清水町~美山村(あらぎ島・蔵王橋)ツーリング

清水町~美山村(2003/8/7)曇り/雨


午後2時半過ぎ、いつもの定例水汲みに向かうべく美山村へ向け出発。今回はついでに清水町のあらぎ島、蔵王(ざおう)橋も見学することにしていたので、直接美山村へは向かわず生石高原を経由して清水町、その後美山村へと向かうことにする。今日は和歌山県北部の降水確率が非常に高かったので、オーバーパンツ、ジャケットにブーツと装備は完璧!・・・のはずが、後からジャケットのインナーを忘れていたことに気づき、後々これが雨中走行をさらにきついものにさせてしまうことになる。

風吹峠、広域農道を走り、何時もどおりの近畿大学横で右折。R424へと合流。このまま走って、r10経由で生石高原へと向かうのだが、ちょっと寄り道して、親戚の御中元にと、荒川の桃を購入。10個で3000円は安いのか高いのかどうなんでしょう?うまいことだけは確かです(笑)

桃購入の後、r10を走ってR370へ合流。その後r180へと進み、生石高原へ。ここでちょっといつもとは違う道から生石高原に登ろうってことで、激細の道を選んで生石高原を登ることにする。この道がまた大当たりで、険しいことは険しいが、景色が素晴しい!生石の山々にぽつんぽつんと建っている民家がなんともいえない雰囲気。和泉葛城山まで望めたりする。天気が悪いのが少し残念。

この道を暫く走ると、札立峠横へ合流。本筋のr180野上側よりも荒れ荒れだが、景色は最高な道だった。そのままr180を二川へ降りていき、しばらくして清水町。前々から気になっていた、二川ダムに掛かる赤い橋「蔵王(ざおう)橋」を見学&もちろん渡っておく。谷瀬の吊橋の足元にも及ばないが、なかなかにスリリング!橋の隙間から緑の湖面が覗く。ちょうど橋の真ん中で寝てみたりして、存分に蔵王橋を体感しておく。ねっころがった時に、シェルパの鍵を落としそうになってめちゃめちゃ焦る(橋の隙間から落ちる可能性大)。

その後、R480をさらに清水町側(東側)に走って、あらぎ島。何度かバイク走りながら見たことはあったが、写真に撮るのは初めて。田んぼで農作業してたおばあちゃん、味出すぎ!

あらぎ島を見た後、次は定例水汲み。R480を今度は西側に走って、R424→r29といういつもどおりの道順。途中対向から恐ろしく速いHONDA モンキーが。おそらくシグナルダッシュではシェルパ負けるでしょう。ピースサインしたが帰ってこなかった・・・。基本的に走りやすいR480(たまに狭路もある)を快走し、金屋町川口から、R424にちょっとだけショートカットできる、松原川口線へ。R480横を流れていた有田川が、こちらを流れている。舗装林道のような松原川口線を走って、30分ほどでR424に合流。美山大橋渡った辺りから予報通り雨。完全装備なので問題なし・・と思ってたら、ジャケットの下のインナー着てくるの忘れててかなりアホアホ。アレ着てないと、防水効果も半減もいいところ。あきらめて再び走る。そして予定より少し遅れて、美山村寒川、不老長寿の水汲み場に到着。来る途中の小薮川林道、雨降ってるせいなのか、ウシガエル&ヒキガエルが大量に道にはねててビックリする。水汲み場について、早速ポリ容器に水をためる。で、水汲み終わる頃には、かなり雨も激しくなり、豪雨の様子。時間は午後7時半。すでにあたりは真っ暗。ここから約3時間、インナーも無く防水できないジャケットで騙し騙し家まで帰らなければならない。しかもフルフェイスのシールドがスモークで、閉めると何も見えないので雨の直撃を顔面に受けながら走らなければならない。かなり気が重いが気合入れて走り始める。

が、少しも走らないうちに、来る時跳ねまくっていたウシガエル&ヒキガエルの数が尋常じゃないことに気づく。こんな大きなカエル踏んだら、転ぶこと間違いなしだし、かわいそうだしグロイし、足でウシガエルどもを道端に寄せつつ、後ろを走るジムニーの通り道を作ってやりながら進む。良く見るとアマガエルも無数に(カエル嫌いな人が見たら絶対発狂するほどの数)いる。これは避け切れない!仕方が無く何十匹と轢きつつも、足でつついても逃げないウシガエル達に辟易。r29走ってる途中で、今度は野生の鹿が前を走ってる。こんな雨の中、どこに行くんでしょう?r29、糖越トンネルを抜け、R424へ合流。道の駅しらまの里辺りから、たまらん位の雨になる。顔に当たる雨粒が痛すぎ!我慢しきれずシールドを閉めるが、今度は見えなさ過ぎて危なすぎ!もう二度とスモークで走行するまいかと心に決める。R424を走り続け、R424黒沢ハイランド区間へ。その区間も残り半分、あとは下っていくだけというところで、今まで経験したことが無いような豪雨!雨粒がめっちゃくちゃでかい。目の前が水の壁みたいで思わず笑ってしまう。シールドを開けているので、地上に居ながら溺れそうになる。しかも山の斜面から噴水のように水が飛び出してるし道は川だしで、こりゃ家に辿りつけないかもとか思う。そこから程なく走って、なんや前の方に車が4、5台ハザード炊いて停車してる。もしかして事故?と思ったが、どうやらみんな、「先頭」を譲り合ってる様子。ちょっと笑えた。あまりの雨に車のワイパーも意味無くて、視界劣悪おまけにガードレールもあったりなかったり道ボコボコで車幅も狭い、黒沢ハイランドから野上側へ降りるR424。しかも夜。そりゃ先頭走りたくない(笑)。ここで待ってても仕方ないし、この道通らないと帰れないし、しゃーないので黒弟のジムニーが先頭を走る。が、他の車は結局後ろついてこなかった。

黒沢ハイランドを降りた頃には、少しは雨もマシになったようなので、いつものペースで走り続ける。もちろんこのときには、体中水浸しになっていた。オーバーパンツの下までグッショリ!もうどうでもいい。こんな局地的豪雨は二度と遭いたくない。トラウマになりそう。早く家に帰って風呂に入りたい。とか思っているうちに、午後10時半頃自宅着。黒弟いわく、和歌山北部で1時間に60~70ミリ程降ってるとラジオでいってたらしい。マジですか?!・・・・・ところで、1時間に60ミリっていったいどの位なんでしょうか?(終わり


□2019/1/3 レポート形式を他の物と同様の形式に変更しました。旧バージョンはこちら(※拡大画像が正しく動作しません)

公開日:2003/9/17
更新日:2019/1/3

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