洞川(2005/2/2)
雪道を走りたくなったので、おそらく雪が積もってるであろう、奈良県天川村の洞川温泉まで足を伸ばしてみることにする。先日に履いたスタッドレスタイヤの効果の程も体験してみます。出発はお昼過ぎ。まぁ2時間程で着くだろうとたかをくくってましたが・・・。
□追記
ごろごろ茶屋のライブカメラで、雪の状況や休業のお知らせをリアルタイムで見ることが出来ます。
ごろごろ茶屋取水場(ライブカメラ)
ウインドスクリーンにスノータイヤ。雪対策はばっちり?です。 | 未舗装路もそこそこいけそうなブロックパターンです。 | 予備ガソリン(4リットル)や工具、ウエストポーチ等はボックスへ。 |
広域農道を越えて、かつらぎ町のコンビニの前にて。
山々が薄っすらと雪化粧を始めました。
恋野の広域農道を走る。このあたりも薄っすら雪化粧。
国道168号線沿いにある柿の葉寿司たなかでお昼ご飯。変なポーズの隊員3号。 | 柿の葉寿司食う。実はそこまで好きじゃないw | 昆布うどん。大好物! |
凍えた体にうどんの温かさが染み渡る・・・。本当にバイクのりはMなのか?!なんでこんな寒い思いしてまで、ぬくぬくとした車にのらず、こんな雪国に来たがるんでしょうか。まぁ、ワタクシは車にとにかく酔いやすく、体調が悪いときはものの5分でオゲロコースなのであります。なので、移動手段がバイクしかありません。そのバイクでも、コーナリングが延々と続くような道(480号線、旧高野山道路等)ではたまに酔うくらいの三半規管の弱さ。ヘタレマックスであります。
まぁそんなことはおいといて、体も温まったので洞川に向けて移動再開。
道路脇にも雪が見え始める。 | やや凍結気味の路面。まだまだ余裕。 | シャーベット状の路面。シャバシャバと足元で鳴っててなんか楽しい。 |
柿の葉寿司たなかからしばらく走って、国道168号線から県道49号線 勢井宗川野線へ。ここから一気に景色が雪国へと変わる。それまでシャバシャバとまだ走れた路面も凍結してきた。ちょっと気合入れて走ります。4駆のジムニーで来ていた隊員3号は、チェーンも巻いて4駆にして準備万端の様子。セコイな!w
「キュラキュラキュラ・・」とチェーンを鳴らし、豪快に突っ込んでいく地元のバス。すげえ。 | 凍結してます。バリバリいってる。 | 凍結その2。ちゃんとグリップすんのかなー、その前に、まともに走れるんでしょうか。 |
まだ少し地面が見えてますが、凍結した路面の上にシャーベット状の雪が乗ってる感じです。 |
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スーパーカブを停めてちょっとばかし休憩。 | |
ローアングルで。雪なんて珍しいもんだから、写真撮りまくって悦に浸る。 | |
雪化粧された山々。風に運ばれて粉雪のようなものが飛んできます。 |
さらに進んで、地面も見えなくなってきた。それでも雪質がふわふわで、なんとかグリップする!
バランスを崩しそうになっても両足をひょいと出せば、容易にたちなおせる。
スーパーカブ(&スノータイヤ)万歳。
わざと雪にはまってみる。なんか様になるのもスーパーカブだからこそ。
スーパーカブって、根拠のない自信を与えてくれます(笑
やばいくらいの積雪になってきました。タイヤが半分近く埋もれるポイントも。 スタンド無しで自立してます。 |
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そんな中でも楽しそうなワタクシ。もちろんスーパーカブだからこそ出る雰囲気。 | |
動画を2本。わざわざ雪の深い所を走ったり・・・。わかる人にはわかる心境w | |
洞川までもう一息。蛇トンネルの前にて。[晴れてるときはこんな感じ] | 時たま風雪。横風と凍結路に注意して走る。 |
雪の降る県道21号線をたんたんと走る。路面は凍結なのかどうかもよくわからない状態。
それでもぐいぐいと進んでいく。景色を見る余裕もまだまだあります。
ガンガン進みます。4駆&チェーンだとまったく不安無く走れるそうです。 | 真っ白な世界。目がチカチカしておかしくなってきます(笑 | 「ようこそ大峰山洞川温泉へ」と書いてますが、雪によって保護色化してよく見えない。 |
午後5時ごろ、よーーーやく到着。洞川温泉へ。 | 駐車場の雪につっこむスーパーカブ。スタンド無しで自立しそう。 |
ちなみに本日の本当の目的は、名水 ごろごろ水。文句無くおいしい水です。 | |
当然?ですが他に誰もいません。駐車場が完全に雪に覆われてます。わだちの跡も無いという・・・。 |
ごろごろ茶屋の前にて。雪まみれのスーパーカブ。ボックスにも雪が乗っかってます。
ホイールに積もった雪が冷えて固まって面白いことになってます。フロントブレーキも凍ってるのか固着ぎみ。握ってもにぎれないw危ない・・・。っても前輪ブレーキはまったく使ってないので平気です。 |
ごろごろ水の採取場駐車場を出てすぐ。さすがにこれはスーパーカブでも無理です。大量の雪。 | 時間もいいころなので、そろそろ帰ります。当たり前ですが車のペースに合わせるのはしんどい。 |
日が暮れ始めて閑散とした雰囲気の洞川地区。ここから暫く下り坂なので怖い怖い。
ごろごろ茶屋方面を振り返って。さすがにもう、この時間から向かう人は皆無。 | 100円の自販機を発見。あったかいコーヒーでも飲みます。 | 自販機と雪とスーパーカブ。ここから家まで3時間はかかりそう・・。 |
奈良県で2番目の長さを誇る、新川合トンネルの中で。全長2,751m。外は寒いですが、トンネルの中はほんわか暖かい。 | 交通量もほとんど無し。風が吹き抜ける音しかしない。ちょいと不気味な感じがします。 |
道の駅黒滝へ到着。ひっさびさに来ました多分。なぜかかまくらのような跡が・・・w | 人っ子一人いやしません。静か過ぎる。ちなみに、洞川からここまで来るのに1時間かかってます。ほんとなら15分ほどの道のり。 |
県道13号線を走ってる最中にガスケツ。予備タンクから給油する。画像左の赤い部分・・・心霊写真とれちゃいましたよ。。。ww | 野半の里にてようやく一安心。じっくりゆっくりと体を暖める。 | 時間も10時前ともなると、人気もまばら。さて、あとは自宅へ無事帰るだけ。 |
行きしなに最初に休憩したコンビニにて。くっついてた雪は綺麗さっぱり解けてしまいました。
さてさて、スノータイヤの効果はどんなもんだい?と、サクッと走りに入ったつもりでしたが、やっぱり雪道はどんなタイヤはいてもしんどいものです。タイヤが2個しかない、ちょっとでもすべったら即転倒のバイクで雪道(凍結路)を走るメリットは何もありません(笑)。本気で雪道をバリバリ攻めるなら、スタッドレスにチェーンも必要かと。雪国の郵政カブはチェーンはいて真冬でがんばってるそうな。やっぱりスーパーカブって凄い。世界が誇る、ベスト オブ バイクです。
スノータイヤを履いてみての結果:スピードさえ出さなければ、何とか走れるようになる。空気圧は若干低めのほうがよかったかも(前後1.5のまま走ってました。。。)
たぶんもう、あえて雪道をスタッドレス履いて走りにいくこともないでしょうwそんくらい疲れました。。。w
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