隊長(黒兄)、隊員3号(ユタッチ)、T谷(アッキー)の3人で、2年間探し続けた、とある山奥にある旧トンネルを探索しました。
旧トンネルまでの道のりは、長く険しく、激しいものでした・・・。
その他の関連ページ
machoismでも本日の活動を掲載しています。 併せてご覧いただくと、楽しさ倍! 林道三昧 2 3 4 |
序章・・・
もともと、本日は活動は何もしない予定でしたが、午後から男里の暴虐男児ことアッキーが、新マシン「スーパーDio」に乗って颯爽と現れたことから本日の活動を思い立ちました。まあたんなる、ミニツーリングになる予定でした。予定でした。(←ここ重要)
少なくとも、出発前にはアッキーもそう思っていたことでしょう。それがこのニューマシン最後のツーリングになるともしらずに・・・(含み笑い)。
出発前の一コマ。 何も知らないアッキーは、 カメラを前にサービスポーズをとる。 アッキーには「軽く走りにいこうや」とだけ 言っていました。 |
語り部「出発の準備を整えたフェロモンズは、地元の道を走るふりをして、
徐々に山へ山へとバイクを走らせた・・・。」
「たぶん山の方へ走りに行く」と考えていましたので、やたら薄着のアッキーのためにと、 こっそりと防寒着を用意していました。なんて情の厚い我々!上杉謙信も真っ青! 画像はその防寒着を半ばあきらめた表情で着込むアッキー。 もっと嬉しそうな表情(かお)しんさい! | ||
|
前の日に雨が降ったということもあり この地点まで来るための道(画像奥)が とってもマディ!(←ぬかるみのこと) おまけに急斜面ときたら、オフロードバイクでない アッキーのスーパーDioはひとたまりもありません。 「なんなこの道は!!」 といって怒っているにもかかわらず、 | |
そして、そのにやけ顔アッキーのあおりを食った ユタッチ@FTR223。 ちょっと遅れてこのポイントに到着。 なぜ遅れたかは、machoismにて語られる 事でしょう。 |
語り部「命からがら、ぬかるんだ林道を走り抜けたフェロモンズ。
しかしここからが本番。林道はまだまだ続くのであった・・・。」
林道分岐点にて、まずはユタッチが無事到着。 | 続いてアッキー。やはりスクーターにはつらい道のようです。 |
林道分岐点の広場にて、バイクの集合写真。 | お次はアッキーとバイク達。アッキー、すでにヘロヘロの様子。 |
とりあえず集合写真を撮る。まだそんなにくたびれてない(アッキー除く)。 |
語り部「この後、ここから程なく行ったところに有る絶景眺望ポイントへ。
そこでフェロモンズは、驚愕の新事実を目撃する事になる!!」
ボンテン山突入!そして廃村へ・・・
「久々にあそこでも行って見るか?」というわけで、昔訪れた、某電波塔?へ行ってみることに。
そこで我々は、変わり果てた(良い方向に変わったという意味で)その電波塔を目の辺りにする。
ボンデン山と読みます。 難しい読みです。 | 案内看板まで完備。 どうやら遊歩道を整備してる最中のようです。 |
おおぉぉ、こりゃ立派な展望台です。 ここからの眺めは申し分ないことでしょう。 残念ながら、今日は職員の方に「まだ登っちゃダメよ」みたいな ジェスチャーをされたので登れませんでした。 また改めてチャレンジしたいと思います。
| |||
ボンテン山展望台を、消化不良気味に後にした我々は、次なる目的地、「某廃村」を探索すべく
馬別れと呼ばれる地名の三叉路へ向かいました。(語り部システム(仮)は廃止しました)
三叉路、馬別れにて。 途中、カラスらしき死体を目撃してしまい 少しテンションが下がる。と、鳥インフル… 見なかった事にして先へ進みます。 |
三叉路を山へと走る事暫く・・・次なる目的地、「某山奥に眠る廃村」へと続く枝道に。
怪しいオーラを発してるような気がしますが、そんなことはお構い無しに先へと進む事にします。
かなりの道の荒れ様ですが、スーパーシェルパ&FTRにはノーナッシング!
