スーパーシェルパ2台で冬の紀北ツーリング

本日は、前回のオフ会(葛城山~神通~麻生津峠ツーリングを参照)でもご一緒した、まきまきさんとのマスツーリング。同じくシェルパ乗りのまきまきさんと、冬の紀伊半島北部をツーリングしてきました。今回はその模様をお届けしたいと思います。

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出発前の一コマ。新兵器(?)の、荷締ベルトを使って簡単・お手軽にボックスを固定。そのボックスの中には、雨具や予備の防寒着、コーヒーセット(水やクッカー、ストーブ等)を放り込んでいます。超お手軽&やっぱり便利なボックス。あとは長時間の走行による振動で、どの程度緩むのかを本日実験してみます。

荷造りを済ませ、午前7時50分頃に自宅を出発。途中のGSでガソリンを満タンにし、待ち合わせ場所の道の駅 紀ノ川万葉の里へと向かいます。ちなみに、本日隊員5号も参加予定でしたが、都合がつかず不参加に。ネタ提供の貢献度で、シェルパーズ随一の貢献度を誇る隊員5号ではありますが、次回の参加を楽しみにしときます。

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紀ノ川広域農道から国道480号線へ。その道すがら、正面には建設中の京奈和道路が。もうすぐr62と広域農道との交点のあたり(紀北かつらぎIC-打田IC)まで開通する予定です。打田から京奈和道路へ乗れるようになれば、紀伊半島の東エリアへのアクセスがさらに良好になりますね。

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道の駅 紀ノ川万葉の里に8:35分頃に到着。待ち合わせの9時までは、まだ時間があります。ちょっと早くに出すぎたか・・・。

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この道の駅へ訪れるのは2年半ぶりくらいです(今年も桃を買いに紀ノ川市へ)。前回はキャビーナ90で訪れて、その際に色々とネタ画像も撮ったのでレポートにしようとしてたのに、撮影画像をほとんど紛失してしまい、WEBにアップロードしていた数枚しか画像が残っていません。ときたまやってしまうんですよね、撮影画像の紛失・・・。

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太陽は出ていますが、かなり寒い!暖かいおしるこを飲んで保温に努める。おしるこ飲んでたら、気の良さそうなおじさんに話しかけられる。バイクの事、天気の事、この辺りの情報等を色々と教えて頂く。ちなみに、自慢でもなんでも無いのですが、まったく知らない人に話しかけられる頻度が非常に高いんです。「話しかけてほしい」的な雰囲気でも出してるんでしょうかね(笑)。

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しばらくおじさんと話しこんだ後、白のパンダシェルパに乗ったまきまきさんと無事合流!半年振りの再会ということで、しばし談笑です。こうやってシェルパだけが2台並んでいるこの光景、なんだか不思議な感じがします。w

さて、本日の工程ですが、まずは土曜日にしか営業していないという、「薪焼き石窯パン 岳人」さんで焼きたてのパンを食べ、生石高原に寄った後、国道480号線沿い(和歌山県北部)の、ノンビリとした雰囲気をまきまきさんに味わってもらうという工程を予定しております。温泉も二つは入ろうと目論んでおりましたが、時間的に少し厳しくなってしまうのでヤメ。まきさんが熱望する、だるま湯温泉に浸かることにします。

簡単なルート説明をまきさんに説明した後、本日のツーリングを開始!まずは「ワークマン」へと向かいます。

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ワークマン 橋本高野口店に到着。さて、なぜワークマンなのかというと・・・。

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ツーリングライダーのミカタ、ワークマン!まきまきさんが足元の防寒を強化するために、保温ソックスを購入!と、いうのも、普段はTmax乗りのまきさん、スクーターなら足元に風の直撃が無い分、寒さも幾分か凌げるのですが、本日は足元むき出しのスーパーシェルパです。早朝の冷えた走行風が、足元をガンガン冷やす!このままでは足の指先がしんどいことになってしまいますので、ワークマンを探して足元の防寒を強化したわけです。

