葛城山~神通~麻生津峠ツーリング

久々に開催されたオフ会!掲示板で仲良くさせてもらっている、まきまきさんとそのご友人、まりもさんとの初顔合わせ。
シェルパーズからは、黒兄と隊員5号(アズー)が参加です。
BBSにてオフ会の話が盛り上がり、そして本日、無事に開催の運びとなりました。

当サイトは、公開してからの時間は随分と経ってはいるのですが、オフ会に関しては過去に僅か3回しか行っておりません。
そして、今回がその4回目となりますが、果たして無事に終了することができたのか?
隊員5号が林道で吹っ飛ぶような、そんなアクシデントがどうかありませんよーにっ!

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葛城山で待ち合わせ・・・の前に紀泉高原林道支線へ

今回は和泉葛城山で、お昼の12時に待ち合わせです。
第一回目のオフ会では、1時間以上も遅刻してしまうという大失態を犯してしまったため、
隊員5号との合流時間をちょいと速めに設定。待ち合わせ場所のコンビニへ11時に集合です。


コンビニで飲み物とチョコレートを購入。隊員5号を待っている間、軽く食べておきます。

待つこと暫くで隊員5号が到着。颯爽と登場しました。

時間はちょうど11時。ここでまきまきさんからメール。ちょいと到着が遅れるかもしれないとのこと。
というわけで、集合場所の葛城山へ行く前に、ウォーミングアップとして林道を一本走っておくことにします。


神通温泉横から紀泉高原スカイラインへと入り、そこから紀泉高原林道の支線へと進む。本日走行を予定していた林道です。
今回は変態ブラマウント(チェストマウントハーネス)を隊員5号に装着。臨場感溢れる独り言アワーをお楽しみください(笑)

動画:林道どうでしょう 隊員5号の独り言アワー(紀泉高原林道編)


大雨にやられたのか、山肌が崩れています。ここはなんとかクリアできましたが・・。


少し進んだ先がさらに崩れていました・・。
実は林道入り口に、通行止めのゲートが置かれていたのですが、これが原因でしょう。
行けないことはありませんが、オフ会の前に無理して怪我でもしたら台無しなので、大人しくここで退散。
待ち合わせ場所のハイランドパーク粉川へと向かいます。
>>紀泉高原林道の様子はこちら

無事合流!


待ち合わせ場所で待つことしばらく!
今回の参加者であるまきまきさん@スーパーシェルパと、まりもさん@WR250が無事到着!
軽く挨拶と自己紹介を兼ねて、しばらくバイク談義をば。


スーパーシェルパ(2002年式)。自分以外のシェルパをまじまじと見たのはこれが初めて。
オイルはまだ漏れていない様子でした(笑)。全体的にキレイなシェルパです!


別角度からもう一枚。まりもさんのWRに跨らせてもらいましたが、両足つんつんどころか、片足も着きませんでしたw
ちょいと試乗させてもらおうかなーと思ってましたが、この時点でその気も失せるorz

さて、しばらく談笑した後、この後の工程を考えます。
当初の予定では、葛城山周辺の林道をはしごして、山の中をあちこち周ろうかと思っていましたが、
梅雨時に降り続いた雨の影響で、林道の路面の状態が良くないと判断。
雨の少ない時期にまた走行しましょう!ってことで、適当にまったりツーリングする方向に変更。
一旦葛城山の麓まで降り、松峠林道を抜けて旧池田トンネルへ久々に寄ってみることにします。
後から考えれば、この変更は正解だったかもしれません(笑

粉河中央線支線~桜池~松峠林道

粉河中央線を和歌山方面へ降りていき、途中にある支線から、桜池方面へ進みます。
林道をまったく走らないというのは面白くないので、比較的走り易い松峠林道を走ることにします。
また、その道すがらに旧池田トンネルへと進む分岐もありますので、このコースを選択しました。

動画:粉河中央線支線~桜池~松峠林道

上記の走行動画ですが、粉河中央線支線~桜池~松峠林道までの工程を撮影しています。7:40~桜池、7:54~松峠林道。
動画の一番最後、 志野峠へ分岐する三叉路で突然の土砂降りに遭遇!
NHKで最近よく言われている、「これまでに経験したことが無いような雨」の表現がぴったりの雨にやられてしまう・・。


緊急でカッパを着込む一同。隊員5号はレインコートの類を持っていないので、持参していたカッパを貸し出し。(上だけ)
しかしながら、レインコートを着込むも、この後さらに強まった雨脚で、一同ずぶ濡れに。
瞬く間に林道の路面が川のようになってしまい、さすがに恐怖を感じました。
さらにまきまきさんのスーパーシェルパと隊員5号のTW225Eの調子が悪くなる。このままではパーティーが全滅してしまう!