アッキーが駆る原付がやばそうですが・・・ま、気にしない気にしない♪
この辺りでようやく、自分が騙されたと確信するアッキー。
遅すぎる気がしますが、そこがアッキーのいいところでもあります。アホなだけ。
「アレ登るんかよ!ハゲ!!」と激しく 憤慨するも、 なぜかノリノリなアッキー。 フェロモンズ、こんなヤツらばっかりです。 |
廃村へと続く道は、自然へ帰りつつあるような凸凹道で、走りにくいことこの上なし。
しかしその辺りは、オフロードバイクの特権をいかしてゴリゴリ上ります。
そして目の前に現れた廃村・・・というよりは廃墟。ずいぶん長い間、放置されているようです。
姿を現した、某廃村・・・いや廃屋。 かなり朽ち果てています。 | |||
入り口から中を見てみる。 荒れてます。 | |||
土壁というのが、歴史を感じさせてくれます。 個人的に大好き! | |||
中へ入ってみます。 ほこりっぽいです。
|
ブーメランのようなモノを振り回すアッキー。 人様の軒先でなんてことしやがるんでしょう? いや、人様はもう住んでないんですけどね・・・。 後はこのまま自然へと還っていくのを待つのみです。 |
廃屋の調査を終了した我々は、本日の最終目的地、某旧トンネルへと向かう事にしました。
廃屋へと続く道を降りるフェロモンズ部員。 良く見ると、道のあまりの酷さに耐え切れなくなった アッキーのスーパーディオがエンジンストップ。 エンジンが停止して、ヘッドライトが消えています。 ⇒拡大画像 | |
激しかった林道は、この辺りから穏やかに。 アッキーのスーパーディオの様子が少し変ですが 気にせず先に進む事にします。 | |
この辺りからようやく人の手が加えられた形跡があらわれる。 |
太陽は沈み、辺りが闇に包まれ始めた頃、ようやく旧某トンネルへと続く登山道の入り口に到着しました。
ここから約20分程行った先に、我々が2年間探し続けた「旧某トンネル」があるのです・・・。
そして某旧トンネルへ
つづら畑、馬別れ、廃村と進み、日が沈む頃ようやく某旧トンネルへと続く登山道に到着。
某旧トンネルへは、この登山道を少し歩いた所にあります。
暗い上に足元はぬかるんいますので、慎重にその登山道を進む事にします・・・。
ここからさらに歩かなければならないと知り、 顔が引きつるアッキー。 目元がおぼつきません。 | |
結構荒れてます。 この荒れた登山道を、アッキーはつっかけで 歩かなければなりません。 そりゃ顔引きつるわなw |
そして暗く湿った登山道を歩く事暫く・・・。
|
早速進入を試みる我々。 ユタッチが先頭きって潜入しようとしましたが、 ちびりそうになったとかで黒兄が行く事になりました。 いっときますが、このトンネルは怪奇話は 一切ありませんのであしからず(しつこい?) | |
天井を見上げるアッキー。 作られてから120年近く経過してとは思えない程 状態はいいです。 匠の業を感じずにはいられません。 |
トンネル内でたたずむユタッチとアッキー。 ライトを消すと、とても暗いです。 そしてアッキーのピースサインがキモイです(笑 |
トンネル内部の崩れもなく、保存状態も良いです。 おそらく来る人も殆どいないのでしょう。 |
反対側に抜けました。 | と、イキナリ断崖絶壁です。落ちたらヤバイです。 |
以上で某旧トンネル探索を終了とします。
最後の辺りはネタもなく普通の探索記録になってしまいましたが、この場所ではキャッチボールもネタも出来そうにありません。
そんな雰囲気漂うこの某旧トンネルですが、昔は重要な役割を果たしていたそうです。
地図からも消えて、今はその余生をひっそりと送っているのです。
それを邪魔しちゃ、真面目なアウトローを自負する我々の名が廃るというもの。
探検を終えた我々は、静かにその古びたトンネルに背を向けました・・・。
※補足と注意
旧池田トンネルは、現在(2004年3月の時点)でも問題なく現地まで足を運ぶ事ができますが、実際に訪れた際に発生した事故や怪我に関しては、当サイトでは一切責任を負いません。各自の自己責任で、探索をお楽しみ下さい。ちょっとお堅くなりましたが、危険な箇所は殆どありませんので、お弁当でも持参して、保存状態の良い、この歴史あるトンネルにて、匠の業を感じてみてください。