2004年夏。3泊4日のロングツーリングの様子。どうしても見たかった四国カルストは濃霧に阻まれるが、バイクで初めて訪れた四国の地はとても広く、見どころも満載でありました。
□8/12 四国に向けて出発
9時半頃和歌山港に向け出発。岬町のセルフスタンドで給油。初めて使うGSで、はじめガソリンの入れ方がわからず、弟となんやかんやして10分も給油に時間をつぶしてしまう。和歌山港へ10時30分ごろ到着。ぎりぎり。乗船手続きをして、10時40分の徳島港行きフェリーにギリギリ間に合う。 徳島港までは約2時間半の船旅。 看板で涼んだり船内でごろ寝したりしたりパン食ったりして時間つぶすが、ごろ寝してたら1時間くらいしらんまに寝てた。
出発前。荷物もパンパン状態で銀マットは荷物の上に無理やり固定。
出向時間ギリギリに和歌山港へ到着。速攻で乗船手続きを済ます。
お盆ということもあり、混雑してるかも?の予想外れて快適な船旅。
いつの間にか寝てしまってた。
走行距離:約30km
□8/13 徳島~愛媛まで一気に横断
日付もかわって、1時前に徳島港着。親戚のいる愛媛の津島町曽根まで、一気に向かうことにする。
出港から2時間半。午前0時50分頃に徳島港に到着。
出口?のほうがなぜか半分開いてたのでその隙間から外の様子を伺う隊員3号。
固定され他スーパーシェルパとジェベル。いよいよ四国の地を踏みます。
当初昼過ぎには宇和島付近に着くだろうと思っていたが、甘かった。 国道192号線を池田方面へひたすらナイトラン。 夜間で景色見えんので、特に面白いという感じの道ではないが、流れはすこぶるよい。
R192を走って走って、国道11へ合流。途中の峠越えのあたりで夜が明けてくる。 国道11号線を併走する松山自動車道と山と川の組み合わせがなんともいい感じ。その後、何本かの県道を使って国道56へショートカット。 途中、道の駅内子フレッシュパークからりで小休憩し、再びルート検索。とりあえずどこかでキャンプを張り、そこを拠点にして再び宇和島を目指すことにする。
国道11号線を中山川沿いにひたすら西へ。午前5時過ぎにr153(明河方面)との分岐を通過。だんだんと夜が明けてきました。
信号待ちにて。ご来光~。ずっと夜道を走ってたので、とっても眩しい。
国道11号線から県道へ。朝靄がすごくいい感じに発生してます。
道の駅 内子フレッシュパークからり。さすがに早朝とあってか、人気は無し。
ここまで休み無く走りっぱなしの2台。しかし、旅はまだまだ最序盤。
道の駅を後にし、国道56から国道441へ。ここがまた超快走路!朝の清々しい空気が大変美味しい。その後、8時過ぎに 野村町の野村ダムへ到着。無料の桂川キャンプ場にテントをはり、ご飯を飯ごうして昼ごはん。このキャンプ場、あんまりにも居心地がいいので、川で遊んだり仮眠したりして、そのまま3時ごろまで大休憩してしまい予定が狂うw
国道441号線へ出るために広域農道や県道をちょっと迷いつつ・・・。紀伊半島とはまた違った感じの道ですごく楽しい。
迷いながらも国道441号線に合流。超!快走路!早朝の山の空気のおいしいこと。
むちゃくちゃテンションがあがります。本当に気持ちいい!
あまりにも気持ちよくていい道なので、ちょっと休憩。
風景が日本の原風景っぽくてすごく癒されます。
田んぼと山と川と民家と青空と。写真からはこの場所の空気が伝わらないのが残念すぎる!
この場所にあった自販機の隙間にいたアマガエル。ぱっと見ただけでも4,5匹いてました。
自動販売機の光に寄ってくる虫を食べまくってるんでしょうね。肥え太っています(笑)
ようやく今日のキャンプ地(の近く)、野村ダムに到着。
非常に大きなダムです。
看板シリーズ。野村ダムの説明看板。
看板の左側にあるキャンプ場の表記の箇所が、今日お世話になる桂川キャンプ場(無料)です。
山にはまだ、朝靄がかかっていますが、そろそろ暑くなってきました。
先にキャンプ場を探しに行っていた隊員3号とすれ違う。
どうやらこの先にキャンプ場があるようです。
このあたりは桂川渓谷と呼ばれていて、遊歩道なんかも整備された癒しのスポットとなっているようです。
その2。流れはあまりなく、水深もありません。お子様にも安全。
もっと上流に行けば、渓谷っぽく、荒々しくなるみたいですが、このあたりは水遊びにも最適な場所ですね。
ちなみにキャンプ場はデッキサイトをチョイス。
ここ、ずっと木陰になってますので、快適に過ごすことができます。
とりあえずテントを設営。
ここまで夜を徹して、四国の西側まで走り続けてきたので、ちょっと仮眠をとることにします。
テント張ったデッキから。多少の雨くらいでも、木々が遮ってくれそう。
水道も使えて調理場もあります。トイレもアリ。
こんな感じで幕営。デッキなので雨が降ってもぐちゃぐちゃになりません。
多分湧き水な、冷たい水で飲み物を冷やす。人工物から出てる水ですが。
苔がびっしりなので汚い水ではない・・・と思う。
その後、桂川キャンプ場からr29→r31→r57→R56→r4号と走り、親戚のいる清満へ5時ごろ到着。 墓参りと親戚への挨拶をすます。その後、再び移動して宇和島→津島町と走り、親が生まれ育ったという曽根へ。コチラの親戚にも挨拶をすませ、再び清満の親戚の家に戻る。カレーをご馳走になるためだけに(笑)。
後ろ。バンが一台だけ追走中。r29からr31の峠越えの道がクネクネしてて楽しかった。
道の駅 みまに到着。やっぱり目立つ正面の山。なんていう名前でしょう?
