久々の梵天山(ボンテン山)登山

今回の山行は梵天山。で、今年の一発目登山となります。昨年の11月末に登った飯盛山以来なので、約5か月ぶりの山行となりますね。

三連休の中日の本日、約半年ぶりとなる久々の登山に出かけます。前回の行者還岳登山から随分と間が空いてしまったので、足慣らしに(何回目の足慣らし...

昨年末に体調を崩してしまい、1月、2月は無理をしないように過ごした結果、バッチリ回復!が、2月末から3月末にかけてまた忙しくなってしまい、今年の初山がなかなか遠い・・・。そして4月に入り、ようやく一息つけたところで、2019年最初の山登りとなりました。

今回登るメンバーは、隊員3号、いつものT谷。そして隊員7号(you)も参加です!隊員7号についてはメンバー紹介のページをご覧ください。

ちなみに今回はGoproで動画も撮影してます。道中を15分くらいの動画にまとめたものを作りましたので、興味のある方はご覧ください。

梵天山へ登る(2019/4/13)

動画:梵天山へ登る

いつものセブンでT谷と合流し、昼飯や飲み物、行動食等を購入。本日は少し春霞ってますが、快晴でぽかぽか陽気。良い山行になりそう。
堀河ダムへ向かう。若干散り気味だが桜が綺麗。今年は例年に比べて結構桜見れた気がする。
午前10時36分、紀泉わいわい村の入り口にある駐車場に車を停めて、本日の山行をスタート!画像は桜をバックに写真に納まるT谷。日焼け止めも顔面に塗りたくり(私も塗りましたが)、さらに日除けの付いたキャップで紫外線対策は完璧!男子たるもの、お肌のケアも欠かせないのだ。
桜を見上げる隊員7号 you。何気にシェルパーズの中でも1、2を争う健脚。ですが、膝に爆弾を抱えており、不安いっぱいのスタートだと吐露。約10年ぶりの登山となります。
同じく膝に爆弾を抱えるT谷。自転車通勤も行ってるらしく、一応鍛えてはいるそうな。
紀泉わいわい村。萱葺風木造家の宿泊施設。

紀泉わいわい村に寄ってトイレをお借りします。
梵天山への取付き。ですが・・・

わいわい村でトイレを借りた際に、地元の方から「梵天山への正規ルートが崩落のため通り抜けできない」という情報を入手。4年前に登った時は、間違えてすぐ脇にあった作業用の取付きから登ってしまったので、今回はちゃんとしたルートで登ろうと考えていたのに・・・。

今回は自宅から15分程の場所にある堀河ダムから梵天山へと登るルートを歩きます。このルートは、もう随分と前から歩いてみたいと考えていたコースで...

いきなり暗雲が立ち込める状況になってしまったが、梵天山の岩稜コース出合から登るルートの方は大丈夫らしい。さてどうするか。お菊松へと登るコースに変更してもいいけど・・・。

林道を終点まで歩き、橋を渡る。
11時14分、岩稜コースの出合にていつもの出発前集合写真。結局、当初の予定通り梵天山に登ることに。ここから登って、帰りも同じルートで下山することにします。
いきなりの急登。前回はここを下りましたが、やっぱり登りはキツイ!久々の山行なのでゆっくり目で登る。隊員7号も最初はきつかったそうです。
一気に登って眼前がパっと開けるポイントで小休止。ザレ場がしばらく続く。
展望台が見えます。隊員7号は「あそこまで行くの?!」と困惑気味。登山開始15分で心が折れそうになったとか。まだまだこれからですよ!
ザレ場を超えると、本日一番の急登となるアスレチックゾーンに突入。ここは確実に下りの方が危ないです。今回は登っていくため、危険度は幾分かマシ。
急登部分はロープが張られているので、慎重に歩けば問題なし。この付近、八経ヶ岳の奥駈道出合に至るまでの道中に雰囲気が似てます。
ゆっくりと登ります。まだ雑談しながら登る余裕もありますが、隊員7号はさぐりさぐりの様子。
雰囲気の良い痩せ尾根ルート上にて、なぜか高圧的な態度でこちらの様子をうかがう隊員3号。
登ります。隊員7号を先頭で歩かせる隊員3号。なかなかの鬼教官ぶりです。
ここから少し先が今日一番の急登ポイント。両手を使って登る様な箇所もありますが、隊員7号ってば無難にクリアーしていきます。元々、運動神経良いってのもありますが、さすがです。
急登を超え、後はまったりと歩くだけ・・の予定でしたが、昨年の台風21号によって地形があちこち変わってました。
根本からごっそり。台風の暴風によってあちこちで倒木が。
倒木によって地形も変わっており、登山道を迂回する必要がある地点もいくつかありました。
斜面を一旦登って、また下る途中のT谷。この後、踏んだ倒木が腐ってたようで足を踏み外し、その勢いで転びそうになる。危ない汗
長い脚を駆使して倒木を超える。
倒木をくぐる隊員7号と、その様子を見つめるT谷。ここまでの道中の状態を見た隊員7号は、無事下山できるのかと凄く不安になったそうな。そらそうよ。我々も不安になりました汗
また倒木。四つん這いで抜けます。倒木を超えていくためのこの動きが、微妙に体力を削っていく。
足場が細く脆いポイント。ロープに手を添えてゆっくりと。
ボンテン山を指す案内板が地面に落ちてました。
遠くの方からバイクの音が。展望台までもう少しの合図です。
また倒木。今回は倒木の枝にやたらとザックやストックが引っかかってしまったT谷でした。
この大きな木も暴風に耐えられなかったようです。特徴的な生え方をしていたので、前回歩いた時も撮っていた木です。
これは4年前のやつ。ほぼ真横に生えて、その後斜めに成長。すごい形してるなとびっくり。
真ん中付近から真っ二つに折れてます。登山道を塞ぐ形で折れなかったのが、なんとも涙を誘います。我々よりも間違いなく年上の、一本の木の最後を看取った気分。
午後12時26分、展望台に無事到着!なかなかにアドベンチャーな道中でした。
せっかくなので展望台で集合写真。
展望台からの景色。筋雲が春らしい雰囲気を出してます。下から吹き付ける風も気持ちいい!
珍しく写真を撮るT谷。自慢の日除けキャップが風になびかれ、爽やかさを演出。
ササ峠方面。山桜も終わりに近い。城ヶ峰や三峰山も登ってみたいですな。
ここでTwitterに投稿。チャリで来た。のノリで投稿するも見事に滑る。
昼食の準備中。不安でいっぱいだった隊員7号ですが、意外な程余裕だった様子。
無難にいつものセット。カロリーメイトやお菓子も買いましたが結局食べず。

