2013年が明けまして、例年ならどこぞへ足を延ばしていることが多かったお正月の三が日、今年は自宅でゆっくりまったりしておりました。そして4日となった本日、三が日も過ぎ、正月の混雑もひと段落してるでしょう!というわけで、年始の行動を開始。去年も一発目から温泉に入ったので、今年も温泉に入って1年をスタートさせることにします。
初風呂としてチョイスしたのは、日本三古湯の一つでもある、愛媛県の道後温泉。当初は和歌山の白浜温泉を予定していましたが、せっかくの正月(?)、もう少し遠出をしようということで、道後温泉となった次第です。しかし、出発の時間は午後1時過ぎ。最初は白浜温泉に行く予定だったので、出発の時間もこんな時間になってしまったというわけです。
自宅~与島パーキングエリア
阪和自動車道から関西空港自動車道→阪神高速へ。
少しだけ雪がぱらつき気温は低め。でも今回は酔止めを服用して車へ乗車。天候は関係ありません。
あべのハルカス。2014年の春にオープンです。「世界一高い駅ビル」としてギネス申請するそうな。
ちなみに、横浜ランドマークタワーの296mを抜いて、日本一高いビル(300m)となります。
鳴尾浜球場を通過。タイガース、今年はまったく予想がつきませんね。
あわよくば優勝してほしいところです。
六甲方面。泉州からだと、間に大都市・大阪を挟んでいるので、なかなかこの近辺まで足を伸ばしづらい。
阪神高速5号湾岸線→3号線と乗り継ぎ、第二神明道路へ。
垂水PAで小休止。トイレだけ済ます。
さて、道中は特によりみちせず、ガンガン進みます。
第二神明道路を降りて、加古川バイパス(国道2号線)→県道29号線→龍野ICから山陽自動車道へ。
岡山県に入り、倉敷JCTより瀬戸中央自動車道へ。
瀬戸大橋の主塔が見えてきました。
瀬戸大橋(せとおおはし)は、瀬戸内海をまたいで本州(岡山県倉敷市)と四国(香川県坂出市)を結ぶ10の橋の総称であり、本州四国連絡橋のひとつ。(wikipediaより)
ウィキの説明見てると、瀬戸大橋は10の橋すべてを一つとしてそう呼んでいるんだとか。知らなかった・・・。
瀬戸内海に浮かぶ島々。
与島パーキングエリアへ。与島の左半分に大きなパーキングエリアが作られています。
西日がかなり良い感じに傾いてきており、綺麗な夕日&夕焼けが見れそうな予感。
ぐるぐると複雑に入り組んでいる与島PA。画像に写っているループ橋を降りてPA入りします。
巨大な橋の橋脚。ちなみに、高速道路のすぐ下に鉄道(JR本四備讃線)も走ってます。
本州四国連絡橋のシンボルキャラクター、わたる君。頭の上に乗ってる車が良いw
紹介用HPありました。>>わたる君のプロフィール
与島PAから北備讃瀬戸大橋(きたびさんせとおおはし)を写す。
その北備讃瀬戸大橋を両手で掴んで持ち上げようとする隊員3号。
北備讃瀬戸大橋(画像左)と南備讃瀬戸大橋(画像右)。
画像右の奥に見える特徴的な三角の山は、讃岐富士(飯野山)といって、讃岐七富士の一つらしい。
パーキング内をうろうろしていると夕日が!
まだ太陽が少し高いのですが、もう少しで瀬戸内に沈む太陽を拝めそうです。
パーキング内をうろうろ。あちこち散策してみる。
与島PAからの夕陽・夕焼け
パーキングエリアの中にちょっとした展望台があるので、そこへ登って夕日鑑賞。
ちょうど良いタイミングで漁船が走ってきました。
なんだか絵になる組み合わせです。お気に入りの一枚。
瀬戸内海に沈む太陽。
展望台からパノラマ。うーん、パノラマ機能やっぱり欲しいですね(笑。
ぜんぜん知らない人ですが、シルエットが良い感じだったので撮影。
うどん県のうどんを食べてみる
綺麗な夕日も見れたので、パーキングで食べれるという讃岐うどんを食してみることに。四国へ過去3度訪れて、実はうどんはまだ食べたことがありませんでした。
「うどん県。それだけじゃない香川県」
ちくわの磯部揚げをトッピング。うん、普通にウマイ!
なんでも美味しく感じるアホな舌なんで、感想も何もありませんがw
食後のソフトクリーム。濃厚で美味しい。
実物大のケーブルの断面が展示されてます。
日によってライトアップを行なっているらしい。
>>瀬戸大橋のライトアップの日程
道後温泉椿の湯と道後温泉本館
与島PAで腹も満たし、日も沈んでここからはナイトラン。再び移動を開始します。瀬戸中央自動車道から坂出JCTを経由し、高松自動車道→松山道と進む。現在、松山自動車道は宇和島まで延びており、母方の親戚が住んでいる津島へ帰郷するにも非常に便利になりました。
さて、四国を西に走り続けて、松山ICで高速を降りる。国道33号線から道後温泉へと進む途中のコンビニで飲み物購入。さすが愛媛県といった感じの「伊予柑 のむヨーグルト」を購入。かなり美味しい!まとめ買いしておきたいレベルの美味さ!
伊予柑 のむヨーグルト。毎日でも飲んでしまいそうな程美味しかった。
道後公園駅。。松山といえば路面電車ですね!
