阪南市桑畑/岬町沢池/岩出市狼谷山中

体育の日の本日、特に運動することもなく、買い物に行った後、相変わらず近所の山の中を散策してました。バイク乗りにとってちょうど良い季節でもあるので、ホントはもうちょっと距離を伸ばしたところへ行きたいんですが、またまた腰と左足の状態が良くない。一昨日の大台ケ原へ紅葉の下見に行った際に、休憩を殆どとらずにずっと走ってたのが影響してるのかもしれません。何にしても、本日は近場を散策する程度にして、腰の養生に努めることにします。

まずは昼過ぎからワークマンへ。リアボックスをお手軽に取り付け・取り外し出来るようにと、荷閉め用のベルトを探しに行きます(施工の様子はページの後半に記載)。が、探せど見つからない・・・。店員さんに聞こうと思ったが、他のお客さんを接客中。仕方が無いのでワークマンでの購入は諦めて、阪南スカイタウンにあるホームセンターへ向かいます。その道すがら、ついでに林道散策へ。地図を見ていると、阪南市の桑畑から、阪南スカイタウンへ抜けれそうな道があるんです。場所でいうとこの辺り→[MAP]。

井関川。上流には鳥取池があります。
この付近はまだ紅葉は始まっていない様子です。

ノンビリとした雰囲気の道をトコトコと進んでいくと・・・

舗装された道に。このまま進んでいけると思いきや、ここから程なくで道が消滅。
地図上では道が引かれてましたが、完全に山の斜面となっておりました。

ここから阪南スカイタウンにあるナフコに向かおうと思ってましたが、仕方が無いので大人しく第二阪和を走ってスカイタウンへ向かうことに。スーパーカブでは自動車専用道路である第二阪和には乗れないので、一旦自宅へ戻ってスーパーシェルパに乗り換え。その後、無事、荷締め用のベルトをゲット!このまま帰宅するのも勿体無いので、まだ行った事が無い林道なんかを散策しながら帰る事にします。

飯の峯中学校のすぐ横。ここから桑畑方面へ抜ける手がかりを探そうと思いきや・・・。
大きく通行止めの表示。画像右奥にはがっちりとゲートが張られてます。

散歩するのによさげな遊歩道が整備されてました。

桑畑まで逆側から道を探して行って見ようと、飯の峯中学校の横から伸びている道へと進んでみたものの、通行止めの看板が出現。その先にゲートも見えています。こちら側からも進めなさそうなので、このルートはこれにて終了。次は阪南スカイタウンを後にし、10分程走って岬町の淡輪へ。沢池という小さなダムを目指します。

このポイント、代車で借りてたYAMAHA アプリオでも似たような構図で写真とってましたw
>>岬町淡輪(2004/1/29)

振り向くとそこには・・・

味のある朽ちた車がドンと構えておりました。いいね!
この物件、前回あったかな~・・・。あったら絶対に写真撮ってるはずですが、
過去データ見てみても撮影した写真がありませんでした。

橋を渡って・・・。

少々迷いながらも、山へと続く林道を発見。

道幅も広くて、路面の状態も悪くありません。
ここから少し先の所でウリボウ(猪の子供)が飛び出してきて、轢きそうになりました。
大人の猪にタックル食らったら無事ではすみませんね・・・

そして約2キロ程進んだ先に、目的の沢池が見えてきました。

 

規模は小さいですが、立派な重力式コンクリートダムです。

昭和34年3月に竣工。石に絡みついた蔦がいい味出してます。

苔むした導流壁。堤高は21メートルとのこと。
目がくらむような高さはまったくありません。

ダム下にあるこの窪みのような部分、減勢工と呼ぶそうです。
ダムから放流された水の流れの勢いを弱める働きがあるそうな。

堤頂長(ダム堤体の頂上部分の長さ)の長さは50メートル程で非常にコンパクトですね。

誰か覗いてる?!!!!!!!

スズメバチの巣でした。一瞬マジで心臓がドキっとなりましたよ(笑)
白骨化した頭蓋骨がぶら下ってるように見えたので!