そんなわけでして、ここからすぐ近くにある、神通温泉へ避難することに。
雨宿りができるスポットのすぐ近くまで来ていたのは幸い。イレギュラーな雨となりましたが、天候には敵いません。

神通温泉でランチと温泉


神通温泉で雨宿り。ちょうどお昼時なので、昼食も頂きます。
4人とも神通温泉セットをチョイス。1500円で定食+温泉に入浴できる、お得なセットでです。

この時点で、オフ会林道ツーリングが、オフ会温泉同好会に変貌(笑)。
各自、雨によって冷えてしまった体をしっかりと温める。
久々に入浴する神通温泉は、なんだか泉質がとってもツルヌル!非常にいいお湯です!
うわさによると、1日に7回お湯の色が変わるらしいが、
この情報をどこでだれに聞いたか忘れてしまいましたので、未確認情報としておきます。
一応、Wikipediaに以下のような記述がありましたので紹介しておきます。

地球にかかる大気の圧力と海の干潮時、満潮時、及び地球が自転する遠心力によって泉水の色が濃くなったり薄くなったりするとされる不思議な湯。成分の中には、全国的にも珍しい浸透性殺菌力が含まれており、美容と健康に大変効果がある、と謳われている。


湯上りはもちろんこれ。コーヒー牛乳ですwこれにはまりもさんも激しく同意!ある意味温泉の後のメインイベント(笑

神通温泉 DATA

住所和歌山県紀の川市神通150-1
TEL0736-77-7553
利用料金大人:640円
子供:420円
営業時間11:00~21:00
定休日毎月第三月曜日
ホームページ神通温泉
アクセス

さて、温泉に浸かった後、外を見てみると、天気は回復!晴れ間も見えてます。
なんとかツーリングも続行できそうなので、再度これからの工程を考える。
当初の予定通り、旧池田トンネルを訪問し、その後は林道ではなく、通常のツーリングコースを走ることにします。

みんなの服が乾くのを待って、まずは旧池田トンネルへ向かいます。

久々の旧池田トンネル


最後に訪れたのは、なんと8年前!年月の経ち方にちょっと軽く衝撃を受けましたが、気を取り直して見学開始!
・・と、その前に付近の様子を幾つか。


なんと!前回訪れた際は、ここまでの工程はバイクでの進入が難しいシングルトラックだったんですが、
立派な林道に変貌していました。


入り口付近までバイクで来ることが可能になっています。
但し、雨が降った後は非常にぬかるんでしまう様なので、軽自動車ではスタックする可能性があります。

なんにしても、この林道の開通のお陰で、気軽にこの旧トンネルへ訪れる事が可能となりました。
トンネルまでの工程を整備した理由が良くわからないのですが、名所として整備されたりするんでしょうか?


旧池田トンネル(池田隧道)の内部。前回訪れた時には無かった謎の容器が置いてありました。


反対側に抜けてきました。トンネルの出入り口の上には、もうほとんど見えなくなっていますが、「池田隧道」の文字が。


トンネル内部。トンネルの中はヒンヤリとしていて、湿気を帯びた風が吹き抜けています。


前回はまったく居なかったコウモリが大量です。
トンネルの全高がとても低いので、自然と顔のすぐ横を飛んでいくわけですが、コウモリってば、絶対に人間には当たりません。


バッサバッサと飛んでおります。一匹くらい顔に当たるかも?と身構えてましたが、いらぬ心配でした。


トンネルから無事脱出。そして謎のポーズをとる隊員5号。
後から気付いたんですが、いつのまにかストレートパーマあててたんですねwすぐに気付いてやれなくてスマンw

久々に見る旧池田トンネルでしたが、当時とほとんど様子も変わっておらず、静かにひっそりと山中に存在していました。
トンネルまでの道が整備されていたり、コウモリが大量に住み着いていたりと、変化しているところもありましたが、
基本的には何も変わらず、今後もずっとこの場所で、一部の物好きなマニア達を喜ばせ続けることでしょう。

すでにこのトンネルの存在を知っていたまきまきさんとまりもさんも、実際に見てみたそのトンネルに感動していた様子。
少なくとも、ワタクシにはそう見えましたw隊員5号にとっても、良い思い出となったことでしょう!

