飯盛鉱山跡|キャビーナ90による原付ツーリングの記録。

飯盛鉱山跡と飯盛山荘(+飯盛城見学) 2011/5月某日

さて、長年謎とされ、どこにあるのかも分からなかったその”物件”が、いよいよ我々の目の前に!

飯盛鉱山跡

 

飯盛鉱山(銅・鉄鉱石・硫化鉄の採掘)・・・1878~1972年閉山
鉱山は明治11年(1878)の発見。近代に開発された鉱山である。発見から長く個人間を転々とし、大正8年(1918)8月に古河鉱業が買収。以降、昭和45年(1970)5月の閉山まで古河の元で銅を含む硫化鉄の採掘が行われた。
操業当時、選鉱工程を済ませた精鉱は、運搬架空索道によって国鉄名手駅まで運ばれていた。
現在も選鉱場の跡地が残り、一部敷地は事務用品の製造工場に転用され、坑口から出る酸性水の中和処理も行われている。

   
遠めに見るその様は、山の中に埋め込まれた要塞の様。なんとかもっと近づいて見てみたい!
ちょっとした秘密基地ですよ。子供心(全然子どもじゃないですが!)をとってもくすぐります。

 
異様なその風景を、まじまじと眺める隊員3号。

 
隊員3号と飯盛鉱山跡。
在りし日は、多くの働く人々で賑わっていたんでしょうね。

 
さて、遠巻きに見ているだけでは満足できない我々。
事前調査によれば、この鉱山跡の近くまで行くには、とある企業の敷地内を通り抜けなければなりません。
さてさて・・・

とある企業を抜ける前に、もう少し周辺を散策。
えらいこと藪ってる中に入ってしまう。

 
とある企業の敷地内に入ってもいいかを早速交渉してみます。
そして・・・結果、あっさりと許可をいただけました!が、鉱山付近へ最も近づくためには、さらに別の会社への許可が必要とのこと。
うーん!!これは遠めから指をくわえて見ているしかなさそうです・・・。

 
許可もいただけたので(その会社の敷地内だけですが)、堂々と歩を進めていきます。
で、しばらく歩くと、どうやらこの広場からが、別企業の所有地のようです。バリケードも開いています。

 
ズームして。別角度から見ると、また一段とかっこいい。なんともいえない風格さえ漂います。

上記までの画像には写ってませんが、関係者らしき方が一人、何かの作業をしていました。 思い切って声をかけて、もっと近くまで寄れないか許可を貰おうとも思いましたが、忙しそうにしていたので、ここは断念。次なる目的地へと進むことにします。

 
さて、次の目的地は、これまた昔から気になっていた「飯盛山荘」。ここの薬草かまぶろがすごく良いらしい!
・・・が、これまた下調べによると、すでに営業を終了しているとの情報が・・・。
真偽の程は、行って見て、確かめるしかありません。

若干消化不良気味ではありますが、長年捜し求めていた素晴らしい物件に巡り合え、テンションも上がってきた我々は、次の目的地、飯盛山荘へと向かうことにしました。

しかし、その山荘へ向かうには、とあるひとつの難所をクリアーしていかなければなりません・・・。この難所が、なかなかのツワモノ。リアルに危険を伴うその難所とは・・・?!

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