南紀白浜

知らない間に男里シェルパーズの構成員になっちゃったユタッチです。
今回は男里シェルパーズ入隊記念といたしまして和歌山は南紀・白浜までのソロツーリングレポをご覧くださいマセマセ。

男里シェルパーズ入隊記念として勝手に自分に課した『南紀白浜ソロツーリング』。と言っても黒木隊長含め他の構成員とは殆んど予定が合わないので大体がソロツーリングなんですが・・・・

決行日はゴールデンウィーク明けの5月6日火曜日。前日に珍友の伊藤君に付き合わされて就寝時刻が深夜2時を過ぎていた為に起床予定時刻が大幅に遅れその為に出発時刻も大幅に遅れた。

日帰りツーリングなので荷物は温泉セットとデジカメと寒くなった時の重ね着用の服数枚。撮影用の三脚も持って行こうと思ったが重いので却下。

荷物も整い、家を出たのは午前11時50分。天気が少し心配だったが天気予報のお姉さんが言うには雨が降るのはこの日の深夜を過ぎてからだと言うので一安心。
出発して数分後、国道26号線を和歌山方面へ向かっている途中、前を走る三菱デリカの左横をすり抜けようとした瞬間に何を思ったかこの三菱デリカはウインカーも出さずに道沿いにある釣具屋に入ろうとした。
この先長い旅になるので事故だけはと思っていたがこんな地元の平凡な道で俺は殺られてしまうのか・・・・
と思ったが体が勝手に反応して必殺技の『スーパーストッピングブレーキ』を炸裂させていたので難を逃れた。
後ろを振り返ると大きなトラックも俺のバイクにぶつかる寸前だった。もう少しで俺のバイクが車高はCRM250で車長はモンキー並みになるところだった。

出発して10分もしない内にチョットした事故に遭いかけてかなりテンションが下がったがコレも男里シェルパーズに入隊した試練の内の一つだと自分に言い聞かせ気を引き締めなおして再出発。

国道26号線を経由して和歌山県に入り42号線で白浜を目指す。
出発から1時間、和歌山県の下津町を通過。この辺りからずっと海沿いを走る事になる。海沿いは寒いっ!!凄くトイレに行きたくなったがガソリンを入れたついでにトイレに行こうと決めて我慢。

そして有田川のShellで給油。ちなみにガソリンのお値段はリッター100円で地元より少し高め。美人な店員に目を奪われていたら・・・・トイレに行くのを忘れたっ!!

ちょっと道端にバイクを止めて大自然の片隅で放尿してしまおうかと思ったが良心が働いたので止めました。
しばらく走ると少し峠になっている所がありカーブ毎に減速帯がある。この減速帯による激しい振動が漏れ掛けの俺には非常に辛い。
フルフェースの中で悶えながらもお土産屋さんのような所があったので、そこで用を足す。ついでに服をもう一枚着る。そして再出発するが海沿いで凄く風が強くモロに食らう。

出発から2時間、御坊市に入る。
御坊市付近で俺の前を枯葉マークと初心者マークを付けている車が先行する。並々ならぬ危険を感じたので信号待ちで車がしっかり停車したのを確認してから一気に抜き去る。お年寄りは文句無しに危険。しかも初心者マークまで着いてるし。

御坊市から少し走った所に印南町って町があるのだが町中が『チリメンジャコ』の香りでいっぱい。漁業の町って感じでイイ感じ。白浜までの距離を示す看板の数字が20キロ台に。

そして出発から3時間、ついに白浜到着!!


有名な白浜の名勝『円月島』

やっぱり大阪なんかと違って海が凄く綺麗。ゴールデンウィーク明けで人も少ないしいい感じ。
でもここまで来るのに掛かった時間などを考えると白浜に居られるのは2時間少々。なので有名な名勝から順に廻って行く事にする。
それぞれ距離が近くすぐまわれるので良い。

まずは凄く見たかった『円月島』を目指す。白浜を知らなくてもこの島は写真なんかで見た事があるはず。
本名!?は『高島』らしいです。周りに居る人も皆、観光客で写真を撮りまくっている。
俺も負けじとデジカメで撮影するが俺はソロ(一人)だ。やっぱり三脚持って来ればよかったと思ったが三脚にカメラをセットしてセルフタイマーで撮影していると余計寂しさが込み上げて来そうな気がした。


円月島カッチョ良い!!。でも横から見たら結構ショボイ・・・

生『円月島』に感動した。3時間かけて白浜まで来て良かった!!と帰りにはもう一度3時間かけて自宅まで帰らなければいけない事も忘れ、次は『千畳敷』に向かった。

若かりし日の母&父が『千畳敷』の看板をバックに撮った写真が家にあった事を思い出した。父は多分今の自分ぐらいの年齢だと思う。二人は二人で(ややこしいな・・・)来ていたが俺は一人です。サビシイ・・・・


