GoPro HD HERO2のマウントと固定方法

GoProの購入から約5ヶ月が経過し(最強の車載動画用カメラ GoPro HD HERO2を参照)、その間で走行動画を中心に結構な本数を撮影しました。ツーリングレポートや雑記でも、可能な限り紹介している状態ですが、ここでちょいと現在の固定方法等を紹介してみようと思います。GoProは様々な追加オプションがあり、自分の撮影スタイルに合わせて色々と選択肢が多いのがいいですね。

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ヘルメットマウント

今のところ、一番使用する頻度が高いのが、このヘルメットマウントです。ちょんまげマウントとか、とのさマウント等、その見た目からネタ的要素も強いマウント方法です(笑)。しかしながら、GoProの固定方法としては、最もオーソドックスで振動も一番少なくなるのが、このマウント方法ではないでしょうか?

目線(or頭の動き)の方向を撮影する事が出来るので、進行方向だけでなく、左右上下、様々な角度で走行中の映像を残すことが可能です。取り付け、取り外しもネジ一本で行うことが可能なので、ツーリング先で休憩する際も手間になりません。しかしながら、人によっては目まぐるしく視点が変わる映像で酔ってしまうかもしれません。そこが長所でもあるわけですが・・。

使用するパーツは、GoProの本体以外では、すでにヘルメットへ設置済みの台座部分(接着式カーブマウント)のみ。実質本体だけ持っていけばOKなので、準備するパーツが最小で済むのも長所の一つです。

チェストマウントハーネス

オプションで後から買い足したパーツです。その名もチェストマウントハーネス。このマウント方式を取ることで、ちょうど胸の辺りにGoPro本体を固定することが出来ます。ヘルメットマウントよりも、かなり視点が下がるので、地面の写る範囲が増え、スピード感がアップします。

主にスーパーカブとスーパーシェルパに乗った際に利用していますが、このマウント方法による最大の利点(と思っている)が、バイクから降りた後も撮影を継続できる点です。しかも両手がフリーの状態でずっと撮影を続けることができるので、例えば観光地を歩きながら撮影したり、キャンプで仲間達とワイワイ楽しんでいる様子を撮影したりと、いずれも両手が使える状態を維持することができるので、撮影側としては非常にラク。登山やハイキングで使っても楽しいと思います。

でも・・・間違いなく見た目が変態面白いことになるので、人の目はかなり気になります(笑)。単独ではさすがにワタクシも使えませんw 仲間と行動を共にする際は、走行シーン以外の記録を動画で残す際の、非常に強力な武器となります。

ちなみにこのマウント方法ですが、バイクによってはまったく使えなくなる可能性があります。例えばスカイウェイブ等のビッグスクーターだと、ハンドルやメーターパネルがかなりの範囲で写りこんでしまうので、バイクの正面はほとんど写りません。座席がハンドルから遠く、座席よりも上の位置にタンクやハンドルがあるアメリカンタイプも厳しそう。前傾姿勢になってしまうスポーツタイプでも、地面とタンクばかりを写してしまいそうです。

ある程度はオフセットして角度の変更が可能ですが、上方向への角度調整に限界があり、上に掲載している画像の位置からあとほんの少しだけ、上方に角度を変えることが出来る程度です。

チェストマウントハーネスにGoProを固定して、キャビーナ90で走行した場合(動画から映像を抜き出して静止画に変換したもの)。前を走っている筈のメンバーがまったく見えません。失敗例の一つです。

車体の横方向の面積が少ない、オフロード/モタード系や原付(スクーター)、ネイキッド系との相性が良いと思いますが、前述した様に、バイクから降りた先でのシチュエーションでも用途が多いので、個人的には使い勝手の良いパーツだと思います。

車体への固定(マウント)

GoProは、購入時点で最初から様々なパーツが同梱されてくるのですが、自分が購入したGoPro HD HERO2 モータースポーツエディション[CHDMH-002]には、サクションカップマウントという、超強力な吸引カップマウントが付属してきます。この強力な吸盤は、様々な車体の、あらゆる箇所(もちろん平面or曲面に限りますが)に吸着させることができるので、ヘルメットマウントの次に使い勝手の良い、マウント方法となります。

上記の画像は、キャビーナ90のリアに吸着させたところです(このマウント箇所から撮影した動画はこちら)。一見すると、かなり不安定な箇所にくっつけてる様に見えますが、まったく問題ありませんでした。ちなみにGoProへの命綱は何も付けていません(笑)。ホントは付けた方が良いです!が、この時は命綱となりそうなものを持ち合わせていなかったので、そのまま撮影しておりました。

カウルへの固定はもちろん、スクリーンへの吸着、メーターパネルの上、タンクの側面等、吸盤がしっかりとくっつく場所であれば、どこでもマウントが可能となります。上記の画像は、キャビーナ90のフロントスクリーンに吸着した例。GoProが逆さまに固定されていますが、ちゃんと上下を反転させた状態で録画できる機能もあるので、さらに自由度がアップしています。

ちなみにこの強力な吸引カップマウントですが、公式サイトによれば、飛行機にくっつけても大丈夫らしいです。wすげえ!

・・・以上、現在メインで使用しているマウント方法を3つ程紹介してみましたが、ほかにも3方向ピボットアームやハンドルバー、シートポストマウント、ヘルメットフロントマウント等、車体やハンドル、ヘルメットに固定するためのオプションパーツが豊富に用意されています。アイディア次第で、固定できないシチュエーションはまったく無い!という状態に出来そうな気がします。

まだ全然使いこなせていないGoProですが、引き続き様々なシーンで撮影してみて、少しでも楽しい映像を公開していきたいと思います。今回紹介した以外でも、さらに詳しい内容をGoPro HD HERO2のバイクへの取り付け方法で紹介していますので、併せてご覧いただければ幸い。

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コメント

  1. 雷の子供 より:

    GoPro良いですね
    小生も欲しいです
    ピントは?お任せですか?

    • onosato より:

      >雷の子供さん

      コメント有難うございます!
      GoProのピントは固定方式なので、ピント合わせをする必要が無いので、
      録画ボタンを押して録画を開始するだけなので非常にお手軽ですね。
      ピントが固定で合っている範囲もかなり広いので、ピンボケしたような映像には
      今のところなっていません。
      激しい動きが多い走行動画を撮るにはうってつけのカメラだと思います!