いつもならネタ要因は隊員5号の役割なのですが、本日はまきさんが一発目のネタ提供をしてくれました(笑)。ありがたくネタに使わしてもらいます(笑

さて、この保温ソックスなるアイテムですが、私もちょいと欲しくなったアイテムです。蒸れにくい透湿素材のSKILLという素材を使用した、非常に伸縮性のある靴下です。画像の様に、靴下の上から履きます。このアイテムを装着した後のまきさんのファーストインプレッションは、やはり全然違う!とのことでした。ワークマン、恐るべしですな!

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ワークマンで無事、足元の防寒を強化した後、国道370号線から生石高原方面へと向かいます。九度山町から高野町へと進み、標高が上がるにつれて、山々が雪化粧され、道の脇には雪がチラホラ。山の陰になっている箇所では少し凍結している様な状態です。スピードを落としてゆっくりと進み、花坂の三叉路までもう少しというポイントでバイクを停め、しばし景色を楽しむ。

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国道370号線を西へ走り、”険”道19号線へ。初めて訪れる場所であり、下見も行っていなかったことから、だいたいの目星を付けて走行していましたが、案内看板が幾つか出ていたので、迷わずに無事「薪焼き石窯パン 岳人」へ到着!

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山奥で、しかもまだ昼前だというのに行列が出来ていました。中には、ここで焼かれているパンを求めて、遠方からも訪れる人も多いそうな。入り口で待機しているオーナーからパンを載せるお盆とトングを貰い、店内に並べられているパンをアレコレと吟味。お土産も含めて6種類くらいのパンを購入しました。

持ち帰りようのお土産パンは袋に詰めてもらいますが、ここで軽く朝食と予定していたので、幾つかのパンはこの場で食べることを伝えます。すると、食べる分を熱々に温めて出してくれます。飲み物は私がカフェオレ、まきまきさんが黒糖チャイをセレクト。古風な佇まいの概観と同様に、店内も落ち着く古風な雰囲気で非常に寛げます。

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店内からの眺め。山しか見えませんが、ほっこりする景色。

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中睦まじいファミリーの方々。こんな感じで、外でアウトドア感覚で食事をとることも可能です。私達は既に、体の芯から冷え切ってましたので、もちろん店内で食べます(笑)。

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熱々のパンと熱々の飲み物。辺りに漂う、パンの香ばしいにおいが食欲を誘います。お味の方はというと、当然ながら非常に美味しい!カリカリメロンパンとチョコ入りのクロワッサンが個人的にツボでした。他にも、クリームパンが凄く有名らしいのですが、残念ながら一瞬で売り切れてしまった様で、私達は購入することが出来ませんでした。また次の機会に!

さて、お腹も膨れたことなので、次の目的地の「生石高原」へと向かいます。岳人から生石高原へ向かうには、一旦国道370号線まで降り、県道180号線から再び登るというルートが考えられますが、大きく山を迂回していくことになるので、ちょっと時間が勿体無い。

そこで、岳人のオーナーにここから生石高原へと抜けるショートカットが無いかを尋ねてみると、生石高原への近道となる地道があるらしい。道順の説明を一通り受けた後、出発を見送ってくれたオーナーに有難うと一言添えて再びバイクで移動開始。一路、生石高原を目指します。

ここから暫く動画となります。


動画:薪焼き石窯パン 岳人~札立峠~生石高原(敗退)

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生石高原までもう少し・・・という所でこの積雪。アイスバーンでカチコチです。男里シェルパーズの掟第5条の「アカン!と思ったら引き返す」が発動。このポイントにて名誉の敗退とします(笑)。

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拡大して。このカーブのすぐ先に、急勾配+急カーブという難所がありますので、どのみち進めるのはこの場所までです。そういえば数年前にも、隊員4号がこの付近で敗退しています。

