自然林とススキの原を往く 秋の岩湧山登山

前回の山歩きからなんと半年ぶり!(久々の梵天山登山

まったくもって歩きなさ過ぎ!そればかりか、何かしらのイベントやるのも久々の有様でございます。

当然体も鈍りまくっており、いきなり距離のある登山(ホントは大峰山系に行きたかった)は到底無理!自分の足腰、体力(&気力)と相談し、今回は比較的やさしい工程として知られている岩湧山の西側ルート(滝畑ダムルート)を歩くことにしました。

今回は集合時間を少し早めて、午前6時半に集合。参加メンバーは私と隊員3号、そしていつものT谷の3名。高速に乗って岸和田和泉ICで降り、国道170号線へ。途中で朝日が顔を出す。おはようございます。

府道61号線へ。しかし、道中コンビニで昼飯その他を買い忘れてしまい、一度R170号線に戻って再びr61へ。滝畑ダムへと向かう。

向かう途中で岩湧山を発見!そして天気はあいにくの曇り空。天気予報では雨の心配はないらしいが・・・。

これは帰りに撮影したやつですが、岩湧山登山口が一番近い滝畑湖畔観光の駐車場をお借りします。駐車料金は1日1000円。帰りにコーヒー一杯が無料になるサービス付きです。

滝畑湖畔観光の位置はこちら。もちろんトイレも完備。トイレの左右にそれぞれ登山口がありますが、どちらも同じ道に合流します。

秋の岩湧山登山 その1(2019/10/27)
【動画】秋の岩湧山登山 その1

準備中の我々。そしてまだまだお眠なT谷w昨晩は飲みに行ってたらしく、午前2時に寝て4時間くらいしか寝てないらしい。かくいう私も昨晩は2時間くらいしか寝てません・・・汗 大丈夫かいな・・

AM7:50に岩湧山登山開始!遠近法と立ち位置のせいか、T谷がすっごく巨大に見えますが、実際高身長(181cm)。私は164cmとチビなので余計にT谷がでっかく見えますw

登ります。やー、案の定体が重い重い。半年のブランクはやっぱり厳しい。眼下にr61と石川を眺めながら、ゆっくりと丁寧に歩を進めていきます。

まだほんの少しですが、紅葉が始まってます。ザーザーと音をたてる川の流れと山に浮かぶガス。雰囲気いいです。

昨晩まで雨が降っていたのか、足元のコンディションが若干悪い。ツルっといかないように慎重に。が、途中で見たことも無い巨大なヤスデを見つけてしまい、しばし撮影&観察。若干テンションも上がる笑(写真はグロいので掲載自粛)

一旦林道に合流し、再び登山道へ。案内看板もしっかりしており迷うことは無いです。まだ5~6分歩いただけなのに、もうジワっと汗が。

静かな自然林の中、しずしずと歩を進める一行。まだすれ違う人はいません。

山の伏流水。コップが置いてありました。飲んでも大丈夫なのかは不明ですが、煮沸すれば問題なさそうです。

ここで写真や動画撮りつつ、すぐ後ろに居てる(と思ってた)T谷に話しかけてるつもりでしたが、、ちょうど後続していた知らない方に話しかけていました。こっぱずかしい!隊員3号とT谷はすでに先へ。まあいつものことですw

徐々に高度を上げる。後続の方には先に行ってもらい、景観を数枚パシャる。

暫くして先行していた二人に追いつき、手製の木の階段を登る。じっとりシケってるので当然ヌルっと滑る!ここは下り時に要チェックなポイント(危険という意味で)。

カキザコと呼ばれるポイントで小休止。南に進んでいたルートはここで直角に折れて東側へ進みます。この付近で後続の方数名に先に行ってもらいます。これも毎度のことですが、我々ってばダベりながらのそのそ登ってますので、どんどん先に行ってもらうことにしています。

道中は鬱蒼とした木々の下を歩きますが、所々でパっと開ける場所も。

尚、本日は15度と登り始めは若干肌寒い感じ。歩いてる最中は丁度いいですが、立ち止まると汗が冷えてやっぱり少し寒い。休憩は程ほどにして再び歩き始めます。

再び薄暗い森の中へ。この付近は植林された杉の木地帯です。

横手に小さな沢が流れる手積みの石階段。いや~ここ、すんごい雰囲気いい!個人的にめちゃ好きな道中。

沢メインで。沢の流れる音に森のフィトンチッドが肉体を浄化していく(ような気がする)。

根っこゾーン。山トラの最中に出てきたら嫌な感じやな~とかちょっと思いつつ。あー、そういえばTLM220R、もう1年以上もエンジン掛けてないな・・・。

色々と変化が楽しい。この付近は杉の木が多いですが、基本は雑木林の下を歩いていくコースです。様々な木々がほのかに色付き始めてます。

がっちりと地面に根を生やした巨大な杉の木。その奥にはこれまた大きな松の木が。

近影。樹齢は不明ですが、確実に我々よりも年上の大先輩。

これまた雰囲気ヨシなポイント。実際に目で見えていた雰囲気に一番近い写真が撮れた。今回はもう13年も前の機種になってしまったFinePixF30を久々に持ってきましたが、縮小すればまだまだ現役でいけますな。

