加太砲台跡散策ツーリング

白崎・日ノ岬周辺へのツーリングを予定していた本日、隊員4号の「日曜日には雨が降る法則」と、雨が降りそうだという嫌な予感を信じて、急遽目的地を変更。地元からすぐの距離にある、和歌山県の加太砲台跡を散策することにしました。雨が降ってもここからならすぐに帰還することができるので・・・。ちなみに天気予報では、和歌山県北部の降水確率は0%でした。

加太方面へ向かう我々。天気は薄っすらと曇り空です。
R26からr65へ進みます。
9月も下旬ですが、照りつける太陽はまだまだあっつい!
加太の国民休暇村へと続く急勾配の途中に、加太砲台跡へと続く
遊歩道があります。
その遊歩道の先には、眺望ポイントが!
景色を眺める隊員4号と7号。
展望台から友ヶ島と、その向こう側に見える淡路島。
満潮近くで潮の流れが目視できるほどになってました。
まるで川です。
画像中央の白く波立っている所が潮の流れだそうです。
流れに逆らって航行中の漁船が苦しそうに進んでました。
説明看板シリーズ。
クリックで拡大(1024×768)画像がでます。
潮流速度は最大で時速6.5キロメートルになるそうです。
すごいのかどうかはよくわかりませんがw
友ヶ島(地ノ島)を望遠で。
友ヶ島は、神島、地の島、沖ノ島、虎島の四島を合わせた総称です。

展望台にて友ヶ島と紀淡海峡、淡路島等を見学した後、本日のメインスポットでもある、加太砲台跡の散策へ。予想以上に暗い場所もあり、準備不足(懐中電灯等の不足)の気アリアリでした。

赤レンガで作られた、地下弾薬庫跡です。 砲台跡とはいいますが、砲台はもうありません。
ちなみにこのあたりは、瀬戸内海国立公園の最東端ということです。

急な階段を下りて、先へと進む事にします。

外周をぐるっと回って、階段へと向かいます。
遊歩道は落ち葉で埋め尽くされています。
本日は風が強く、まだ涼しい方でしたが、さすがにじめっとしていて
暑いです。
全然バリアフリーでない急な階段を下りて、弾薬庫跡へと向かいます。
ちなみに、隊員4号→7号→隊長の順でおります。
隊長の身の安全を案じてくれるいい隊員達です(ぇ
さらに下へ。やはりここも、バリアフリーな階段ではありません。
でもって、かなり暗いです。
懐中電灯の類をもっていなかったので、手探りで中へと進みます。
明かりが無いので、だいたいの場所を狙って撮ってみました。
結構広いです。
ここに弾薬等を置いておく予定やったんでしょう。
中から入り口のほうを振り向いて一枚。
隊員6号がいてました。
肉眼ではだいたいこれくらいの暗さです。なんもみえません。
携帯についてるライトの光もまったく効果なし。
アーチ型のトンネル。すべてレンガで造られてます。
それにしても人気が全然ありません。
散策中の我々。
隊員4号がププッときた看板はというと↓
耳を澄ませば、ほら、聞こえてくるいろいろな音。
クリックで拡大画像がでます。
左隅のはちがうやろう。笑
トンネル内部にて涼む我々。
地下の倉庫内はひんやりとして涼しかったです。
この後、さらにもうひとつの地下倉庫へ。
やはり急な階段。
ゴミもなく、荒らされた様子も無い内部。
しっかりとした造りの内部入り口。
ちょっぴり土臭い。

肝心の砲台跡はというと、いまはもう砲台は無く、広場のように整地されています。残念ながら砲台にて”打つふり”をすることは出来ませんでした。この後、まだまだ時間はあるので、周辺にあったとある林道を使い海岸まで降りてみることにします。