地図で見る感じは、泉が森(755メートル)でしょうか。三間富士(みまふじ)とも呼ばれている山だそうな。
いま走ってきた方向。この道の駅まで、野村ダムからまったりはしっても30分くらいです。
内子フレッシュパークからりのトイレも綺麗で変わってるなと思いましたが、
ここのトイレも面白い。噴水みたいな池?が中央にあって結構お金かかってますね。
四国っていろいろと面白い!
やっぱり気になるこの山。和歌山の龍門山になんだか形が似てます。
道の駅みまのパノラマ。県道に面した道の駅ですが、すごく広い!自転車のレンタルなんかもやってます。
r57→国道56号線と進んで宇和島の市内まで来ました。
市内だけあって若干混み気味。久々に味わう感覚です。
国道から再び県道へ。まずは清満の親戚のところへ。
若松川を右手に左手に見ながら山のほうへ進んでいく。やっぱり水がとっても綺麗です。
そしてまたまた川。そろそろ西日が陰ってきました。急がないと。
ここで先に現地入りしていた親戚と合流。
親戚の家まで連れて行ってもらいます(性格な場所がわからなかったのでヘルプです)
うまいこと太陽の光がミラーに反射してなんだかいい感じになった。
ここからは親戚に先導してもらいます。
もうすぐのところまで来ていたらしい。
畑、はたけ、ハタケ!もう稲刈りも終わって秋の気配が漂っていました。
稲刈り後の土のにおいと山の空気がまざりあってとっても懐かしくていい香り。
親戚の家に到着。バイクはその辺に適当に停めておいたらいいらしい。
さすがです(何が)。
親戚のとこで飼われてる犬。勝手な先入観で太郎とか次郎とかって名前やろなとおもってたら・・・
「ジェイ(J)」と言うらしい。なんで!?笑
日立の昭和のにおいがプンプン漂うテレビが現役です。イイカンジ!
昔話もそこそこに、お墓参りへいきます。
お墓へはちょっと険しい山道を登っていかなければいけません。
まるでラピュタかもののけ姫かナウシカか・・・宮崎映画の世界のような景観。
木の根っこがすごい!無理やり山を切り開いて道を作ったんでしょうか?
このあたりだけ、なんだか空気がひんやりとして独特の雰囲気となっていました。
集落が大分と下のほうに見えてきました。
結構歩いてきてます。でも、そんなにも汗が出てこない。
蝉時雨とマイナスイオンたっぷりの森の空気が汗を抑えてくれてます。
こちらにもアマガエルが。細!自販機のところにいてたのと比べても半分くらいの太さです。
カエルにも格差社会が・・・!
お墓参りの後、アイラブコーナンにていろいろと調達。
この後、宇和島の曽根というところへ。ここにも親戚がいてますので挨拶に。
でっかい浮き袋の上に作業小屋が浮いてます。
秘密基地みたいで面白い!
曽根のほうへは↑に写ってるトンネルを抜けます。
昔はこのトンネルも無く、学校へ通うのにも徒歩で山を越えていたそうです。
トンネルを越えたあたりで夕焼け。 不思議な感じのする、懐かしい色あい。デジャブっぽい!
昔見た記憶があるような気がしてなりません。
赤ん坊の頃にこの地を踏んでますので、そのときに見てたのかもしれませんね。
到着。この写真の右側あたりが母親が生まれ育った家があった場所です。
今は取り壊されてますのでありません。
整備された岸壁。昔は整備もされておらず、浜が広がっていたそうな。
この後、親戚の人たちにも挨拶を済ませ、再び清満の親戚の家へ。
カレーをご馳走になる。
清満のほうへ戻って。未舗装路があったのでちょっとだけ走ってみる。
家の明かりもまばらで、見上げるとものすごい数の星が!!しばらく天体観測して贅沢な時間を過ごす。
無数の星。天の川も写ってます。肉眼ではもっともっとすごい数の星が見えてました。すごい!
親戚の家を出るころにはすでに午後10時過ぎ。 どこかの温泉へ入ろうと思っていたが、当然こんな時間から開いてる温泉は無い。一応宇和島市の薬師谷温泉があいてたが、閉館まで30分もないのでゆっくりできない。しかも高いときたら入るわけないので、温泉はまた明日にする。今日はキャンプ場で行水ですよw
薬師谷温泉はもう閉館間近。20分も入ってられないのでもうあきらめる。
行きに寄った道の駅みまにて。昼間の賑わいは無く、だーれもいてません。
やたらと明るい蛍光灯の下でぽつんとおさまるスーパーシェルパを撮影。
その後、来た時と逆のルートを戻って、日付がもう14日に変わろうかという頃、野村町の桂川キャンプ場に到着。 移動時間に20時間近くも使ってしまった。今後の予定としては、このまま四国を左回りに、16日に徳島港へ戻る予定。
こんな感じでずーーっとピカピカと野村ダムをアピールし続けてます。
動画も撮りました。動画はこちら。[野村ダム:52KB 13秒]
特に意味は無し。光のイリュージョン(笑
結構こーいうのって好きです。
キャンプファイヤーかバーベキュー用かはわかりませんが、火を起こせるスペースがあったので、
ちょっとだけキャンプファイヤーをしておく。
走行距離450km。