【キャンピングカー】ナッツRV グランツで初の車中泊 紀伊半島編(2日目)

ナッツRV グランツで行く、初の車中泊レポート二日目。1日目の様子は以下をご覧ください。

5月に納車したグランツですが、コロナ禍の影響でなかなか出かけることができなかったのですが、ようやくそのチャンスが訪れたので、その様子を簡単...
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7月24日 道の駅 瀞峡街道熊野川で起床

午前7時頃にアラームで目を覚ます。と、しばらく寝ぼけて「ココハドコ?」。バンクベッドの小窓からのぞく景色を見て、あぁ、車中泊してたんやった。と認識するのに少し時間を要するのはいつもの事。

昨晩はスポットクーラーのMAC-10稼働による冷房はあきらめて、網戸全開+ベンチレーター&サーキュレーター運用で眠ることができました。明け方に少し肌寒く感じて目が覚めたりもしましたが、クーラー無しだとやっぱり標高の低い平地は無理っぽい。これがわかっただけでも大きな収穫ですな笑

しばらくぼぉーーっとした後、のそのそと起床。トイレ行って着替えて、その後冷蔵庫に入れてあった牛乳とコーヒーでカフェオレをば。比率はもちろん50:50で作ります。シルベーヌ(バナナチョコ味)とコーヒーで軽く朝ごはん。ようやく目が覚めてきました。

紀伊半島豪雨の凄まじさを物語る表示版。2017年に設置されたそうです。

「最高水位」と書かれた表示版が頭上に見えます。まったく想像できないのですが、氾濫した熊野川の水位が、この表示版のところまで上がってきたそうです(浸水時の最高水位は8・27m)。

慰霊碑。手をしっかりと合わせておきます。合掌。

こちらは熊野川が世界遺産登録されていることを示す木製の碑。良い面ばかりではない、自然の驚異も隣り合わせだということも知っておく必要があります。

午前8時前の道の駅の様子。左上に見える山は案内マップ見る感じだと白見山?トイレも大水害によって流されてしまいましたが、現在は完全に復旧されています。

過去レポートで当時の様子(水害から1年後)を少し掲載しています。昔から大いに楽しませてもらっている紀伊半島は、もはや心の故郷のようなもの。微力ではありますが、何らかの形で復興に力添えできればいいかなぁと。

山々に囲まれた静かな道の駅。道の駅は海側よりも山側にある場所の方がなんだか好きです。

初めてこの道の駅に訪れた時からある案内板。これも水害で流されたけど、奇跡的に回収できたのでまたこの場所に設置されたと、どこかで見たのですが、ソースは不明。流されなかっただけかもしれませんが、なぜか力強さを感じます。

早朝散歩。熊野川に降りてみます。そういえばここから川に降りたことなかったかも。

うん、やっぱりここまで降りてきたのは初めてです。何度も訪れてる場所ではありますが、意外に足を運んでないもんですなぁ。

もっと近づいてみる。やっぱり所々で荒々しい流れをしてます。

上流側(北側)。画面の左上付近に最高水位の表示版が見えます。あんなところまで川の水位が上昇したんか・・・。

かあちゃんの店のよもぎ餅

この後は熊野本宮大社を参拝します。が、その前に腹ごしらえを。

「かあちゃんの店」が開店するのを待つことしばらく。お目当てのよもぎ餅を求めていざ入店!

無事ゲット!5個で500円(ひとつ100円)です。まだ午前9時ですが、並んでる人も居て大人気の商品です。甘さ控えめですが、つきたてでまだ温かさの残るよもぎ餅は絶品。

キャンピングカーに戻って速攻で頂きますwこれなら3つくらいは余裕でいけます。

熊野本宮大社を参拝する

道の駅を出発し、次は本宮大社へ。せっかくここまで来たのなら、行かないわけにはいきません。

ちなみに、今回の旅の目的の裏テーマとして、「那智勝浦でマグロを食べる」というものがあったのですが、瀞峡街道熊野川で車中泊するために随分と海から離れてしまったので、予定変更。海側はやっぱりアツイので、気が付けば山間部に退避するというスタイルは昔から変わりませんw

