美杉村(2002/12/26~27)/時々
走り納めということで、三重県は美杉村の「美杉リゾート」にお泊まりすることになった。フェロモンズメンバーからは、変態貴公子ユタッチただひとりが参加することに。色々な紆余曲線を経て、半ば強制的にさんかせざるを得ないことに。当初の予定(というかいつも通り)では、オール下道(山道)で美杉村まで行こうとしていたが、道路の凍結がありそうだったので、高速道路を使用することにする。ユタッチが妹から車の奪取を成功させていたので、それに黒木兄弟(弟)が乗りナビ係。午前11時過ぎ、一路三重県美杉村へと移動を開始。
臨海線を大阪方面へと走り、途中でシェルパにガソリンを入れる。その後さらに走り、助松JCTから西名阪に乗り奈良県方面へ。国道25号線を目指す。途中のSAで一度トイレ休憩しただけで、天理ICまで一気に移動する。道中は整備不良気味のディーゼルトラックの黒煙に目くらましを食らい、しかも息苦しいという攻撃に耐えつつも、天理IC付近に到着。天理ICから先が国道25号線。国道といってもほとんど高速道路のような、片道二斜線の道。かと思えば長いのぼり+急カーブだったりと、なんとも変な道。この辺りから一気に気温が下がってきたらしく、自分で吐く息がシールドを曇らせる。道路脇には雪もちらほら見えて来る。25号線を60kmほどのペースで走ること数十分、道の駅針T.R.S(テラス)で2度目の休憩。ここで昼飯を食べる。ここで後姿が近鉄バファローズの中村紀にそっくりな人を発見する。写真を撮ってやろうと思ったら、前から見たら眼鏡かけた金髪デブっちょのおっちゃんだった(つけてる背番号はなぜか13番)
道の駅を後にし、再び移動を開始。月ヶ瀬村などを経て、ようやく三重県入り。上野ICで名阪国道を下り、青山町へ。この辺りから一段と寒くなってくる。両サイドに広がる山々が雪に覆われていて真っ白。それなりに景色良いが、地面が凍結してるかもしれないので、アクセル握る手にも気合が入る。青山峠を越えてる途中にあった電光掲示板には「ただいまの気温0℃」という表示が。どうりで寒いはず。国道165号線をしばらく走り、JR名松線沿いを南に走る。そこからさらに数十分。午後3時過ぎに、約4時間かかって美杉村『美杉リゾート・魚九』へと到着。今日泊まる宿の名前、魚九は、読みが「うおきゅー」なのか「うおく」なのかは知らない(笑)
駐車場が混雑しておりシェルパを停める場所が無かったので、
隊員3号&4号が乗る車の前になんとか停車。
ご覧の通りシェルパにはハンドルカバーを施して防寒対策も万全!それでやっぱり寒い。
国道25号線を入ったあたりから道路脇に雪がチラホラ。
気温も一気に下がる。
なんともハイカラな名前の、道の駅針T.R.S(テラス)
大きな道の駅で、和歌山県の道の駅で一番のお気に入り、しらまの里とは大違い。
先ほどのサービスエリアとは違って針テラスにはバイク専用の駐車場があったのでそこへ停めておく。
当然こんな冬空の下走ってるバイクは極少数。駐車場もシェルパで独占。
今回お世話になる美杉リゾート 魚九。
この山の中にあるせいか、よけいでかく感じる。
今走ってきた県道15号。
綺麗に整備されていて、とても走りやすい。
駐車場にバイクと車をとめて、さっそくチェックイン。大山のぶ代(ドラえもん)のようなダミ声の、というか風貌も大山のぶ代なおばちゃんに案内されて今日泊まる部屋、437号室へと案内される。しばらくお茶などを飲んで休憩。さっそく館内探検。ユタッチを先頭に、館内をうろつく。ここで窓の外を見ると、すごい吹雪いている。いつのまにか雪が降っていたようだ。ナイスタイミングで旅館に到着したもんだと思う。そして一通り旅館を探検した後、早速風呂(ここの風呂は温泉らしい)へと行くことにする。あんまり人が居なかったので、ゆっくり入ることが出来た。
温泉からあがり、次は晩御飯。カニが丸々一匹と他多数。肉の横綱・伊賀牛を食べる。ユタッチご満悦。おなかもいっぱいになり、オセロなんかをして時間をつぶし、もう一度風呂へ行く。ここで裸画像なんかを撮ったりして、存分にはじけてみる。貸切状態の露天風呂で色々語り合ううちに、1時間以上も入浴してしまう。日付が変わった頃にようやく就寝。次の日の移動に備える。
旅館の外は大雪。
降ったら降ったでその中を走るのもいいが、なかなかナイスなタイミングでチェックインできた。
室内はなかなか広く、シングルベッドも2つ用意されている。
和室もなかなか広く、4人がゆったりと眠れるスペースがある。
さっそく風呂へと向かうフェロモンズの面々。
フェロモンズ魂みせたれぇやぁ!