水面に写る山がイイカンジですね。

振り返って一枚。

少し後ろに下がってからもう一枚。

上記の場所の背中側を向くともうそこには壁が。
本当にコンパクトなダムです。

途中の自販機で買っておいたコーヒーを飲みながらしばらくマッタリする。


動画:大阪府岬町淡輪 沢池

沢池を存分に堪能した後、まだ先の方へ道があったので、少し徒歩で歩いてみる。バイクでも十分に入っていけそうな雰囲気なので、再びシェルパに跨りエンジン点火!

沢池から海側(北西)に向けて撮影。
結構あちこちに落石と思われる石が落ちてます。

進行方向。この付近だけ少しガレ場となってました。

縦にひっくり返った看板。自然の力によってか人為的なものかは不明。

トコトコ進んでいくと・・・

時折、木々の間から沢池が見える。

分岐。右へ進みます。

進行方向。良く見ると路面には車の轍も見られます。
結構人の出入りがあるのかもしれません。

池の入り口にあった看板と同じ看板がここにもありました。

この先を少し進むと・・・

ここで道は終了となっていました。
地図で見るともう一つ池がある様子(上池と呼ぶみたいです)。

干上がった沢。
たぶんこの先を進むと池に辿りつけそうですが、確証が無かったので今日はここで終了。
※その後、再び訪れて上池も含めた走行動画も撮影しました。詳細はこちら。

途中にあった分岐にも進んでみるが、すぐに行き止まり。

ちょっとした広場になってます。余裕で野営できそうw

 

散策も終わり、写真を撮りながら走ってきた道を戻ります。

廃墟物件。元作業小屋か何かでしょうか。

橋の上でスーパーシェルパ。苔具合がイイネ!

沢池の散策はこれにて終了。今日はGoProを持ってきていなかったので、また次回訪問時に走行動画を撮影したいと思います。今日は誰ともすれ違うことはありませんでしたが、ハイキングコースとしてもかなり楽しめそうな林道です。正式な林道名が分からなかったのですが、調べてみると「林道ガンギ谷線」という名前を発見。以下の[活き生き in 岬町]様を参考にさせて頂きました。

沢池&上池[活き生き in 岬町]

スポンサーリンク

2013/1/25 追記

走行動画も含めて、今回の散策で発見できなかった上池の様子も撮影してきました。詳細は以下のレポートにて。

>>阪南市田山川~岬町沢池の周辺林道散策

荷締ベルトを使ったリアボックスの固定方法

自宅に戻って、購入した荷締めベルトを開封。
このベルトを使ってスーパーカブやスーパーシェルパのキャリアに箱を固定するわけです。

ストッパー部分がプラスチックではなく鉄製でかなり丈夫そう。
慶応2年(1866年)創業!!の株式会社高儀の商品です。

リアキャリアに箱を載せて、あとは荷締ベルトで固定するだけ。
このベルトは長さが2メートル。破断荷重:約300kgf/安全荷重:約60kgfとかなり丈夫。

数分で設置完了。

蓋もそのまま被せることが出来ました。

シェルパへの設置も問題なし。

裏側から。かなりきつく締め付けてますが、箱本体の脱落防止も何かしら考えておいたほうが良さそうです。
さらに完璧に固定するなら、あと二つベルトを購入して、縦横の2軸で固定すればかなり安心かなと。

ベルトで箱を固定したままのテスト走行。雄ノ山峠から岩出市の狼谷へ。
前回走った際は田植えが終わった時期でしたが、 あれから3ヶ月、稲刈りも終了して、すでに秋です。

 

泉南岬線の赤看板とその方向にある急勾配な道。

前から気になってましたが、この赤矢印に表記してある~線というのは、林道の名前を現してるものなんでしょうか? 境谷の方にも、多奈川泉南線の赤看板がありました。気になります。

クネクネしながら田んぼ道は続きます。

全ての田んぼで稲刈りが終了していました。

 

池が見えてくると、そのすぐ先で境谷と安上へと続く分岐に到着。

境谷を抜けて帰宅しようと思いましたが・・・通行止め?
車はNGってことなのかもしれませんが、安上側に工事中の看板もあったことなので、
念のため通行はやめておきます。

