ダンディー室伏と往く大台ケ原の紅葉狩り(2012年)

入念な下見(参照:大台ケ原へ紅葉の下見(2012年度))を行い、さらにニュースで見頃だという情報をキャッチ(参照:大台ケ原の紅葉が見ごろ!)し、さらに天気予報をチェックして「雲ひとつ無い晴天」である事も確認。「時は来た。それだけだ。」と思わず呟いてしまいそうな程、好条件が整った本日、満を持して大台ケ原へ向けて出発!最近はなぜかやたらと元気いっぱいのダンディー室伏氏と、元気は無いが運動を強く所望しているT谷とで、大台ケ原・東大台コースを周っての紅葉狩りに行ってきました。

ダンディー氏とT谷は初の大台ケ原なので、テンションも高め!大台ケ原周辺の道路の混雑が予想される中、出発時間は少し早めの午前5時半。黒木兄弟(兄)はバイクに、ダンディー&T谷は家族が運転する車に乗って、一路奈良県上北山村の大台ケ原へ向かうことにします。

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大台が原へ向けて出発

AM5:30頃に出発。
交通量が殆ど無いr63、広域農道を走って、京奈和道路へ。
紀北かつらぎICへ乗る手前辺りでご来光。綺麗な朝焼けです。

朝焼けの中、和歌山線に2両編成の列車が走ってます。
非常にのどかな風景。

完全に夜が明けました。吉野川にて小休止。
朝の気温は10度前後。かなり寒く感じる。
画像は肩を並べて吉野川を見るT谷とダンディー氏。

数年前の夏、ここの河川敷でBBQしたなそういえば!

この後、道の駅 杉の湯川上で一度トイレ休憩。道の駅でおじさんが突然豪快にこける!ダンディーの真横でいきなりコケたので、ダンディーが足を引っ掛けたのかと思った!眼鏡が飛んでいっていたので、それを拾って大丈夫ですか?と声を掛けるが、すぐにどこかへ行ってしまった。大丈夫やったんでしょうか・・。

国道169号線から県道40号線へ。
その途中で見えたループ橋。凄いところに橋掛けてます。

スカイウェイブと雲海と橋。
先ほどまであの雲海の下を走ってました。

県道40号線を軽快に走っていくと、また雲海。

左右にはすでに紅葉が広がってます。
これは大台ヶ原から見る紅葉に期待が持てそう!

大台ヶ原に到着。
お決まりの石碑をとりあえず撮影しておきます。

バイクは余裕でしたが、駐車場はすでに満車!
駐車場から離れた道路にまでぎっしりと車が停まってました。
凄い混雑。やっぱり余裕を持って夜中のうちに現地入りが一番です。

東大台コースをハイキング

大台ヶ原ドライブウェイの駐車場入り口付近で、観光バスと道に駐車された車との離合が上手くいかずに詰まってる様子。やっぱりハイシーズンは前日か夜中に現地入りするのが得策でした。バイクなら間をすり抜け、駐車場までこれますが、車ではそうはいきません。

仕方が無いので、ちょっと行儀が悪いですが、車の間をすり抜け市、先に大台ヶ原駐車場へバイクを走らせ、駐車できそうなスペースを探して確保。もちろん駐車場はすべて埋まってました。

暫くしてダンディー達が乗る家族運転の車がやってきたので、その場所に無事駐車。少し時間が遅くなってしまいましたが、午前9時半頃に、大台ヶ原ビジターセンターの横から東大台コースへ進んでいきます。

気合を入れるT谷。
しっかりと準備運動を行い、体をほぐして準備完了!
午前9時半に大台ヶ原ビジターセンター横の入り口から出発!

コースを確認。
まずは日出ヶ岳山頂を目指します。

ツキノワグマに対する注意事項が書かれた看板。

先頭を歩くT谷。足取りも軽く、いつもの無気力プレーからは想像も付かないようなテンションの高さです。

非常に整備された道。
普通のスニーカーではありますが、全然問題なく歩いていけます。

早朝の木漏れ日の中、森林浴をしながら歩く。
空気がとっても美味しくて、肺の中が洗浄されていくような気分。

ミヤコザサが群生しています。
紅葉した木もあちこちで見れます。

もう少しで完全に紅葉しそうな木。
その左には立ち枯れした木も。

鹿避けの網を見てテンションが上がる室伏氏。タバコを吸いながら歩きたくてしょうがない様子でしたが、歩きながらの禁煙は禁止なのでぐっと我慢。新鮮な森の空気を目いっぱい吸っといてください。

紅葉。黄色が多い。

小さな橋を渡る。

綺麗な紅葉!
光の加減か、葉が透けてさらに鮮やかに見えます。

山から染み出た水の上を歩く。

飲んでも大丈夫そうな雰囲気の湧き水。
顔洗ったり口をゆすいだりして、山の恵みを堪能しましょう。

湧き水を見ながら、談笑する二人。
ちなみにこの二人、前日は殆ど寝てません。
ダンディーさんなんて、大台ヶ原へハイキングに行くと決まってたのに、夜釣りに行ってたらしいです。

少しずつ標高が上がってきました。

横に逸れる道を発見し、そこへ進むダンディー。

沢に降りて水と触れ合う。
非常に透き通っていて、冷たくてキレイな水です。

沢から日出ヶ岳の方向。
沢の水はやっぱり冷たくて気持ちがいい!

整備された遊歩道をガンガン歩きます。
群生する笹とサラサラと流れる沢。
ダンディー室伏が「源流どこや!」と、
やたらと源流に拘る発言を連発しておりました。

まだ下の方が紅葉していない木もあります。
この辺りはまだ1~2週間は紅葉が見れそうですね。

遊歩道を歩いていくと、T字路に展望台のデッキが!
そこから暫く絶景を眺めます。
条件がよければここから富士山を見ることもできるそうな。

熊野灘方面です。
最初この景色を見たダンディーは、雲海や!と叫んでおりました。

デッキのすぐ右側に見えた紅葉。
鮮やかな赤色に染まってます。

日出ヶ岳山頂まではもう少し。
そしてデッキにて記念撮影に応じるT谷。
まだまだ余裕の表情。

団体の方々。
皆さん気持ちよく「こんにちわ」の挨拶。

T字路から見えた紅葉。
ダンディーさんてば、この紅葉が痛く気に入った様子でした。

団体の方々が少し進むのを待って我々も移動を再開。

正木峠の方向。見事な紅葉!

同じく正木峠方面。

少し急な階段を登りながら、何度も振り向いて撮影。
正木峠方面です。
この辺りからの景色も素晴らしく、中々先に進めません(笑)

赤の紅葉が目立ってきました。
快晴の青空に赤が映えますね。

なかなかの急斜面。でも足場が整備されてますので
じっくりと紅葉を見ながら歩く事が出来ます。

日出ヶ岳山頂の展望デッキが見えてきました。撮影しながら歩いてたら、さっさと先に行ってしまったダンディーとT谷を追いかけます。
道中、少しダラダラと歩いてしまったので、一刻も早く展望台からの景色を見たかったらしいです(笑)

日出ヶ岳山頂に到着

通常、大台ヶ原駐車場から日出ヶ岳山頂までは、約2キロで40分程のコースみたいですが、道中は素晴らしい紅葉や森深さに足が前に進まず、1時間くらいかかってしまいました(笑)。健脚な人なら2~30分くらいで行けてしまう程に整備された道中なので、子供やお年寄りでも安心して頂上まで行くことができると思います。

