スーパーカブのチェンジペダルとブレーキペダル交換&ステップの曲がり修正
数回の荒行(アタックツーリング)にて、チェンジペダルやブレーキペダル(ロッドも)、ステップ等がひん曲がってしまったので、それらの交換&修正作業を行いました。
シフトペダルとステップ。倒木や木の根っ子に真正面からぶつかったり、V字に削れた林道で左右のステップを当てたりしてるうちにこんな格好に。さすがに曲がりがひどくなってきたので交換&修正していきます。
交換用のパーツはヤフオクで購入。C50SNから取り外されたパーツとのこと。私のカブにポン付け可能です。
新旧比較。シフトアップ側が残念なことになっています。
こちらは数分で交換完了!ちなみにペダルの位置はもっと下向きにしないとシフトダウン側をかかとで踏むことができません。林道を走っている際に倒木等でペダルを引っ掛けないようにしたかったのでこの角度にしていましたが、結局曲がってしまったのであまり意味はなさそうですw
お次はブレーキペダルを交換します。センタースタンドとブレーキペダルが同じ芯で固定されているのですが、車体下から見て進行方向の左側にあるピンを抜くだけでペダルは外れます。
しかし、手で引っ張っても一向に抜ける気配がない・・・。仕方がないので、ヤフオクで購入したペダルに付いていた軸を入れて、それをハンマーでコンコンと叩いて芯を取り出しました。
無事抜けました。
ブレーキペダルとブレーキロッドの繋ぎ目にあるピンを抜きます。これで完全にブレーキペダルを外すことが出来ます。
新旧比較。上が取り外したペダルです。倒木や段差等にガンガンと底をぶつけた際に一緒に曲がってしまったのでしょう。
こちらはブレーキロッド。上が取り外したものです。ブレーキペダル同様変形しています。ペダル、ロッド共にスペアとしての再利用は無理そうなので廃棄ですね。
新しいブレーキペダルとロッドを取り付けます。こちらもハンマーでコンコンと叩きながら刺さっていた芯を押し出す要領で入れ込みました。なので、今回は芯だけは旧のものをそのまま使っています。この芯は曲がっている様子は無かったので大丈夫かなと。
お次はステップ曲がりの修正です。上から見るとハの字に曲がっており、横から見れば上方向に変形しています。
バーナーで炙ってハンマーで叩けば良いという情報をネットで見かけたので試してみたところ、トーチの火力が弱いのか全然ステップが赤くなる様子がありません。結構叩いてみたものの、曲がりは修正できず。
・・・というわけで、オーソドックスに力技で曲がりを修正することにしました。ブラグレンチに折りたたみ式クロスレンチをつっこんで長さを稼ぎ、足で押し込む。ちなみにステップはクランクケースに直接固定されているため、ステップを取り付けたままの曲がり修正はクランクの破損に繋がる可能性があります。自己責任ですね。
修正後。あまり変化が無いように見えますが、カブに跨って足を乗せてみるとその差は歴然。叔父にもらったカブ50のステップ位置と見比べながら、似たような角度になるように調整してみました。
元々は部品取り車として叔父から貰ったカブ50のパーツを移植しようと考えていたのですが、上記のリンク先で紹介したように普通に動く車体であったため、今回は別途ヤフオクで調達する運びとなりました。また山トラに行けば同様の箇所が曲がってしまう可能性はあるのですが、今後は極力山に入る際はTLM220で行こうと思いますので、まあ暫くは交換することも無いかな?w
とにかく山トラするには、カブは最低地上高が低すぎるんですよね・・・。こかしても投げてもバク転させても殆ど壊れず、気兼ねなく乗ることができて楽しいのですが、確実に寿命は縮めているわけで・・・。
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公開日:15/05/05