この『千畳敷』残念なことに岩肌に人の名前や日付が大量に彫られている。そういえばモアイ像に名前を彫った奴もいたがモラルを持ち合わせていない奴が多すぎる。

『千畳敷』を見た後は『三段壁』に向かう。


写真はセルフタイマーで撮りました。

『三段壁』は物凄い断崖絶壁。忘れていたが自分は高所恐怖症で崖の下を覗き込んだ瞬間に股間がギュッとなって軽い貧血に襲われた(笑)

看板には「この先には行かないでください。」の文字が。 行きたくても行けません・・・・


『チョットまて死んで花実が咲くものか!!』

断崖絶壁の岩場でセルフタイマーで写真を撮ろうと思い、横にあったベンチにリュックを置き脱いだ服を綺麗に畳んで少したたずんでいたら
側を通ったカップルが物凄く心配そうな顔で俺を見ていた。
ヤバイッ!!通報される!!と思った俺はインスタントカメラを手に「すいません。写真撮ってもらえますか?」と自殺志願者では無い事をアピールすると物凄い笑顔でシャッターを押してくれた。
ここは高所恐怖症の俺には耐え難い場所だったので、そそくさと退散して『湯の崎』温泉に向かう。


日本最古ってホンマかいな!?

管理人のじいちゃんがいい味出してる無料温泉。やっぱりタダより安いものは無い。すぐ目の前には綺麗な海が広がる。簡単な囲いで囲まれただけの温泉。湯船は大人が10人も入れば満員だ。前日の5月5日には400人入りゴールデンウィーク中には合計で2千人もの人が入ったらしい。


目の前に広がる海がホンマに綺麗! 天気が悪くて残念!!

温泉にも浸かりそろそろ帰宅時間も迫ってきたので最後に『崎の湯』のすぐそばにある噂の『鎌倉商店』にて噂の『反対たまご』なるものを買う。一個60円也
店のおばちゃんが「ここで食べていくか?」と聞いてきたので「はい。」と答えると「よっしゃ。食べやすいように殻剥いたるから一気飲みしぃ。若い子は皆こうやって食べるねん!!」と言ってたまごの3分の1だけ殻を剥き塩を適量振りかけて俺に手渡してくれた。さすが観光地だけあって商売上手だ。
おばちゃんの指示どうりに一気飲みする。たまごはゼリー状で一口で口に吸い込まれる。
美味い!!今まで食べたことの無い味と食感。美味かったのでもう一つ買うと、それも同じように殻を剥いてくれた。


『鎌倉商店』はうっかりしてると気が付かない。 温泉たまごの親戚な『反対たまご』温泉に浸かってました。

『鎌倉商店』のおばちゃんに別れを告げるとともに白浜にも別れを告げる。
3時間かけて自宅まで帰るのかと思うと少し気が遠くなったが、いつも帰りは行きより時間を短く感じるのでそれ程苦では無い。

一気に帰ってしまおうと思ったが、どうしても『とれとれ市場』が気になったので寄ってみる。


無駄にデカイ『とれとれ市場』。ちなみに場内は撮影禁止。でも写真撮りました。スイマセン

想像以上に大きな『とれとれ市場』。多分、駐車場を含めると甲子園が3個は入る。多分。
中には大きな水槽があって大きな真鯛が泳いでいる。数枚写真を撮って出て行く時に「場内撮影禁止」の文字を発見。もう遅い。
外で美味しそうなソフトクリームを売っていて食べようと思ったが体が冷えそうなので止め家路を急ぐ事に。

帰りは渋滞も無くスムーズに。途中前を行くランドクルーザーが急ブレーキをして突っ込みそうになり、必殺技の『スーパーストッピングブレーキ』を炸裂さしたがあえなく失敗。
タイヤがロックしてしまったが路肩に滑り込んで難を逃れ助かった。
ここからは暗くなり危険も増すので気を引き締める。
危ない目に遭わないと気を引き締められないのはチョット危険だ。

この後はトラブルも無く順調に走る。和歌山市内に入り、孝子峠を越え岬公園前の交差点で信号待ちをしていた時に
一瞬、雷のような眩い光が辺りを包んだ。何だ!?と思った瞬間、ヘッドライトのバルブが切れた。
前見えへんやん!!と思ったがハイビームにしてヘッドライトの光軸を無理やり下げて問題解決。

そして8時半過ぎに無事到着。
親に「白浜まで行ってきた」というと「アホちゃう」の一言。

今回は一人だったので、次は皆で行くということで。
楽しさも倍なら問題も倍起きそうやけど・・・・

とりあえず隊長・黒木兄の指示の下『男里シェルパーズ』は活動していきます!!

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