結構空いてる脱衣所。
と思ったら、中に数人居た。それでも人少ない。
ギリギリショットなユタッチと黒木兄弟(兄)
実際はこれよりきわどいのが何枚かあった(笑
左にチョットみえてる手、黒木兄弟(弟)はすでにおねむ。
ユタッチと黒木兄弟(兄)は目がさえてハァハァ(;´Д`)
真っ暗で誰も居ない宴会場で爪楊枝を使う黒木兄弟(兄)
ユタッチは(怖くて)股間がプルプルしていた。
夜中にもう一度入浴。その時に撮影。
人が居ないもんだから、調子に乗って写真までとっちゃいました。
音付画像→[1] [2] [3]
次の日の朝、6時半頃起床。あまり寝れてないみたいで、体がだるいが気合入れて起きる。早速朝食のバイキングを食べに旅館の大広間へ。超混雑してはる模様。昨日はすれ違う人すら少なかったのに、みんないったいどこにいてたんや?とユタッチと話す。とりあえずバイキングを食らい、チェックアウトの準備をするために部屋に戻る。そして午前10時頃、魚九をチェックアウト。すぐ近くにある火の玉温泉へもよって見たが、ものすごく寂れてたので見学だけしてすぐ移動開始。一路泉南市を目指す。
夏に稼動しているのか、現在は停止していた。
温水流してやればいいのにと思うが・・・。
標高1m弱の氷山を発見。さっそく登山を試みる黒木兄弟(兄)
途中で滑り落ちちゃいました。
店員すらもいない、FIRE VALLEY・・・(開いてるのは間違いないのに)
なぜかニヤつくユタッチと黒木兄弟(兄)
それは他ならぬ、積もった雪のためである。
すこ~し曇り気味な天候。
雨がふらなきゃいいが(雪なら良い)
帰りはオール下道で行くことにしていたので、県道15号を南に走り、まもなくして国道368号線に合流。途中、オーメンな県道、666号線があったが、とっても不吉なので素通り。というかここを通ると遠回りになる。和歌山県にある3ケタ国道のように走りやすいこの道を軽快に飛ばす。少し風が強いが問題なし。しばらく走り、三重県と奈良県の県境を通過。さらば三重県。さらば魚九(読み方わからん)
三重県を後にし、道は国道369号線、奈良県御杖村に。この辺りから道路脇に雪がチラホラと見え始める。道路自体も少し凍結気味。かと思えばシャーベット状の悪路。所々にスリップしたような跡があり、運転にも気を使う。この辺りの道は結構高度もあり、このまま進むのは大丈夫なのかと少し不安になる。なので、途中で地元の人を対象に、ユタッチと黒木兄弟(弟)が現地調査を開始。結果、トンネル入り口付近に気をつければ大丈夫との返事を頂いた。ナイス地元の人!ナイス男里フェロモンズのくそもっこり(黒弟)と変態貴公子(ユタッチ)!
地元の人に言われたとおり、トンネル入り口付近でスピードを落しつつも、順調に距離を稼ぐ。兎田野町を経て、大宇陀町へ。ここで道の駅大宇陀でトイレ休憩。20分程して再び出発。ここから370号線を走り吉野町へ。吉野川沿いを自動車の流れに沿って走る。この辺りまで来ると、もう雪も見られなくなっていた。さらに走り五条市。ここからちょっと寄り道で168号線へ入る。目的は以前(2年前)訪れて、食べることが出来なかった「柿の葉寿司」を食べるため。ここで昼食を済まし、後は一気に泉南市を目指す。
368号線沿いのガソスタで給油。
約170km走っていたのに、5リットルしか入らなかった。
アーシングの効果がでてるのかわからないが、なかなかの高燃費。
降り積もった雪をまるかじりし、水分を補給するシンゴ。
アホ面一番星なのは、本人も気づかない。
同じく道の駅大宇陀でシェルパ。
369号線の道が雪のシャーベット状だったので、結構ドロドロ。
柿の葉寿司本店 たなかで昼食。
2年ぐらい前に来た時、閉まっていて食べれなかったので今回はいっぱい食べた。
ちなみに前回来た時一緒に居たアズーは、食べれないのを凄く残念がっていた。
もちろん美味しい。
柿の葉寿司で腹を膨らませ、あとはもう泉南市に帰るだけ。県道と国道24号線を駆使して、あとはいつもの広域農道をひた走るだけ。途中ぱらぱらと雨が降ったり、ダンプが軽にオカマほりそうになったりとかあったが、何事も無く無事自宅に帰宅。帰りの移動時間も、行きと同じ4時間。距離的には行きが180km、帰りが160km弱で、ちょっとだけ帰りのほうが近かった模様。気分的には帰りの方が道が面白かったのでまだ走り足りない気分。家に到着してすぐに、今年も一年、ノートラブル&無事故で走りぬいてくれたシェルパを洗車してあげる。ピカピカ(になったっぽい)になったシェルパを写真に収め、今回のツーリングも無事終了とした。・・・とキリの良い終わり方してみたが、洗車後のバイクの写真撮るの忘れていたことに、ツーレポ作ってる時に気づく。かなり残念。。。
無事故無違反ノートラブルに感謝して、帰宅してすぐにシェルパを洗車。
写真は洗車前のやつ。洗車後の写真撮るの忘れてた(w
ブラシで細かいところの泥も落してやる。