砲台跡を散策し終え、カメラに向けて「任務完了」のポーズを送る
隊員7号。
しかしこの後、隊員7号に試練が!
実は初林道の隊員7号。林道には向いてないボルティーにて急勾配を下るが、かなり走りにくそう。
苦笑いを浮かべる隊員7号の表情が心境を物語ってます。
林道途中に、またまた何かの跡発見。
このあたりはまたあとで探索します。
先ほどは上から見ていた友ヶ島。
上から見てるときは泳いでも渡れる距離ちゃう?とか言ってましたが
これは絶対無理です。笑
男里のイアン・ソープこと、フェロモンズの監督ならいけると思います。
辺りを散策、探検。とくに目新しい発見はありませんでしたが
ブリーフを履いたピチピチな人がいてて怖かったです。
切り立った断崖。手で触るだけでポロポロ崩れる!
危ないのでそそくさとこの場を退散。
先ほど発見した遺跡跡(遺跡じゃないですが)みたいなところを散策。
が、特に何も無し!
二つあった部屋のうちのひとつ。
片方にはバーベキューの後に出たであろうゴミが散乱。

海岸を散策した後、もう帰ろうかと思った時・・・林の奥でふと発見した謎のトンネル。明かりになるものが何もありませんが、いけるところまで行ってみることにします。

道を外れて、藪を少し進んだ先にあった謎のトンネル。
もちろん入ってみます。
涼しい風が向こうから吹いてきます。
が、いったいどこへ続いているのか・・・。
フラッシュを炊いた画像をみても奥のほうが見えません。
先陣を切って先へと進む隊員4号。
が!なにかに足をとられてあやうく転びそうに!
足場が非常にすべりやすくなっており、明かりになるものがないと
非常に危険。
シェルパーズの掟にのっとって、この場で引き返すことにします。
画像ではわかりにくいですが、赤い手をしたおおきなカニが
トンネル内にいっぱいいてました。
カサカサカサカサ・・・。
無事、トンネルの外へ出ることができた我々。
湿気も少なく、危険な生き物(ムカデとかクモとかなんやら)が
いなくなる冬場に、再び訪れる予定!
to be continued…
藪に生えていたなにかのキノコ。
キノコパーティーは命がけなのでやりません汗

この後、本日のツーリングの〆にと、加太淡島神社にてお清めを行います。下ってきた林道を再び登って、国民休暇村を後にします。

久々に訪れた加太にて。
隊員4号はこの日早朝から加太へ釣りに行ってたらしく、
本日2度目となりました。
すごい賑わいを見せる加太淡島。
このときのツーリングでは、我々意外誰もいませんでした。
やっぱり、真冬やったからねあの時は・・・。
またまた賑わいを見せる商店街?
あたりに漂う強烈な「おいしそうなにおい」にやられそうになりましたが
ここはぐっと我慢!
相変わらず朱色が鮮やかな淡島神社。
最近見た中で一番の賑わいを見せていました。
人形も鮮やかに供養されております。
おみくじを購入しようと並ぶ隊員4号。
しかし、我々が並んだ瞬間に店員さん(前田宮司)は
お経を唱えに行ってしまいました。
立ち尽くす隊員4号・・・・・。
淡島神社にて身も心も清めた事なので、
そろそろ帰還します。
三連休の間ということもあり、いつもの3倍は混んでしまっているR26を出来るだけ走らずに帰還するために
海沿いの裏道を走る。が、ここも少し渋滞気味。ガードレールが無いじゃないですか・・・。
しかも天気がなにやら下り坂で、海も荒れだしてます。

この後、若干渋滞にもまれながらも、なんとか雨に振られることも無く、本日のツーリングは無事終了となりました。別の用事で、車にて和歌山県の旧中津村まで行ってた隊員3号によると、ちょうど同じ時間、山間部では土砂降りの大雨やったらしいです。ナイス隊員4号!ナイスな勘でした。

そんなわけで、我々シェルパーズは、ひらめきや勘を駆使しつつも、今後も安全確実なツーリングを続けていきます。ただのヘタレか?とかのつっこみは無しでおねがいしますw

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