さて、長い長い1日が始まります。そして本日が、今回の四国東部遠征の最終日となります。本日の25時10分(16日の午前1時10分)の和歌山港南海フェリーに間に合えばOKなので、その時間に間に合うように、北上しながら各所を見学していくことにします。温泉ももう一つくらいは入りたいですな!
8/15 魚梁瀬ダムとやなせ温泉 そして帰阪
朝です。非常に爽やかな朝です!
ノソノソと起きて、まずはホットコーヒーと菓子パンを食べて、眠った頭を徐々に起していきます。
到着したのが夜間で、キャンプ場周りを何も撮影できていなかったので、軽く朝食を食べた後、小島キャンプ場の全容を撮影しにいきます。その後、キャンプ場の脇から、真横にある奈半利川へ降りることが出来る階段を前日の散策で発見しておりましたので、早速川遊びに興じることにします。
目の前には奈半利川が。この画像の右奥を少し進むと、平鍋ダムがあります。
今日はこの後、この川で泳いで遊びます。海の次は川遊びですな!
キャンプサイトはこんなカンジ。木々が多い茂っていて、非常に緑が目に優しい。
木陰も多いので、夏場のキャンプでもさわやかに過ごせます。
木々の木陰になりそうなポイントへテントを張っておきましたが、これが大正解。
朝までぐっすりと熟睡することができました。空気が爽やかで気持ち良い!
奈半利川で泳ぐ。緑の浮き輪を持ってる隊員5号が少しだけ見えます。
この川、シュノーケルを使ってちょいと潜ってみましたが、川底へまったく到達できませんwめっちゃ深い!
岩場から飛び込んで気持ちええなーとか言ってましたが、怖くなったのでちょっと自重。
室伏様は釣りに夢中。エサは川底に居る虫を適当に捕まえて、それで魚釣りを楽しんでました。
ここでちょっとしたハプニングが。上記の画像上の方に見える流れの速いところで、隊員5号に浮き輪(ダンディーさんの左側に写っている緑の浮き輪)の上に乗ってもらって、ここを流れてもらったんです。そしたらですね、アズマさん流れに揉まれて浮き輪から転落!軽く溺れてしまいました。。汗 水深は浅くても、人は溺れます。正直スマンかった汗>隊員5号
奈半利川を東側に向けて。大きな岩がゴロゴロしてます。
この先に平鍋ダムがあるので、放流時は注意が必要。
ここから暫く、小島キャンプ場の写真を色々と掲載していきます。隊員5号が色々と撮ってくれてたので、そちらを公開。黒兄は川で遊び呆けてましたw
小島キャンプ場のテントサイト全景。その2。水場が数箇所に設けられてますが、この時は水は出ませんでした。
キャンプ場すぐ横にある奈半利川。キャンプ場から川に直接降りることができます。親切設計ですね。
隊員5号が軽く溺れたポイント。アズマさん、このポイントだけで写真何枚も撮ってましたよw
それだけ 印象に残る場所となったわけです。
スーパーシェルパへ荷物のパッキングが終了した隊長@黒兄。
実は若干疲れ気味。川で羽目を外しすぎました。
片付けを開始。生ゴミはもちろん、タバコの吸殻が落ちていないか、包装類が落ちてないか等をチェック。
利用する前よりもキレイにして帰ります。
片付けも完了!ゴミ一つ落ちてないはずです。
これで次に利用する人も、気持ちよくキャンプ場を利用することができるでしょう。
いやー、小島キャンプ場、最高に過ごし易いキャンプ場でした!備え付けの施設は最小限ではありますが、まったく問題なし。北川温泉へも数分で行くことができますので、ここはまた利用したいキャンプ場の一つとなりました。何よりこの綺麗さと使い勝手の良さで無料とは驚きです。
小島キャンプ場データ
場所:高知県安芸郡北川村小島
料金:無料
期間: ほぼ通年
お問合せ:北川村産業建設課 TEL 0887-32-1221
備考:水道が出ないため飲料水は持参の事
□2012/8/7 追記