案内板は文字部分の色がとれて判別がちょっと厳しいですが、こーゆうの大好物。

ここで休憩&後続の方に先行してもらいます。ベンチがじっとりと濡れてるので腰は下ろさず水分補給だけして再び歩きだします。

植林された杉林。上の方で霧が発生しており神秘的な雰囲気でした。

杉林を上に見ながら、ひたすら登っていきます。ずっとなだらかな登りが続いて下りが無いので膝には優しいルートです。

TETTOU。いつもの構図で当然の如く撮影。鉄塔、適当に撮ってもとっても素敵。

過去、案内看板でも取り付けられていたんでしょうか。今は枠だけが残ってます。

ならばと、自身が案内すると言わんばかりに枠に収まるT谷。なかなか様になっております。

時折開ける場所が幾つかありますが、見えるのは白くて薄い霧。こりゃー山頂からの眺望はちょっと厳しいか?

再び根っこゾーン。当然ですが右側を歩くのが正解です。そしてこのポイントを少し歩くと、岩湧山の山頂へはあと少し。・・・ですが、ここから先に、本日一番の急登ポイントがありました。

岩湧山と言えばススキに代表される茅(かや)の森が有名です。お目当てのススキも丁度見頃。同じくススキでも有名な生石高原とはまた違った雰囲気で素晴らしい。

登り始めてすぐ、後ろを向いて撮影。ご覧の急登をしばらく歩きます。

こうべを垂れるススキ。秋を感じます。

霧に包まれる山々の景観。まだ昼前だというのに若干薄暗いですが、嫌いなロケーションでは無いです(むしろ好物)。

山頂まではもう一息!登り始めてから山頂までが意外と長い!

霧が少し晴れて滝畑の町が眼下に見えた。謎の建造物とススキのセットがいい感じ。

謎の建造物。下から荷物を運ぶための運搬具かもしれません。決して絶叫系のアクティビティではありませんw

山頂が見えました!足取りも軽く、歩幅も力強くなる単純な我々であります。

山頂下の広場。すでにたくさんの方々で賑わってます。昼食は後程ここで食べますが、まずは登頂を目指します。

午前10時5分に山頂着。さっそく記念撮影に納まる隊員3号とT谷。

黒兄&T谷。

兄&弟。中川家仕様の兄弟です。約1年半ぶりの登頂に歓びを隠せない我々。前回の登頂の様子は以下リンクからどうぞ。

岩湧山とは、大阪府河内長野市にある山。標高897.7mで、河内長野市を代表する山である。河内長野市の最高地点は岩湧山の南方にある南葛城山付近...

山頂からの眺めは残念ながらモヤっていて殆ど見えませんでしたが、やっぱり登頂は気持ちがいいです。で、また広場に戻ってお昼にする前にトイレへ。山頂から少し降りる必要がありますが、綺麗なバイオトイレが山頂下にありますので、ありがたく使わせてもらいます。

トイレを済まし、再び山頂へ。先ほどよりも広場が賑わっています。霧も大分と晴れてきて、一面に広がる綺麗なススキの原をしっかりと見ることができました。

ベンチに座って昼食の準備中に、木の枝を削りだすT谷。カップラーメンなのに箸が入っていなかったらしく、得意のDIYにて急造の割りばしを作成する。4年くらい前の登山でもやっぱり箸が入ってなくて、その時も木の枝を削ってましたw

和泉葛城山(2015/4/26) その6 匠の技 T谷の箸づくり
午前9時過ぎに集合・・した後、なんやかんやと準備して9時40分頃に出発。今回は葛城山へ登ります。尚、東大阪や河内地方、奈良県の中部~北部周...

