を撮りいざ入林。林道入ってすぐはコンクリートで舗装されていて、石ころや枯葉などが散乱してはいるが走りやすい。木々も鬱蒼と多い繁っていて雰囲気が出てる。入ってすぐ、いきなり分岐があったが、ここはまっすぐ進む。舗装された道も次第に荒れ始め、山から染み出してきた水で、地面に盛大に川が発生している。水をジャバジャバ掻き分け、やや登りの道を突っ走る。しばらくすると2回目の分岐に。ここには看板で案内も出てる。左に行けば志野峠で右は松峠。右に即決。ここらへんからダートに。急な登り、下りの連続で非常に走りにくい。それでも走りつづけること数分、突然視界が開けて、そこから山々が顔を出した。少し曇り気味なのが残念だが、そこそこにいい景色。しばらくこの場所で休憩する。

しばらくして、家から電話。こんな場所でもちゃんと電波届いてるやん。電話の内容は「はよ帰って来い!ボケが!」みたいな内容で、そういえば引越し作業の途中だったのを今思い出した。志野峠の方もいったろうかと思ってたのに、しょうがない。松峠林道をいけるところまでいって帰ることにする。・・・が、この場所からちょっと行った先で、キャノピーのお腹が荒れた道に出来たワダチに引っかかって動けなくなる。ぶぃ~んとタイヤが空回り。この先も暫くはこんな感じの道になってる。・・・ここはまた今度、シェルパで行くことにしといた方がよさそう(汗)。なんとか切り返し、今走ってきた道を引き返す。急なのぼりはやはり人力が必要なキャノピーはさすがです。

2本目入り口。松峠林道。おそらくこの道の先に旧池田トンネルがあると思われる。暫くは舗装された道。鬱蒼と覆い繁る木々がイイ感じ。画像にあるジャイロの右側には小川が。雨が降ってるわけじゃないけど、山から染み出してきた水によって、地面には川が。チャプチャプと水を掻き分けジャイロは進む。
暫く登った後分岐点が。旧池田トンネルはどっち?分岐点の看板。左に行くと志野峠。右へ行くと松峠とある。右へ進む事にする。右へ進み暫くして、突然視界が開ける。

松峠林道を後にし、このまま犬鳴峠を降り、広域農道から風吹峠に進み家に帰るとする。キャノピーは遅いので、ここから家まで30分はかかりそう(笑)。池田トンネルを抜け、こっち方面へ来る時は必ずと言っていい程寄る、休憩所みたいなところにやはり寄る。桜満開で人居なくて最高のロケーション。ゆっくりしたかったがそうもいかないので、写真だけとってすぐに出発。広域農道へと入り、車通りも殆どなくなったのでここでフルスロットルに挑戦。50km/h近くは出てると思うが、やっぱり遅い。ガソリンがもったいないので、40km/h走行に戻る。途中の自販機でコーヒー飲んで一服。後はそのまま止まらずに、暗くなった頃自宅到着。まだ運び終わってない大量の荷物を積載するために、旧自宅へとそのまま向かった。

池田トンネルを和歌山側へ抜け暫くしたところにある桜見スポット。う~ん、ダレモイナイ・・・。
広域農道から風吹峠へ向かう途中にちょいと一服缶コーヒー。もちろんカフェオレでお願いします。
お引越し手伝い中のキャノピー。本棚まで乗る乗る。シャレにならない。これくらいなら”屁”でもないジャイロキャノピー。約60kgの荷物載せても、多少ふらつくがなんとか走れる。
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