昼食後、下山開始。その前に梵天山の山頂を目指す。
梵天山展望台を後にする。次回は久々にスーパーカブで来よう。
山頂への取付きへ移動中。この付近も倒木がチラホラ。尚、馬別れから神通方面の道中が台風によってエライことになってたそうで。オフローダーの皆さんが整備して、何とか通り抜けできるようになっているそうです。
ここから梵天山の山頂へ向かいます。いきなり地形がかわってますが、なんとか進めそう。
幾つかの倒木を潜り抜けて山頂を目指します。・・・といってもほんの数分で山頂に行けます。
梵天山(ぼんてんやま)の山頂で登頂記念。山頂は468.7mとなっています。
梵天山の三角点。石がのっかってますが、その石には「梵天山」と彫られてました。
お?このポイント見て思い出した写真が一枚↓
これ笑 17年前(2002年)の同ポイントにて。駄菓子屋で買ってきたお菓子をここで食べてる最中の一枚。何故、わざわざこんな藪ってるところでw
帰りも岩稜ルートを通り、ピストンする予定でしたが・・・
正規のルートはダメそうですが、別ルートが案内されてました。これは前回間違って登ってしまった作業道の方を通れということかな?まあ行けそうなのでピストンはやめて、こっちから下ることにします。
13時39分、下山開始。落ち葉が多くて結構滑るので小股で慎重に下りていきます。浮石が落ち葉に隠れてたりするので、結構気を遣う道中。
ロープを跨いで後ろ向きに下るT谷。結構長い下りです。
正規ルートとの分岐。ここを直進します。
道中、適度に休憩を挟みつつ、どんどんと下ります。そろそろ膝が痛くなってきた隊員7号。頑張って下ります。
なかなか凄いことに。地面がえぐれてます。幸いにも通行には支障なし。
山桜でピンクや赤が映える山並みをバックに、もくもくと歩くT谷。今回はまったく膝の不安なく下れたそうです。やっぱり自転車通勤が効いてるみたい。
分岐を発見。テープもちゃんと巻かれているので、こちらを下りてみます。
ちゃんとした登山道になってます。このまま下りても大丈夫そうなので進みます。
若干険しい道中。ほぼ直線でわいわい村の方角へ下っていきます。
この辺りはちょっと危険なにおい。先行する隊員7号が注意箇所を教えてくれてます。
滑っ!・・・らないT谷。今回は体力も足もまだまだ残しての下山となりました。
無事下山。えらいところから出てきました。
この辺り。行きしなに横通りましたが、まったく気づかず。ただ、着地点が駐車場寄りになり、随分とショートカット出来たみたい。
下山を記念して。適当に撮ったもんだからまた草生えとるw
14時33分、駐車場に到着。少し早いですが、これにて本日の山行も無事終了。全員ケガ無く転倒も無くゴールできました。
駐車場の桜。今日は桜吹雪が見事でした。もう桜の見頃も終わりですね。
気持ちの良い空に心地よい疲れ。さて、帰りますか。

今回、ひっさびさの登山となった隊員7号でしたが、登り始めて15分後には心が折れかけるという事態に(笑)。しかし、急登を幾つか登って体が温まってくると、エンジンがかかってきたのかそのまま展望台まで問題なくスタコラ登頂。元々が健脚で運動神経も抜群なので、体が慣れてくれば問題なく登れるということですね。

ただ、下りで膝に痛みが出てきたそうなので、T谷と同様、膝周りを少し鍛えたほうが良いのかもしれません。尚、私も一時期、膝周りが痛むことがあったのですが、少し体重を減らしたことが良かったのか痛みが出なくなりました。体重の増加分が膝への負担となっていた模様・・・。

そして、あと1キロ、なんとか下げたいんですが、現在停滞中。いや、むしろまたちょっと肥えたかもしれません・・・汁

今回は、昨年の台風の影響で地形が変わっている場所があり、前回歩いた時よりも難易度が上がっているポイントがありました。さすがに命の危険を感じるような所はありませんでしたが、今年の初登山としてはちょっとしんどかったですな。

4月はもう1回登る予定。さて、また仕事仕事・・・。

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