謎おにぎりを購入したT谷。やっぱりインパクトって大切やなと(こうやって手を伸ばすやつがいますw)

私はこんだけ。てかこれで十分(最近また体重が・・)

食後のおやつに食べようと持ってきたバウムクーヘンみかん味「キノネンリン」ネーミングがいいっすね!前日にJAながみね とれたて広場さんで購入していた品です。結局今回の山行では食べず、自宅に戻ってから食べましたがめちゃウマ!最初高っ!と思いましたが、値段分の価値アリ。

謎施設を眺めながらのお昼はとっても美味しい。てか、体動かした後のご飯はほんとウマイっすね~最高!

午前11時11分頃、ちょいと早いですが下山を開始。結局、山裾に広がった霧はあまり晴れず、青空も少し覗く程度ですっきりとはしませんでしたが、ススキの原とこの山々の稜線を眺めているだけでも十分目の保養になりました。また来ます。岩湧山。

下山中の一コマ。一枚上の写真とほぼ同じタイミングで撮影したやつですが、この画像を撮影した際のファイル名がDSCF0001.JPGに。おっ!またファイル名の連番が一周しました。

今回持ってきたFinePixF30は、ファイル名が0001からはじまり、9999の次がまた0001に戻る仕様です(大体はその仕様かw)。1万枚目が0001になるので、これで撮影した枚数は合計4万枚目(連番が4週目のため)となりました。

正確には途中で画像を削除して撮り直したり、動画の撮影もしてますので、実際の稼働枚数はもっと多いと思いますが、2006年の発売から13年の間、一度も故障することなく、しかも電池の持ちは相変わらず500枚は余裕で撮影できるという超人ぶり。さすがに様々な面で時代遅れの感は否めませんが、まだまだ使ってやろうと思います。

・・・写りはフォトショでいじってやればもっと綺麗なやつを掲載できそうですが、この枚数を全て処理するのは面倒なので取り出したそのままの写真を掲載しております。今となってはスマホの方が全然いい写真が撮れますが・・

ユリ科の花でしょうか?紫色の蕾がいくつか。他にもススキに交じってトゲトゲのアザミがあちこちに生えてました。

先ほど登ってきたルートを下ります。ずっと下りなので足への負担が増大。そろそろ股関節や足首が怪しい感じになってきましたが、まだ大丈夫そうです。

一瞬巨大なスズメバチの巣と見間違えてギョっとしましたが、木の幹にすっごいコブを発見。

ガンガン下ります。T谷はもちろんストック出動。私も最近膝が怪しい感じなんですが、本日は久々の山行にも関わらず大丈夫でした。

行きでも休憩した「ゴミや空き缶を持ち帰ろう!」の看板にて。今度は鉄塔を背景に隊員3号を撮影。特に意味はありませんw

カキザコにて休憩中の我々(セルフタイマーで撮影)。セルフ撮りだとやや不自然になる一同。

川の流れる音とr61が見えればゴールはもう目前。尚、下りの際に100人近くの方と10匹以上のワンちゃんとすれ違いました。めっちゃ人気のある山なんです、岩湧山。

午後1時10分頃に無事下山。T谷も久々の登山でしたが、膝サポーターと適度な休憩のお陰もあり、大きな痛みもなく(若干は痛い)下山できました。

登山口に停めてあったSUZUKIのST250を見ながらクールダウン。本日もお疲れ!

帰りにチラっと見えた関西サイクルスポーツセンター。大反響ですやん!確か中学校の時に遠足で行って以来だと思いますが、また来たいなと一同と話しながら帰路につきました。

今回の工程。ルートラボが2020年の3月でサービス終了とのことで、動かせるマップも使えなくなってしまいます。一応こちらのリンク先ではまだ動かすことができますが、これも来年3月までとなります。最近はYahooのサービスが色々と終了しておりますが、採算の取れないサービスはいつ迄も置いておけないというのは当然ではありますね。また他のルート掲載サービスを検討してみます。

さて、約半年ぶりに歩いた本日。初心者でも安心して登ることができる岩湧山でリハビリと相成りましたが、意外に距離があったなぁと(約9キロ)。しょっちゅう登ってる方からすればなんてことはない距離ですが、我々の様なたまにしか登らない事務仕事がメインの素人には、この距離でもお腹いっぱい。十分な満足感でもって、その日の晩の寝つきも最高に良くなります。

できれば年内にあと1回は登っておきたいところですが、仕事と休みの兼ね合い、そして天気(どうやら隊員3号が雨男だと最近判明)のタイミング次第であります。

あ~、スーパーカブの修理も早くやらないと。言うてる間に今年が終わってしまう・・。ラーツー、結局今年も行かずに終わってしまう可能性が出てきましたが、めげずに今年の目標を一つでも消化できるよう、また明日から仕事に精を出すとします。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク