スーパーシェルパのリアブレーキがやっと治った

今年の2月に行ったまきまきさんとのツーリング(冬の紀北ツーリング)後に、突然スカスカとなってしまったシェルパのリアブレーキ。どれだけエア抜きを行っても一向にスカスカのままで、まったくブレーキが利かない状態となっていました。このまま放置してしまうと、完全に庭の置物と化してしまう可能性が高い・・・。

というわけで、冬がやってくる前に本格的に不調の原因を探してみることにします。まずはフルードを満タンに入れてエア抜き作業をば。・・・やっぱりダメです。スカスカのままです。が、ここで前回修理を試みた際には無かった変化が!

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原因が特定できました。リザーバタンクから繋がるホースに亀裂が入り、そこからフルードがだだ漏れの状態になってました・・・。でも、リアブレーキがスカスカになってしまった当初は、フルードが漏れてくるような状態では無かったのですが・・・。もっと早くに気付けよという話ですね。

タンクの中につまりが無いかを確認するために、ホースからタンクを取り外したことがあったのですが、その際に元々あった亀裂をさらに広げてしまったのかなと。

これは部品を交換するしかなさそうなので、純正パーツを取寄せることにします。

⇒カワサキモータースジャパン パーツカタログ検索システム

Kawasakiの公式サイトで部品番号を調べることができます。純正部品の購入はバイクブロスにて注文。バイクブロスでは純正部品を注文することができるので、今回はこちらで注文を行います。送料は一律609円。ついでにスーパーカブの交換用チューブも購入しておきます。

⇒バイクブロスの純正部品通販ページ

在庫状況にもよりますが、納期は注文から1週間程です。

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部品が到着しました。一番大きいやつがスーパーカブのチューブです。
タイヤ交換は腰の状態がマシになってからやります。

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部品名:ホ-ス(ブレ-キ),リヤ マスタ シリンダ@347円(税込)
部品番号:43095-1065

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部品名:スクリユ-,4X40@147円(税込)×2
部品番号:92009-1596

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まずはホースの交換から。
このままでは作業しにくいので、マスターシリンダーを本体から外します。

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マスターシリンダーがフリーになるだけで格段に作業がやり易くなりました。
やっぱり横着はしたらいけませんね・・

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ホースを新旧比較してみる。劣化具合は一目瞭然ですね。
微妙に長さが違いますが、経年劣化で伸びただけでしょうか。

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コネクタの部分も一応チェック。・・・よく分かりません笑

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リザーバータンクのフタ部分のネジ。サビサビの上にねじ山が消滅しそうです。

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なので、フタ部分のネジも新品に交換しておきます。

部品の交換後、これで治ったはずと思い、フルードを補充してエア抜き作業。・・・依然としてスカスカのままです。え~、原因これじゃないの?マスターシリンダーやブレーキホースにも不都合があるのかも・・・。

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リアブレーキペダルの踏みしろも調整してみます。
10mmと12mmのナット間を広げると、ブレーキペダルが上に上がってきます。

リアブレーキペダルの踏みしろを調整して、再度エア抜き。すると、圧がかかってブレーキがしっかりと利くようになりました。スカスカ感も解消。後輪もしっかりとフルロックします。というわけで、修理はこれで完了とします。

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踏みしろを調整した関係で、ブレーキランプスイッチが反応しなくなったのでそこも調整。

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ブレーキの利きを確かめるために試走に。
いつもの散歩コース、雄ノ山峠へ。

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峠付近。紅葉はまだまだの様子でした。

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下り坂で後輪ブレーキを踏みながらカメラ撮影ができるかのテスト(笑)。
現在、この付近では高架の補修工事が行われています。紀北道路関係の工事もこの先で行われていました。
どんどんと道が作られて便利になっていきますね。山はいっぱい削られているのですが。

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