展望台へ登る前にもう一枚。
すでに立ち枯れてしまった木々が目立ちます。


展望台からのパノラマ。ぐるっと一周撮影したかったが、かなり混雑していたので撮影できなかった。

頂上(1695メートル)に付きました!
一等三角点の前では記念撮影の順番待ちが。
我々も並びます。

まずはダンディー室伏氏。
なぜかジャミラのように振舞う。
実はシャイなダンディー様。周りの視線が恥ずかしいらしい。

一方、周りの視線を気にしないT谷。
自称男前をカメラにバッチリと収めておきます。

ワタクシも本日初めてカメラに収まる

シロヤシオの紅葉トンネル

日出ヶ岳で360度の大パノラマを堪能した後、お次は大蛇嵓を見学するべく、正木峠へ向かって出発。先ほど登ってきた階段を降りて、再び遊歩道は登りとなります。足元の歩道が非常に整備されているので歩き易く、登山といった雰囲気はありません。

先ほど登ってきた道を再び下って、画像の真ん中(正面)に写っている正木峠へ向かいます。

日出ヶ岳山頂を後にし、正木峠方面へ移動再開。
大台ヶ原に住む動物達が紹介されている看板。
モモンガとかもいてるそうです。見てみたい!

整備された遊歩道を歩きます。
日出ヶ岳から見ていた感じは急な登りに見えたのですが、実際に歩いてみると、勾配な箇所は殆どありませんでした。

遊歩道の左右にシロヤシオが自生していて、
それらが紅葉しているので、紅いトンネルとなっています。

木で出来た階段を登ります。
少し勾配が出ていますが、まだまだ体力も余裕で足の痛みもないので問題無ナシ。

真っ赤に紅葉するシロヤシオ。
先ほども書きましたが、ダンディー室伏が凄く気に入ったのがこのシロヤシオの紅葉でした。

ブラウジングラインの説明看板。
樹木の下枝の高さが綺麗に揃っている理由が書かれています。鹿が首を伸ばして届く範囲の葉っぱを食べるので、そのラインまで綺麗に葉っぱが無くなるというわけですね。

結構登ってきましたが、足取りはまだまだ軽いです。
時折、画像の右側に移っているようなデッキが作られており、そこでお弁当を広げている家族連れやグループが、紅葉を見ながら会話を楽しんでいました。

鮮やかな赤と快晴の青空。
撮影会が終わるのを待って、再び歩き出します。

先ほど登った日出ヶ岳山頂の展望台が見える。
それにしても気持ちのいい青空!
青、赤、茶色に緑と色とりどりの景色です。

立ち枯れの木と笹と遊歩道。
笹の上に板で出来た遊歩道が浮いてるような感じです。
ここから暫く歩くと、今度は長い長い下りへと道は変化していきます。

立ち枯れの正木峠

緩やかな登りを抜けた先に現れたのは、多くの樹木の立ち枯れとミヤコザサが一面に群生している正木峠です。青空を背景に、遠くまで連なって見える、紅葉した山々の組み合わせが素晴らしい景色が当たり一面に広がっています。

この辺りが正木峠と呼ぶそうです。倒木や立ち枯れの樹木が広がる景色が広がります。
それにしても、この白い木道がずーっと先まで続いています。色々調べていると、過剰整備による自然破壊や山の景観を損ねるといった批判も大きく、このような素晴らしい景色が手軽に楽しめるようになったという反面、そのような問題も抱えているという事実があるわけです。

倒木と立ち枯れの木。
立ち枯れの奥には紅葉したシロヤシオでしょうか。

昭和38年頃までは鬱蒼と木々が多い茂っていましたが、伊勢湾台風により沢山の樹木が倒れた事と、それに関わる様々な要因が重なって、
現在の様な立ち枯れの風景が広がる景色となってしまったそうな。

正木峠を超えて、今度は山を下っていきます。
下るだけなのでラクチンかと思いきや・・・これが結構足にきます!