大斎原(おおゆのはら)の大鳥居。今回は参拝のみなので、旧社地には寄りません。

和歌山県世界遺産センターの中も見学(初めて入った)。まだ開園したばかりで空調が聞いてなかったのでちょっと蒸し暑いが、色々と見て回る。ついでにトイレもお借りしておきます。

約4年ぶりです。コロナでややこしい時期ではありますが、多くの人で賑わっています。

入口に鎮座する狛犬達もマスクで完全防備。

写真はここまで。神殿内に入り、順番通りに参拝します。

神殿内の参拝順序は、次の通りです。

①証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子大神(素戔嗚尊)
②中御前(結宮・第二殿) 速玉大神
③西御前(結宮・第一殿) 夫須美大神
④東御前(若宮・第四殿) 天照大神
⑤満山社         結ひの神(八百萬の神)

お参りの作法は各殿共に、二礼二拍手一礼(二回お辞儀、二回手を叩く、一回お辞儀)です。

http://www.hongutaisha.jp/worship/

一刻も早く、この国難が過ぎ去りますように。家内安全、無病息災、そして世界平和を願ってやみません。

石段を下ります。で、私は全然気づかんかったんですが、関西では抜群の知名度を誇る石田靖が丁度登ってくるところだったようで。えらい大声で話すノリのいい関西人がおるなぁと思ってましたが、それが石田靖だったみたいですwくっそ!写真撮りたかった!

少し喉が渇いていたので、一瞬タピったろうかと思いましたが・・・おっさんがやるにはちょっと痛々しいのでやめておきました笑

海の幸が食べたくて…再び海側へ

無事参拝も終わり、時間は午前11時になろうかという時間。あとはどこかで昼を食べて、自宅に戻るだけです。今回の目的でもあった車中泊は無事完了し、今後の課題も色々と見えてきました。

ただ、裏テーマに設定していた勝浦のマグロを食べるという目的は未完遂です。うーん、どうすっかなーと地図とにらめっこ。やっぱりせっかくなので海の幸を食べたい。ってことで、このまま国道311号線を西に突っ切り、白浜町まで移動。海の幸を食べさせてくれそうなお店をリサーチ。白浜町内にある「紀州うまいもん家 傳八」がよさそうな感じだったので、ここでお昼を食べることにして、移動を再開。これまた久々に走る国道311号線をキャンピングカーのグランツでトコトコと移動します。

こちら方面を走る際はほぼ毎回利用してる近露SSで給油。相変わらず安いです。今回はリッター124円でした。おそらくこの付近では最安なんじゃないでしょうか。

ちなみにグランツはグランドハイエースがベースなのですが、ハイオク指定ではないのでレギュラーで大丈夫です(ハイオク指定という情報もありますが、レギュラーでOKです)。

道の駅 ふるさとセンター 大塔でトイレ休憩。山間部とは言え、標高がそこまで無いので昼間になれば当然ですが、ジリジリとアッツイ!少し辺りを散策した後、車の中に避難。車の快適さに慣れてしまうと、なかなかバイクに戻れません。。

富田川。水着に着替えて泳ぐってのもいいんですが、着替えるのが面倒なんで別にいいか、って考えるようになってしまいました笑。肉体はもちろんのこと、心の老いが顕著であります。。汗

紀州うまいもん家 傳八(でんぱち)で海の幸を堪能する

午後1時頃に紀州うまいもん家 傳八に到着。おぉっと。結構人が並んでます。3蜜がちょっと怖いのですが、どうすっかなーと考えていると、名前と携帯番号を書いておけば、席が空き次第電話で知らせてくれるシステムになってました。まあこれなら安心かな?というわけで20分程車の中で待ちます。

しばらく待って入店。とりあえずメニューを見て美味しそうなものを適当に頼んでみるが、いやーウマイ!魚は白浜をはじめ、和歌山の港で捕れた地魚らしく、新鮮&美味しい&ボリューミーで大満足です。鶏肉も名物らしく、頼んでみましたがこれもウマ!ここは再訪決定です。また来よう!