暗峠を凌駕する?麻生津峠の激坂に挑む

天気も回復し、雨の心配も無さそうな気配となってきたので、ちょいと足を伸ばして、和歌山の北部へ向かうことにします。
行き先は、過去何度かレポートしている、麻生津峠(おうずとうげ)。県道指定の道でありながら、走行が困難な区間が存在する、
まさしく”険道”なこの道を、今回のオフ会メンバーで走破してみたいと思います。


紀ノ川にてバイクの集合写真。・・・今更ですが、4人全員で整列しての記念撮影を忘れておりましたw


同じく紀ノ川の堤防にて。


ここからふと山に視線を写すと・・・山の頂上付近に見える、謎の物件。
そうです、飯盛山荘がここから見えているんです。折角なので、麻生津峠を超えた後、1年ぶりに訪れてみることにします。

動画:麻生津峠(和歌山県道120号上鞆淵那賀線)

スーパーシェルパ2台、TW225E、WR250の4台で、麻生津峠の激坂区間を走行。激坂区間は9:06から。
工事中だった新道が開通しておりましたが、あえて旧道を進みます。


麻生津峠に到着。隊員5号が停車している方向が県道です。
昼間でも薄暗い道中で、道路の幅も車1台分がやっと。車とバイクの離合もしんどい箇所があります。


これからこの激坂にチャレンジします。キャビーナ90では人力パワーが必要な程の急坂。
今回はスーパーなシェルパに乗ってますので、問題ありませんでした。

1年ぶりの飯盛山荘と飯盛城


飯盛山荘に到着。相変わらず、しっとりとした寂れた雰囲気を醸し出しています。
しかしながら・・・残念なことに、何者かによってあちこちのガラスが割られてました。
こんなところまで来てわざわざガラス割っていきますか・・・。
表から見える、窓にかかっていたカーテン等も破られてる様子でした。
1年前に撮影した画像と見比べてみると、荒れ方が良くわかります。


時計は相変わらず、1時44分で止まっています。

この場でまきまきさん達と談笑していると、地元のおっちゃんが軽トラにのって颯爽と登場。
飯盛山荘に関して新たな情報を教えていただきました。

  • 3年前までは営業していた
  • 最上階から見る眺めが非常に良かった
  • お客さんがまったく来ない(来れない)ので廃業した(道中の道が悪すぎるため)
  • 薬草釜風呂はやはり良かったらしい

他にも、この先にある飯盛城と神路原神社(こうろばらじんじゃ)の事等も教えて頂きました。
一瞬話が長くなりそうな気配が漂いましたが、そんなおっちゃんのご好意を無下にするわけにはいかず、
直立不動で聞き入る我々でありました。笑

飯盛山荘に関しては、どうやらもう営業再開は無さそうです。もっと早くにここの情報に辿り着くことが出来ていれば、
釜風呂に入ることも出来たかもしれません。残念。


さて、お次は飯盛城へ。こちらは1年前と何も変わっておりません。
それほど大きな城ではありませんが、石垣や瓦等、本格的な造りになっています。


飯盛城からの眺めはなかなかに絶景。
今回もすこしモヤっていたのが残念ですが、前回よりはマシですね。

麻生津峠を越え、飯盛山荘と飯盛城の見学も無事完了。
まきまきさんとまりもさんは、これから大阪市方面へ向けて帰らなければならないので、本日の工程はこれにて終了です。
飯盛城から山を下り、r4→R480→R24→広域農道と進んで、途中でまきまきさんとまりもさんを見送り。
これにて、第4回目のオフ会は無事終了となりました。

今回のオフ会のまとめ

今回参加して頂いたお二人とも、とっても気さくでしゃべりやすく、ネタ的要素も十分許容して頂けるタイプの方でした(笑)
初顔合わせということで、少々遠慮がちな本日となりましたが、これに懲りずに、またご一緒頂ければと思います。
ツーリングの内容に関しては、土砂降りに遭遇してしまったり、走行を予定していた林道が通行止めになっていたりと、
多少のイレギュラーはありましたが、有名どころではない、マニアックなスポットをいくつか周ることが出来たので、
個人的には楽しかった本日となりましたw

ご参加頂いた、まきまきさんとまりもさんのお二人にも、楽しんでいただけたであろうと勝手に解釈しております(笑)
今回はお付き合いいただきまして、ありがとうございました!


道の駅 根来さくらの里でコーヒー休憩。


晩御飯にラーメン。隊員5号と反省会等。林道走行にとっても気力と体力を持っていかれたそうな。
次回のタイヤ交換の際は、ブロックパターンを入れて下さい!

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