どんどん下っていきます。
しかしながら、これだけ下っていくということは、また登りがあるということです。そんなことはお構い無しに、まだまだ足取りも軽い一行。

振り返って一枚。立ち止まってゆっくり景色を見たかったのですが、デッキは埋まっており、後ろからどんどんとやってくる人たちの邪魔になるのも気が引けるので、流れに任せて下っていきます。

またまた正面に紅葉が見えてきました。
遊歩道の何箇所かに、画像真ん中に見えてるような休憩用のデッキがあります。お弁当を広げている人や、撮影に興じる人等様々。

謎池。湧き水で出来た池でしょうか?
動物達が水を飲みに来るらしく、付近には足跡が良く残るそうな。

看板を見ながら、謎池について考察するダンディー。

正木ヶ原~尾鷲辻~牛石ヶ原

下りの木道が終わり、道はやや平坦に。少しごつごつとした地面へと変化し、周辺にはミヤコザサが群生しています。

空は開けてますが、なんだか鬱蒼とした雰囲気の道中。
このように、色々と変化のある道が続くので全然飽きません。

正木ヶ原に到着。
お弁当を広げている家族連れがほっこりと休憩中。

正木ヶ原では、立ち枯れしたトウヒとミヤコザサ草地の風景が
広がっています。
野生のシカがよく出没するポイントでもあるらしいが、
本日はシカの姿はありませんでした。

正木ヶ原を過ぎると、道の様子がワイルドに。
雨で地面が削られないように、このように整備しているそうです。

木の根元から生えている謎の植物。
なぜかダンディー氏はこれを見て、テンションが上がっていました。
”謎の物体”というキーワードに弱い氏であります。

綺麗な紅葉が目立つ尾鷲辻に到着。
この分岐を中道の方へすすめば、駐車場へ戻ることが出来ますが、今日はこのまま大蛇嵓を目指すので、こちらへは行きません。

休憩も適度にとりながら、テクテクと歩きます。
道は微妙に下り。ジワジワとヒザに来ますw

石の上に根を下ろしている木!
遊歩道以外は歩けないので、細部が見えませんが、
すごい生命力です。もっと近くで見てみたかった!

ミヤコザサと紅葉と青空。
暫くはこのような風景が続きます。

サラサラとしながらも硬く閉まった歩き易い道。

大蛇嵓まであと1キロ!
・・近いのか遠いのかよく分からない距離ですが・・w

ここを抜けると牛石ヶ原へ。
この付近も牛石ヶ原ってことになるんでしょうか?

牛石ヶ原に到着!そしてそこには、
初代天皇である神武(じんむ)天皇の立派な石造と碑が。
どうやってここまで持ってきたんでしょうね・・。

大蛇嵓までの道のり

大蛇嵓までの道のりの途中で、断崖から流れ落ちる滝を発見!
FinePixF30は三倍ズームが最大なので、これ以上寄れない・・。
この滝が中の滝かな?

大蛇嵓までもう少しのポイントで、岩場に登れる箇所があったので登ってみる。

その岩場から望む景色。絶景です!

中の滝が遠くに見えます。
写真左下の辺りにも滝が見えてますが、なんて名前でしょうか。

実はここからが長かった・・(笑)
大蛇嵓までの道が細いので、先がつっかえている様子。
しきりにダンディーさんが「ここまで来たんやから絶対にみやなな!」と、
鼻息を荒くしだしたので大人しく従うことに。

ちょっとずつ前に進んでいます。
風が結構強くて寒い!でも眺めは抜群に良い!!

撮影の順番待ちとなっています。

興奮を隠せないダンディー室伏様。
確かこの人、高所恐怖症だったはず。ですが、
後から聞いたら全然大丈夫とのことでした。
谷瀬の吊橋は怖くてもう渡れないと言ってましたが、
まだまだ謎に満ちた男であります。

先っぽの右端に誰も居ないスペースがあったので、
そこで暫く撮影会をば。

記念撮影に応じる二人。
4~50cm後方は800mの垂直な断崖絶壁でスリル満点!
ダンディーさんてば鎖にもたれ掛かってますが、危ないですよ!