2011年7月の台風6号による大雨の影響で小島キャンプ場が被災してしまい、施設が利用できなくなっているようです。現在も復旧の目処が立っていないそうなので、残念ながら現在は利用できない状態となっています。
>>台風6号災害による小島キャンプ場の利用中止について
□2019/8/15 追記
その後、情報の更新も無く、再開の動きも無いようです。おそらく完全に閉鎖となってしまったようです。詳しくは北川村役場までお問い合わせください。
午後2時頃、帰阪に向けて出発!まずは北川温泉にもう一度寄って、お土産各種を購入します。
北川温泉でお土産等を購入。
ダンディーさんてば、とっても優柔不断なので、沢山あるお土産を買いあぐねてました。
マッスルポージングにも切れが無い隊長。川遊びは海で泳ぐよりも体力を消耗します。
画像の左奥に、天然のプールもあります。
子供達が泳いでも大丈夫なように、水深も浅めで囲いもつくってます。安心ですね。
北川温泉でお土産も購入し、次の目的地をここでリサーチ。北川村を北上したところに、魚梁瀬と書いて「やなせ」と読む、魚梁瀬ダムがあることに気付く。地図で見てもかなり大きなダムというのが分かる。また、この魚梁瀬ダムがある地名が馬路村。馬路と書いて、「マジ」と読む。だと面白かったのですが、「うまじ」と読みます。で、そこはポイントではなくて、馬路村は柚子の生産で有名ですね。ごっくん馬路村という、柚子ジュースがブランド化されており、大阪でも売られているのを見たことがあります。馬路村は、その柚子ジュースの本番の地でもあるのです。そしてこの情報を聞きつけた、柚子が大好きなダンディー室伏と隊員3号の意見がガッチリと噛み合う!目的地は決定しました。一路馬路村へ向けて、県道12号線を北上することにします。
ちなみに、現地に到着して、徳島までの道のりを調べた時に分かりましたが、国道55号線へと抜けるための道が、どうやら林道経由しかない様子・・・。この時点で、日が沈んだ暗闇の中の林道を走ることが決定した瞬間でもありました。
北川温泉を出発し、県道12号線を北上します。が、途中から雨がパラパラ・・・そのうちに、一気に土砂降り・・・。レインコートを着込んで移動再開。湿度が高くて非常に気持ち悪い感じ。これなら海パンとフルフェイスだけで走った方がましやなーとかアホな事を考えているうちに、魚梁瀬ダムへ到着。先ほどまでの雨も止んだ様子。さっそくダム見学といきますか!
派手派手なやなせ温泉の案内看板。夜でも目立ちそう。ダムを見た後に浸かりに行く予定です。
ここで雨がやんだので、レインコートを脱ぐ。雨上がり後の山の空気もたまりませんな。
堰堤部分。今まで見てきたダムとはまったく違う造りをしています。
お決まりの看板紹介シリーズ。かわいいねいちゃんがこれやってたら需要あるかもしれませんが・・笑
魚梁瀬ダムの紹介や、建設当時の貴重な写真等を見ることが出来ます。
ロックフィルダムとしては、 西日本最大のダムらしい。
※ロックフィルダムとは、岩石や土砂を積み上げて建設する型式のダム
ずーーっと下の方に、 魚梁瀬発電所の建物が見える。
その発電所の上には、「やなせ」の文字が・・w こーいうのっていいですね、なんか。
つづら折れで堰堤まで続いているダム専用の道路。
一般の人間でも入れるんでしょうか?(未確認)
雨も上がって、雲に煙る山々。雨上がり後だからこそ見れる景観でもあります。
午後4時50分頃、やなせ温泉に到着。なぜか踏み切りがあります。
電車が走ってるのかと思いましたが、 廃線となっていた魚梁瀬森林鉄道を復元したものだそう。
線路と踏み切り。昔は村の人々にとって、重要な役割を果たしていたそうです。
何やらアスレチックな遊具が色々とあります。
温泉あがってから楽しむことにします。まずは温泉に入りたい!
