スーパーDio 初乗りツーリング(1996/5月某日)

ツーリングと呼ぶにはあまりにも距離が短く。

しかしそれでも、免許を取得してからはじめて乗る自分のバイク、それがスーパーDioでした。

・・・

自宅から、バイクならわずか3分の距離にある駄菓子屋(昔から通いつめてる駄菓子屋です)への、単独ツーリング(笑)。

そもそも、このスーパーDioは、5月に免許を取得した後、なぜか親戚のおばちゃんに「免許取得祝いだ!」と、プレゼントされたバイクでもあります。

親戚のおばちゃんは長野在住。長野で購入された「スーパーDio」、なんと、購入店のおじさん(個人商店です)が軽トラにてはるばる長野~大阪間を陸送してくれるという快挙を成し遂げてくれました。

かくして、軽トラにのったスーパーDioの初お披露目。ロープでぐるぐる巻き(笑)にされたそのバイクを、中田商会のおっちゃんが手際よくおろしてくれます。

そのおっちゃんは開口一番、「まさか大阪まで原付を運ぶことになるとは思わなかった」そうです。

そりゃそうだ(笑)。

それでも、嫌な顔ひとつせずにここまではこんでくれた中田商会のおじさんに、この場を借りてお礼とさせていただきます!

バイク屋のおっちゃんが帰ってしばらく後、乗ろうかどうか迷いつつも、エンジンをつけたり消したり・・・。

行くか、行かないか?乗るか??のっちゃうか???よしのっちまえ!!

勢いよくスーパーDioにまたがり、恐る恐るアクセルをひねりつつ・・・・ススス・・・ぶいぃーーーん!

おぉ!ちゃんと走るやん!(あたりまえ)

教習所で教えてもらったことを思い出しつつ、自転車にて走りなれた地元の道を走ります。

いつも見慣れた景色が全然違う!

スピードにして2、30キロそこそこなはずが、もう怖くてアクセルをひねることが出来ません。

早!自転車とか目じゃありません(あたりまえ)

目んたまを三角にしながら、歩行者はいないか?路面の状態は?指示の看板は?(市道なので看板はありません)

そんな緊張の一瞬。時間にして片道おおよそ3分。でも、遠い!いつもの駄菓子屋がすごく遠い!

そんな錯覚を覚えるほどの緊張感を味わいながら、無事駄菓子屋到着。

うまい某とコーラグミ(あたりつき)、その他いろいろ買い込んで、駄菓子をフロントボックスへ放り込む。

スーパーDioには、便利なフロントボックスのほかにも、フルフェイスが丸々一個、さらにプラスアルファが入る、大容量メットインスペースもあり、めっちゃ便利!

スーパーの名がついてるあたり、流石と感じました。

・・・そんなこんなで、今来た道を再び自宅まで。

今度は先ほどの緊張感も少しほぐれ、いつもの見慣れた景色を見ながらも、安全運転で少し余裕の出た走りに。

そして無事、スーパーDio初乗りが終了。

エンジンの音に風を切る音、バイクから伝わる振動に、排ガスの匂い。

これからのバイクのある生活にワクワクをもたらす貴重な存在。

おもわずスーパーDioを見ながらにやけつつ、買ってきた駄菓子をむさぼる16歳の5月・・・。

dio031

関連ページ:スーパーDio

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