ヘアピンカーブ。砂利系の林道なので、軽量なバイクでは前輪の設置面がフワフワして怖い。
スーパーシェルパで走っててもちょっと怖いですがw

安上側は問題なく抜けることができました。
この後、再び雄ノ山峠を走って自宅へ。もう大分と夕方冷え込む季節になってきましたね。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. あつし より:

    元阪南町民です。

    以前からたまーに読ませていただいてます。
    桑畑からの道は墓地の横を通る道ですよね?
    これは舞小学校の裏にある「車谷(くるまだに)」へとつながっていました。
    第二阪和のインターが出来て車谷が完全に埋められてしまった様です。
    埋められた状況を私はまだ見ていませんが明日は久しぶりにMTBで
    山中渓→滝畑→落合→行者堂→井関越え→鳥取ダムとまわるので最後に桑畑からこの道を覗いてこようと思います。

    落合→行者堂のハイキングコースはMTBをかついで越えようと思っています。

    舞小学校に通っていたので車谷から桑畑に抜ける道は良く使っていました。
    35年ほど前は小川温泉も営業していたと思いますよ。

  2. >あつしさま

    コメントありがとうございます!
    私は元は泉南市民でしたが、2004年より阪南市民となっております。
    男里→自然田→和泉鳥取と、だんだんと山側に寄っております。

    >桑畑からの道は墓地の横を通る道ですよね?
    はい!まさにその通りの道です。
    見た感じではバイクで通りぬけできそうな道が無かったので引き返したのですが、
    もしかすると他にも道があったのかもしれません。
    単に私が見落としていただけかもしれませんが、先の道にある二つの池が非常に気になるポイントになっています。

    また、ブログの方にもおじゃまさせて頂きますので、MTBでの走行記録も楽しみにしています!

    >小川温泉
    看板だけでしか存在を知らなかったのですが、湧き出ていた温泉の湯元とか現状はどうなっているのでしょうか。
    まだどこかでふつふつと湧き出ているのならば、一度は見てみたいな、と思ってしまいますね!

    最近は近辺を散策することも少なくなってしまったのですが、暖かくなってきたらまたカブでうろうろしてみようと思います!

  3. あつし より:

    行ってきました。
    墓地は当時の面影はなく、整備されたようです。
    軍人さんの墓石がいくつか真新しくなっていましたし、もっと鬱蒼と茂った森の中の墓地でした。

    で、記憶では切り通しの道があったはず、とコンクリートの道の先をたどっていくと若干くずれているものの道は残っていました。
    さすがにバイクでは無理ですね。
    私も当時は自転車ではなく徒歩で通っていました。
    先日はMTBでそのまま池の横を通り抜けて舞小学校の裏に抜けることが出来ました。

    が、車谷側に抜けるとフェンスがしてあり、私が通ったところは進入禁止のようです。
    桑畑側からなら、池のあたりまでなら何となく許される範囲なのかな?と言う感じでした。

    写真も撮ってきましたので、またブログにアップしておきます。
    ちょっと忙しいのですぐではないかも知れませんが、まとめておきます。

    小川温泉は当時クワガタを取りに行くとき、通過していた場所です。
    宴会場の様な食事をする広間は外から覗くことが出来て、おばちゃんが長テーブルにガスコンロを並べていたのを覚えています。

    • 黒木兄弟(兄) より:

      >あつしさま

      現地調査の方、ありがとうございました!
      現状の様子がよく分かりました。
      お墓が見えたポイントの手前で引き返したので、あの先がどうなっているのかはわかりませんでした。
      次回、再訪する際は徒歩で進んでみようと思います。

      そういえば阪南スカイタウン側にはフェンスがあって通行禁止となっていました。
      不法投棄を防ぐ目的もあるのかもしれませんね。

      >写真も撮ってきましたので、またブログにアップしておきます。
      はい!よろしくお願いします!
      また、ブログの方も拝見しました!キャンピングトレーラー、いいなーっと・・
      別荘を移動させて、お気に入りの場所で一日まったりできる時間、、これは最高ですね!
      台風の中でのキャンプ記録や秘密基地コンテンツ等・・また時間を見つけて読ませて頂きます!