やなせ温泉概観。入浴料は大人400円、子供200円と良心的なお値段。
さっそく入湯。内湯のみのシンプルな造りですが、ツルヌルのお湯で肌がスベスベに!
ちなみに家に帰ってから気付いたが、やなせ温泉の脱衣所に愛用していたチタンネックレスを忘れてきてしまったorz
温泉から上がってしばし館内を散策。
カモシカの剥製(たぶんホンモノ)が飾ってありました。
この付近、カモシカがよく出没するようですね。
温泉につかって全身ツルツルになった我々。
汗を流したばかりですが、再び汗をかくことに(笑
左右対称ではなく、片方に集中して乗り込む二人。
よい子はまねしたらあきませんよ!
二人の奇妙な悲鳴がなんだかわざとらしいですが、結構怖かったそうです。
線路内を人力機関車が走っております。保証無し動画。
ごっくん馬路村を飲むダンディー室伏。じっくりと味わうようにして飲んでましたが、大変気に入った様子。
お土産に何本か購入してました。
一方、味わうことなく一気に飲み干す隊員5号。あまり興味がなかった様子(w
やなせ温泉から上がって外に出ると、夏の山独特の、木々と土のいい匂いが立ち込めてます。雨が降った後というのも、なんらかの匂い成分がプラスされてる気がしますが、温泉上がりの玄関から出た一歩目のこの空気が大好きです(笑)。
さて、時間はすでに午後6時過ぎ。太陽も沈みだし、これから夜を迎える準備が始まってきました。本日の最終目的は、無事徳島港へ辿り着くこと。一度県道12号線を南下し、昨日走った国道493号線から国道55号線へ進んで北上していくか、このまま県境の山を越えて、海を目指すか・・。結果、選択したのは山越え。この選択、吉と出るか凶と出るか・・。
徳島港に向けて移動開始!道中は何か面白いものがあれば停まって撮影しますが、基本はノンストップで移動していきます。
石碑発見。>>中江兆民(wikipediaより)の詳細はwikiにまかせますw
派手な赤い橋(魚梁瀬大橋 )を渡る隊員3号。今回の旅では目だったネタの提供はありませんでした。
まあ、ダンディーさんと隊員5号がいるからそらかすみますなー。
魚梁瀬貯水池。なかなかアクセスし難い位置にあるので、次回訪れるのは何時になることか・・。
奈良県にある、池原貯水池と同様にスケールの大きなダム湖です。
走ってきた方向。すでに未舗装路に突入しています。
ジムニーやオフロードバイクにとっては楽しい道ですが、普通車にはちょいときついかも。
大木屋小石川林道の途中にあったトンネル。大木屋小石川隧道。
辺りはすでに真っ暗。不気味な雰囲気が出てて興奮します笑
このトンネルを抜けると道は下りに。砂利が多く、前輪がツルっと行きそうなので、気をつけて走行。
4WDでガリガリ林道を走るジムニー。水を得た魚とはこのことか。
午後7時40分頃。地図の確認も兼ねて小休止。
轟の滝というのが近くにあるようですが、もう真っ暗なので寄りません。
大山林道の終点の看板。やれやれ峠隧道を超えて暫く走ると、県道37号線。
国道55号線まではもう一息です。
やなせ温泉からダム湖沿いを北東へ走り、大木屋小石川林道経由で山を越えて国道55号線を目指したわけですが、魚梁瀬ダムから県道12号線を南下し、国道493号線→国道55号線と抜けるほうが間違いなく早かったでしょう。それほどに、道中の各林道の走り応えがありました(笑)。残念ながら夜間の走行となり、景色は殆ど見ることは出来ませんでしたが、夕闇に沈んでいく林道の雰囲気は抜群で、なにやら物の怪に出会いそうな、そんな雰囲気となっていました。
往路の際も使った道の駅日和佐でちょっと長めの休憩。
第二十三番札所 薬王寺の瑜祇塔がライトアップされてました。
午後11時前に遅い晩御飯。ガストやコンビニくらいしかもう食べれる所が開いてなかったので、ガストで食べることにします。ここへ来る途中に、何か地元で取れた海産物が食べれるようなお店を探しながら走ってきましたが、すでに店じまいしているところが殆どでした。
午前0時48分、無事徳島港へ到着。1時10分の出航になんとか間に合いました。
やなせ温泉を出発したのが午後6時半。予定よりもかなり時間がかかってしまいました。
フェリーを待つ。いよいよ今回の旅も終わりに近づいてきました。
フェリーを誘導するフリをする隊員3号。今回の見せ場はこれくらいしかありませんでした。次回がんばってくれ!