坊ちゃんカラクリ時計。8:00~22:00の間で1時間ごとにカラクリで動くらしい。
タイミングが合えば後で見てみることにします。
道後温泉本館のすぐ近くにある駐車場に車を停めて、道後温泉を巡ります。
実は駐車場に停める前に、日帰りで自宅に帰るのがめんどくさくなってきたので、付近のユースホステルで宿を取ろうと考えいくつかあたってみましたが、どこも満室。無計画にいきあたりばったりで来てしまったので、しょうがないですけどねw
道後温泉本館を上から。三が日は過ぎ、尚且つ夜間でありながらなかなかに盛況の様子。
道後温泉(どうごおんせん)は四国・愛媛県松山市(旧国伊予国)に湧出する温泉である。日本三古湯の一といわれる。(wikipedia 道後温泉より)
道後温泉の外観なぞ。
昔は本館の前も道路だったみたいですが、現在では石畳となり、歩行者専用となっています。
道後湯之町を散策
道後温泉本館へは後で入浴するとして(混雑していたため)、しばし付近を散策。
風情ある温泉街の様子が楽しめます。
人力車。ちょうど乗ってる方もいましたが、非常に寒そうでした。実際、かなり寒かった!
引っ張る人は大変な仕事ですね。
この広場に置いてあるベンチで記念撮影をするとよさそうですね。
数体の人形が置いてあってにぎやかです。
道後温泉 椿の湯
さて、道後温泉の本館が結構混雑している様子でしたので、先にこちらの「椿の湯」へ浸かっておきます。この椿の湯は、本館と同じ源泉を使用した共同浴場で、普段は地元の方がよく利用しているそうな。道後温泉本館から西に歩いて1~2分のところにあります。こちらはあまり利用している人が少ないらしく、内湯が一つのみの浴槽でしたが、ゆったりと湯船に浸かることができました。
温泉の中の様子等はこちらの記事にて詳細が載っています。
道後温泉 椿の湯外観。非常に赴きある立派な作りの外観です。
入り口と案内看板。
主に地元の方が利用しているそうで、本館が混雑していてもこちらは比較的空いている様子。
料金。安いです。本館とここと、両方入っておくと良いですね。
道後温泉駅と坊ちゃん列車
椿の湯に浸かった後、商店街をうろうろしながらお土産等購入。暫く歩いていくと、道後温泉駅が見えてきた。駅前には機関車が置いてあり、「坊ちゃん列車」の石碑が。「坊っちゃん列車」という呼び方は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」で登場人物が利用したことから、タイトルに「列車」が付いて、そのまま人々に親しまれるようになったことによるものだそうです。ちなみに、こちらに置いてある列車は復元されたものだとか。
道後温泉駅。明治時代の趣が感じられる外観です。
坊ちゃん列車。これ、今でもちゃんと動いてしかも乗れるそうです。
運行のスケジュールは伊予鉄道の公式HPに載ってます。
>>坊ちゃん列車に乗ろう!
丁度路面電車が入ってきました。動画も撮影しておく。
動画:伊予鉄道 道後温泉駅
坊ちゃんカラクリ時計
時間を見ると9時45分。10時がカラクリが動き出す最終の時間。せっかくなので見てみることにする。待ってる間寒いので、カラクリ時計のすぐ横にあった足湯に手をつっこんだりして保温。それでもかなり寒かった・・・。せっかく先ほど温泉に入ったのに、もう冷えてしまいました(笑)。このカラクリ時計を見た後に、道後温泉本館にもう一度入ります。
カラクリ時計稼動の15分前。
時間も遅いのでかなり人気が無かったのですが、時間が近づくに連れて若干賑やかになってきました。
>>坊ちゃんカラクリ時計の動き。色々と音楽のパターンがあるみたいです。
坊ちゃんカラクリ時計の説明看板。
足湯。外の気温が低いせいか、かなり温く感じる。ほとんどあったまらないw
四国霊場 第52番 太山寺・・・の石碑。
道後温泉に入浴
さて、坊ちゃんカラクリ時計の賑やかな動きを見ていたら、かなり体が冷えてしまいました。というわけで、道後温泉の本館で再び温まることにします。入浴料は400円ですが、他にも800円、1200円、1500円と料金が分かれており、それぞれで待遇(笑)が変わります。ゆっくりしたい方は800円以上の料金で入浴したほうが良いでしょうね。
料金表と入浴券。記念にとっておきます(笑)
本館ってば、何から何まで非常に赴きのある、歴史を感じずには居られない古風な作りが素晴らしい。
床がギシギシ鳴っており、そこがまた良い(w
本館の浴場は、西と東に分かれており、両方に浸かってみましたが、内湯一つのみで作りはまったく同じ。泉質ももちろん一緒です。椿の湯と同じ源泉が使われているので、先ほど入った椿の湯とまったく同じお湯です。
道後温泉~帰宅
松山ICから高速にのり、一気に淡路SAまで移動。
ここでトイレと小休止。
時間的にはもう夜中。人気はほとんどありませんが、付近を散策。
時計の針は午前3時を指そうとしていました。
淡路SAから神戸市の夜景。
この後、自宅までは一気に移動。午前4時過ぎに無事自宅着。大阪の南部から四国東部へ日帰りという無茶な工程(しかも午後に出発)でしたが、日本三古湯の一つと言われている道後温泉に浸かることができたので満足。これにて新年一発目の温泉紀行も無事終了。紀行というか、もうほとんど”奇”行ですね。