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真っ白な雪道に佇む2台のスーパーシェルパ。この場でUターンし、札立峠の前まで戻ります。

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無事札立峠まで戻ってきました。ここでトイレ休憩を済まし、国道480号線方面へと進みます。

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まずは蔵王橋を見学。湖面と橋との高さが近いので、谷瀬のつり橋程のスリルはありませんが、それでも微妙に揺れてます。

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蔵王橋の上から国道480号線に向かって撮影。

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二川湖。あと1ヶ月と少しもすれば、湖畔に植えられた桜が見頃を迎えます(二川ダム~山田ダムへお花見ツーリング)。

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蔵王橋の次はあらぎ島へ。相変わらず、独特な形をしています。4月後半から5月初旬にかけて水が張られ、稲作が開始されます。さて、本日はちょいとこのあらぎ島までバイクで降りてみたいと思います。


動画:あらぎ島の中を走ってみる

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あらぎ島を目線の上に見てみるが、上から見ないと棚田の様子等がよくわかりません(笑)。

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あらぎ島と有田川、そして2台のスーパーシェルパ。

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犬の散歩中の方としばし談笑。水を張る前の季節、蓮華が咲き乱れる期間がほんの少しだけあるそうで、その景観が見事なんだとか。次に見に来るならその時期がイイヨと教えて頂く。4月後半頃に見れるそうなので、タイミングが合えばもう一度見にいきたいと思います。

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道の駅 あらぎの里で昼食。前から食べてみたかった地鶏カレーを食べる。まきまきさんは韃靼(だったん)定食をチョイス。韃靼って何?と、帰宅してから調べてみたところ、蕎麦の一種で一般の蕎麦よりも栄養価が高いらしい。

食事の後、だるま湯温泉へと向かいます。生石高原を越えて向かった方が時間的には近いのですが、同じ道を走るのもつまらんので、道の駅からそのまま国道480号線を東進。県道115号線 花園美里トンネル経由で再度国道370号線へと進みます。

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国道480号線から有田川を写す。2011年の台風23号による紀伊半島豪雨の災害跡も徐々に復旧されつつあります。

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藤の森不動温泉 だるま湯に到着。とにかく寒かった本日、体も冷え切ってしまってますので、さっそく温泉に浸かることにします。

このだるま湯温泉ですが、お気に入りの露天風呂が、前述した大水害の際に流されてしまい、しばらく復旧のため工事中となっていました。その露天風呂も、去年の年末に無事復旧したとのことで、どんなもんかと思い露天風呂を見てみると、川沿いに突き出すような形で新たに露天が作られており、川の流れる音と景色を眺めながら温泉に浸かれる良いロケーションとなっていました(満天の星 露天岩風呂 リニューアルオープン!)。

6月初旬には、ホタルを見ながら浴することもできるこの温泉ですが、未だにホタルを見ながら入浴したことがありません。今年こそは・・!

さて、温泉の方で1時間程じっくりまったりと温まり、ほぼ貸切状態の温泉を楽しみます。土曜日だというのに、利用する人が少ないですなぁ・・。ロケーションも良く、非常に良い温泉なので、是非一度訪れてみてください。

さて、これにて本日の全工程は終了となります。帰りは山間部は避け、できるだけ平野部を通って大阪方面へ向かうことにします。国道370号線を西へと進み、県道10号線から国道424号線までショートカットし、あとはひたすら北上。r62から犬鳴峠を抜け、泉佐野の日根野駅近くにあるコンビニで解散と相成りました。

まきまきさん、今回のツーリングもあちこちへ同行してもらい、ありがとうございましたw個人的には非常に楽しめた一日となりましたが、また次回開催の際は、今回の様な調子で行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

前回のオフ会では、突然の大雨に遭遇したりしましたが、今回は天気の心配もなく、天気に恵まれた一日となりました。しかし、やはり寒かったですね。だからこそ、冷え切った温泉が身に沁みて、温泉のありがたさが身に沁みるわけですが・・(笑)。

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