大蛇嵓の方も紅葉してました。
混雑していて、ベストポジションから撮影できず・・・orz

眺め抜群の大蛇嵓で水分補給。
カフェインゼロの十六茶で喉を潤す。
10分ほど景色を楽しんだ後、名残惜しいですが
待っている人の邪魔になりそうだったので、大蛇嵓を後にします。

先程登った岩場にお子様が突撃。元気です。
東大台コースで唯一、この付近の道が危険かなと感じましたが、家族連れの方々は十分に監視の目を光らせておくべきですね。

本日の初鹿!
ダンディーさんが「ピィー」とか「キュー」と奇怪な唸り声を上げても、
無視してひたすらササを食べてました。

シオカラ谷のつり橋までは、こんな感じでゴツゴツした岩場が続きます。
ずーーっと下っていくので、そろそろヒザにずっしりと違和感が。。

岩の前でなぜか記念撮影。
後ろのダンディーさんが見つけた視線の先には・・・

気を取り直して再び下っていきます。

シオカラ谷と吊橋

シオカラ谷に到着!
吊橋を渡る前に、沢で遊んで行きます。

紅葉も綺麗ですが、水が透き通っていてそちらにも目を奪われます。

シオカラ谷を上流方面に向けて撮影。
「シオカラ谷」の名前の由来はなんでしょうかね。

吊橋に目を移すと、青空と紅葉の組み合わせがとってもイイ。
本当に今日は雲ひとつ無い快晴となりました。

沢の水をペットボトルに汲んで飲み干すダンディー室伏。
ハイキング中もずっと「湧き水とか沢の水を飲みたい!」と連呼しておりましたが、そんなダンディーさんは最近、無人島生活とかサバイバル生活に芸人が挑む番組がお気に入り。(番組名は失念)

「少しでも上流の方が水が綺麗そう」という理由から、
沢の上流で再び水を汲むダンディーさん。
居合わせた周りの方々に写真を撮られてましたよw

沢で涼んで休憩した後、吊橋を渡ります。
ここから駐車場まではずっと登りとなっているので、
なまりきった体が悲鳴を上げだします。

吊橋を渡るダンディー&T谷。

吊橋の上から。

吊橋。
この辺りの紅葉はまだこれから見頃を迎えていくといった状態でした。

こんな感じの石階段を登っていきます。
愛煙家ではありませんが、喫煙が大好きなダンディーの呼吸が乱れまくってます。
それでもタバコをやめる気はまったく無いそうな。

登ってきた方向を写す。
展望は全然開けませんが、紅葉した木々のトンネルを抜けていく感じで気持ちがいい。

暗い時間に歩くと危なそうな崖。
股間がひゅんっ!となりそうになる道です(笑)

ダンディーさんのペースが落ちてきていますが、
逆にT谷のペースが上がってくるという不思議。

またまた登りが登場。
短い距離で一気に標高を稼いでいるみたいです。

「お昼はおにぎりを食べたい」と、早くもゴールした後の昼食のことで頭がいっぱいのダンディー。
ワタクシとT谷はあまりお腹が減っていなかったのですが、やはりこの男、燃費がとっても悪い!

全然ネタっぽいコトが無く、それを期待している方には申し訳ないのですが、本日は特にネタっぽい出来事は起こりませんでしたwすいませんw

休憩しながら、突然「もののけ姫」について語りだすダンディー室伏。そして「次は屋久島の屋久杉を見に行きたい」と、これまた突然言い放つダンディー氏。沢の水に当たってしまったんでしょうか?w
でも屋久島、いいですね。がっつりと休みをとる必要がありますし、しっかりと予定を立てて、登山道具を揃えて足腰を鍛え、知識を蓄えなければ屋久杉への登山道は歩けません。少なくとも今日みたいな軽装では100%無理ですな。