そして帰路へ・・・

印南SAでコーヒー休憩。・・・してると、突然の豪雨。ゲリラ襲来です。今晩から天気は下り坂。ホントは連泊したかったんですが、いくらキャンピングカーと言えども、雨の中の車中泊はテンションが上がらず、あんまり楽しくありませんからね(以前レンタルして信州を巡った時は5日中4日が雨でした)。

アイスコーヒーで一息。っても私は乗ってるだけですwずっと運転してた隊員3号お疲れ!乗る練習したいんですが、デカすぎてペーパーな私にはそもそも練習段階で運転が無理ゲー・・・。

初車中泊のまとめ

・・・というわけで、グランツで初となる車中泊もこれにて無事完了。

勝手知ったる我が家というわけではありませんが、土地勘のある紀伊半島を最初の車中泊地に選択したのはやはり正解でしたね。寝苦しそうだった場所から、すぐ別の車中泊ポイントに場所を移動することが出来たのも、土地勘が生きた証拠でした。

これからますます暑くなってくるわけですが、今回分かった(というか予想できてたのですが)のは、やはり平地での車中泊は厳しいということ。

最近のキャンピングカーであれば、クーラーに加えて大容量のバッテリーをオプションで設置することが可能なので問題ないですが、やはり旧タイプで電力供給も貧弱なグランツでは厳しいものがあります。

次回の車中泊は、標高の高い山間部での車中泊を予定しています。天気と、そしてコロナの感染拡大状況にもよりますが、お盆休みもどこかに行きたいなぁ~っと。

あ、その前にまずは仕事しないとw

以下、今回の旅行中にメモったコト

一泊二日しただけで結構でてきました。今後も気づいた点はどんどん共有していきたいと思います。

  • 出発前に家の冷蔵庫で凍らせておいた保冷剤入れておく(出発後に冷蔵庫の中がすぐに冷える)。
  • 常備用にガスコンロ・ガス・クッカーセットを載せておく。
  • 小さめの折り畳み椅子を載せる。
  • 5~10リットル程度の持ち運びができるジャグがあれば便利。
  • バンク・後部常設ベッド共にベッドメイキングは出発前にセッティングしておく(寝る前にやると汗が出て体温も上がって寝つきが悪くなる)。
  • 給排水は10リットルでいいかも?→現在の20リットルを10リットルタイプに変更して収納スペースも確保する。
  • 上部キャビネットをもっと有効に活用する(荷物が結構入る)。
  • 首振りが出来るサーキュレーターを一つ追加する。
  • 真夏の平地での車中泊はクーラーが無いと無理!
  • 飲み物はボトルタイプで運用した方が◎。コップだとこぼしてしまう可能性が高い
  • グランツは前座席が広いので工夫して室内兼用にできないか。ウォークスルー部分が広いので、ここに折り畳みタイプのテーブルが欲しい。
  • 傘立ては必要。
  • 漏斗があると色々と便利そう。100均で揃える。
  • セカンドシート前用に小さいテーブルが欲しい。
  • 運転席・助手席の間が広いのでコンソールボックスがあってもいいかも。
  • サブバッテリーの容量はやっぱり多いに越したことは無し。もう一つ増設してツインバッテリー運用が安心。
  • ソーラーや発電機は今のところ必要性を感じないが、2泊以上の場合にどうなるか。要検証。
  • サイドオーニングはやっぱり必要なさそう。RVパークやキャンプ場を利用しないスタイルの場合、やはり利用できる場所が限られる。
  • ゴミトンは必須。ゴミは全て持ち帰ったが、やっぱり匂いが気になる。
  • 冷蔵庫、便利!いつでも冷たい飲み物が飲める幸せ。
  • ベンチレーター、超便利!熱気をガンガン外に排出してくれる。
  • 常設2段ベッド、やはり便利すぎる!
  • バンクベッド、寝てみると意外と狭い。熱もこもりやすい。仕様上は3人就寝だが、大人二人でちょうどいいサイズ。子供なら3人寝ても余裕。

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