フェリーくまのから降りてくる車のライトの軌跡。
さて、我々もフェリーに乗りこみます。
船内にて、フェリーくまのの見取り図を、無料のお茶を片手に凝視する隊員5号。
ダンディーさんは大好物のアイスを購入。船の中では終始テンションが高めでした。
器用にうつぶせで眠る隊員5号。車に乗ってるだけでもやっぱり疲れる様子です。
船の中では、ワイワイとやる元気もあまりないので、軽く船内を散策した後、大人しく休息。デジカメで撮ったデータを確認しながら、今回の旅の工程なんかを反すうして時間を潰す。時間はあっという間に過ぎて、午前3時10分、無事和歌山港に到着。ここから最後の走りです。
自宅まではもう一息。国道42号線→国道26号線と、走りなれた道をたんたんと走っていく。
午前4時過ぎには、無事自宅に到着。空はすでに明るくなってきています。
船の中ではテンションの高かったダンディーさんですが、黒木家につくなり、深い眠りについてしまいました。
隊員5号も黒木家で仮眠をとった後、自宅へと帰還。お疲れ様でした。
気がつけば写真200枚以上のレポートとなってしまいましたが、なんてことはない、仲間内でワイワイ楽しむ、特にあても無く四国をフラつく旅と相成りました。海遊び、川遊び、温泉に地元で取れた魚介類を食べたりと、特に何か目新しいコトがあったわけではありませんでしたが、非常に楽しいお盆休みとなりました。移動時間を極力少なくして、一箇所にどっかりと腰を下ろして自然と触れ合う時間というのは、これまた格別でありました。
四国は大阪からも近く、まだまだ訪れたい場所が沢山ある魅惑のスポットでもありますので、これから先、何年何十年とかけて、引き続き旅を続けて行きたいと思います。それまでHPが続いていればその模様も載せていきます(w
走行距離:227km
■ツーリングデータ
総走行距離:543km 写真撮影枚数:758枚 動画撮影本数:13本
宿泊場所:道の駅 わじき、室戸岬夕陽ケ丘キャンプ場(1サイト1000円)、小島キャンプ場(無料)
入浴した温泉:北川温泉(700円)、やなせ温泉(400円)
ハプニング:隊員5号が奈半利川で溺れる、黒兄が大切にしていたチタンネックレスを紛失する
おまけ
次の日、今回の遠征にてパワーアップしたフェロモンズ先遣隊(黒木兄弟、隊員5号、ダンディー室伏)の力を隊員4号に見せつけるべく、さっそくキャッチボール活動にて汗を流す。
結果、あまり変わった点はありませんでした笑 しいていうなら疲れをバリバリ残した状態(ダンディーさんだけは元気いっぱい)でしたので、若干球の走りが悪かったです。これにて12日から続いた熱く激しいお盆の強化合宿も終了。皆の衆、お疲れ様でした。四国、またいきまっしょい!