登りが緩やかになってきました。
大台ヶ原駐車場までもう少し。

いつもは真っ先に弱音を吐くT谷ですが、本日は絶好調!でも、膝に爆弾を抱えたままなので、相変わらず膝は痛いそうです。

平坦なこの道を暫く走れば、東大台の一周コースは終了となります。
全長は約9.2キロ。9時半に出発して、駐車場へ戻ったのが13時35分。気がつけば4時間も経っていました。

こちらの食堂・お土産屋さんの横に出てきました。
ここで昼食とすることにします。

まあ、皆様もうお察しかもしれませんが、私は山菜うどんを食べます(笑)。山菜の渋みとしゃきしゃきした触感が好きなんです。

ダンディーさんは予定通りおにぎりをチョイス。もっとがっつりしたものを食べればいいのに、おにぎりに相当のこだわりがある様子。ちなみに優柔不断なT谷は、散々迷いまくって結局カレーを食べてました。
お昼ごはんを食べながら、本日の工程や紅葉について談笑。ダンディー室伏はしきりに、大台ケ原にもう一つある「西大台コース」のことを気にしていました。こちらのコースは入山規制があり、入山のために講習を受けるなどの手続きが必要になるようです。

店内。券売機で購入する形式です。

メニュー。こんな山奥でありながらも、良心的な価格設定です。

大台ヶ原を後にし、下山を開始。道中にある見晴らしポイントでお茶にします。

今日はコーヒーではなくてココアを頂きます。

ものすごく美味しそうにココアをすするダンディー。本当に味をかみ締めるようにココアを飲んでます。体を動かした後の飲食はとっても美味しく感じますね。ちなみに、美味しいからって何杯も飲んでましたが、これが後から悲劇へとつながります・・・。

こちらも紅葉が始まっています。山の中腹から下は、これからが見頃を迎えていきそうですね。

大台山麓休憩施設付近に紅葉具合。
この付近はまだまだの様子。
さて、実はこの後、国道309号線経由で洞川へ寄った後、帰宅をと予定しておりましたが、ここでハプニングが発生。ダンディー室伏に異変が・・・。

大台山麓休憩施設。
ここっていつも閉まってます。

この施設の横のトイレでダンディー室伏、先ほど食べたおにぎりその他を体外に放出するというイリュージョンを実行。行きは大丈夫だったのに、帰りに車に酔ってしまったんです。さらにこの後、道の駅 杉の湯川上でもイリュージョン。「ココア色のが全部出た」とニヤニヤしながら生々しく語るので、危うくもらいそうになりました。「沢の水があかんかったんちゃう?」と心配になりましたが、ダンディー曰く「ココアがアカンかった」らしいです。

ダンディーの酔いが冷めるまで、道の駅で長めの休憩を取ります。そんな人の心配をよそに、イリュージョンが出尽くしてからは調子がよくなったらしく、その後は車の中で熟睡していたようです。

吉野川沿いで落日&夕焼け。
素晴らしい快晴に恵まれた本日となりました。

帰りは特にどこへも寄らず、そのままノンストップで帰宅。最後の最後に、ダンディー氏の放出イリュージョンというハプニングはありましたが、大台ケ原の素晴らしい紅葉を目と記憶に焼きつけ、そして特に怪我も無く無事に帰ってくることができました。

そして何より、素晴らしく青空が広がった本日の晴天にも感謝。ダンディーさん曰く、「晴れ男の自分が来たから晴れた」と言い放っておりましたが、何にしても良い1日を送ることができました。今回、初めてハイキングコースを歩きましたが、このコースはまた別の季節に歩いてみたいと思える、素晴らしい景観の連続でありました。

ちなみに、大台ケ原の紅葉は、日出ヶ岳周辺や正木峠等の標高の高い部分はすでに見頃を迎えており、十月の下旬から11月の初旬頃までは紅葉が楽しめるということです。天気と相談しながら、是非とも晴天の日に、素晴らしい紅葉を見に行ってみてください。

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