キャンピングカー購入記 その3【中古キャンピングカーを買う】

その1からの続きです。久々にコンテンツらしきものを作っているのですが、記事作るまでの時間が昔に比べて確実に遅くなっておりますw 文字...

前回の購入記の続きです。キャンピングカー購入記も3回目となります。

まだ購入前の記事となりますが、購入に至るまで長い時間を要したというのを分かってもらうために、あえて長々と書いております。

もう少し昔語りが続きますw

キャンピングカーはレンタルで十分?

2016年にキャンピングカーをレンタルし、長野~北陸を4泊5日で周ったのですが、その際に「買わなくてもレンタルで十分やん!」という結論に至ります。

購入するなら新車でなく中古車一択と考えてましたが、中古車が仮に400万として、レンタル料金が平均して1日20000円とすれば、約200日間もレンタルすることができます。

・・・それならやっぱレンタルでいいかなーと、思考は行ったり来たり。必ずしも必要ではない、完全なる贅沢品となりますし、衝動買いするような価格でもありません。

それから約3年の間は、購入意欲は衰退し、しばらくして登山にプチハマり。近場を中心に、和泉葛城山系や大峰山系を楽しんでいましたが、もっと遠くの山(主にアルプス)にも遠征したい!という気持ちが沸き起こります。

生活スタイルと趣味の変化

しかし、登山は早朝から登り始めるのが基本です。その時間に合わせる場合、出発するのがまだ夜中と言ってもいい様な時間になってしまい、結果的に無理をすることになります。

だからと言って、寝ずに徹夜で現地に移動して登るなんて言語道断。バイクも当然危ないのですが、登山は自分の体一つで登っていくため、体調不良は本当に命の危険が及びます。

車の中での車中泊も考えたのですが、大人2~3人が普通車の中で寝るのは、相当無理が生じますw

寝れたとしても浅い眠りです。当然翌朝は寝不足気味。体調不良のまま登ることになり、やっぱり危ないことになります。

・・・長い前置きになりましたが、ここで考えたのが、「前の晩から目的地付近へ向かい」、さらに「車中泊でしっかり寝て万全の状態で早朝から登る」というもの。

原点回帰、一番あちこち動き回っていた2000年~2005年頃のスタイルに「快適な車中泊」を融合させようと考えたわけです。

・・・あ、となると、やっぱりいつでも自由に利用できるキャンピングカーが必要!よし!じゃあやっぱり買うか!となり、再びキャンピングカー熱が復活します。

そんなわけで、まずは実物を見に行きます。最初は近場にあるCCFオオモリさんに見学に行こうとしましたが、せっかくならと関西で最も多くの中古キャンピングカーが集まっているといわれるフジカーズジャパンさんへ見学に行くことにしました。

2019年7月 初めてキャンピングカー専門店へ

西宮市にあるフジカーズジャパン神戸西宮店。過去にキャンピングカーの展示会に行ったことはありましたが、西日本1の規模を誇る展示数はやはり圧巻。

この写真はキャブコンコーナーの一部なのですが、他にもバスコンやバンコン、軽キャン、トレーラー等、今まで見たことが無い台数のキャンピングカーが展示されています。

ホームページで目星をつけていた幾つかの車体の鍵を開けてもらって、実際に中を見て回る。

実際に見て、触って確認しないと分からない不都合が色々と見えてきます。特に車内に残っている「匂い」は、現車確認しないと絶対にわかりません。

カビっぽいとか、ペット利用車だったとか、タバコの匂いがある等。備え付け品のガタツキ等もちゃんとチェックしておきます。

あとはフロアの「軋み」なんかもしっかりとチェック。保管状態の良し悪しがなんとなくわかります。

尚、フジカーズさんの場合は納車前に修理&クリーニングを行ってピカピカにしてくれますので、そこまで神経質になることはないかもしれません。

ボンゴベースかカムロードベースか

この日は色々と車内を見せてもらいました。カムロードベースの車体を中心に、ボンゴベースのアミティも数台見学。

ボンゴベースのアミティはリアダブルタイヤで小回りも効いて、サイズもカムロードよりも小さい。細い道にも入って行けて駐車場にも困らないかも?その上で6人乗り&6人寝れる。

使用目的の一つに、前に日の晩に登山口近くまで移動して車中泊し、次の日の早朝から山に登るというものがあります。

登山口というくらいなので、そこへ至るまでの道が細いんですよね。そうなるとやっぱり小回りの効くアミティがいいなと傾きかけましたが・・・大の大人が複数人で使うにはやっぱり狭いです。

居住空間の広さだけは、購入した後ではどうしようもない部分です。後から後悔しそうなので、ボンゴベースを候補から外します。

これで、カムロードベースが最終候補となりました(居住区間の広さの面でバンコン、軽キャンは除外)。あとはどのビルダー製品にするかです。カムロードベースのキャンピングカーは各ビルダーから様々な種類が販売されており、中古車も色々あります。

バンテック、ナッツRVが今のところキャンピングカービルダーの2台メーカーになるんでしょうか。

正直、このメーカーじゃないとダメ!といったこだわりはなく、後部の常設2段ベッドの要件を満たしていれば、どこでもいいという感じではありました。

ナッツRV クレソンの見積もりを作ってもらう

ホームページ上で気になっていた車両は約280万程でしたが、内装の痛みがちょっとしんどい・・・。なので候補からは消滅。

結局、この日はカムロードベースのナッツRV クレソンの見積もりを作成してもらいました。

このクレソンは、本日見た中では一番程度が良く、装備も充実。走行距離は約4万キロで13年落ち。2000ccのガソリンベースの車体です。

車体価格は約380万円。乗り出し価格は400万円オーバー。いやーやっぱり高い!予算オーバーですw

低走行で外観も内装も綺麗で、必要な条件はほぼ満たしています。これで300万前半だったら即決していましたが、やっぱりいい状態の車体は中古でもそれなりのお値段になりますね。

手付金を打っておくことも一瞬考えましたが、もっと色々な車体が見たいということもあり、この日は見積もりのみで帰宅。

整備費用も含めて、乗り出しで350万以下くらいの車体を探していましたが、さすがに条件が厳しい。300→400まで上限を上げると、ぐっといい車両が出てきます。

フジカーズさんは神戸以外にも全国各地にお店が点在しており、そちらにも条件を満たす車体がいくつか出ています。フジカーズさん以外のショップでも色々と中古車が出回っていますので、この辺りもジックリと確認していきたいということもあり、今回は見積もりのみとしました。

・・・さて、またページが長くなってきたので、次回に続きます。

いよいよ候補の車種を見つけて実際に購入していくわけですが、その前に我が家の購入条件をまとめた記事を作成しましたので、まずはこちらを。

キャンピングカーに求める必須条件を書き出してみる

購入記を先に見たいという方は、ナッツRV グランツの購入記 その1をご覧ください。

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