高野山町石道 180町石~156町石の続きです。
156町石から地道が終わり、本格的な登山道に。足元が少し悪いのでゆっくりと一歩ずつ踏みしめるように歩く。
謎池。こういった雰囲気のある小さな池も大好きです。
154町石。新旧で2本立っています。折れてしまった旧154町石の頭部分はどこにいってしまったんでしょうか。
154町石のすぐ傍に朱色の鳥居が立っています。「正一位稲荷宗五郎大明神」の鳥居とのこと。祠もあるそうです。
全体像をば。素晴らしい雰囲気です。
道中、分岐には分かりやすい案内看板がしっかりと建てられているので、迷うことはなかったです。高野山が世界遺産となるもっと前、昭和の初期~中頃までは廃道のような、かなり荒れた道中だったそうな。整備に携わった人々の大変な苦労が目に浮かびます。
登りが緩やかに。今日は結構気温が低かったので、こういった木漏れ日の太陽光がジンワリと温かくてありがたい。
151町石。鳥の鳴き声も殆どなく、風が落ち葉を散らす音くらいしか聞こえません。静か。
かわいらしいお地蔵さんが切り株の上に鎮座してました。
150町石。
149町石。左側の方は途中で折れて継ぎ足されたような形になっています。その分ノッポになっており、これはちょっと面白いですね。
148町石。この付近、非常に歩きやすくてペースも上がります。
お地蔵さん(弘法大師の像)。旅の安全を祈願しておきます。この付近はちょっとした広場になっているので、休憩するにはちょうど良い場所です。
147町石。ここから142町石まではほぼ平坦できれいな道なので、早いペースで歩けます。普通にスーパーカブでも走れるなーと思ってましたが、なぜかフルフェイスが道脇に落ちてました。
146町石。
眺望はありませんが、圧迫感がなく、開放的な空間で気持ちいいです。
145町石。根元付近で折れたのか、まだ新しい補修跡が。
144町石と1里石(約4km)。
普通に車も走れそうな程にきれいに整備されています。・・・というか、普通に車のタイヤの轍がありました(笑)。どこかからか車で登ってこれるようです(もちろん作業関係者や林業の方だけの専用道路です)。
分岐。まっすぐ進みます。右の舗装路を降りていくと県道109号線(教良寺)へとエスケープすることができそうです。
六本杉峠まではあと少し。
143町石。
142町石。ここも新旧2本が並んでます。整備される前には、これらの石柱も倒れていたり谷底に落ちていたり、風化して折れていたりと、様々な状態で放置されていたそうです。
道の様相がワイルドになってきました。
141町石を見上げる隊員3号。
140町石。
いったいどれだけの人々が歩いてきたのかわかりませんが、人が歩いた確かな証拠が見て取れる景観。雨で削れた分も相当にあると思いますが・・・w 我々もしっかりと足跡を残しておきます。
崩れた場所を修復した跡でしょうか。しっかりと石積みされています。
見事なV字に削れてます。足場がごつごつとして少々歩きにくい。
139町石。ちょっとわかりにくい場所にありました。左手の高い位置にあります。
139町石付近の道の様子。岩盤むき出し。雨の日はかなり滑りそう。
本日一番歩きにくかった場所。一昨日に降った雨が全然乾いておらず、足元が悪かったです。
138町石。「3」の文字が古代文字みたいな表示になってました。PCの変換ではもちろんでてこず。
この付近は粘土質で滑りやすい。靴も汚れましたw
137町石。
137町石から始まる石段。
石段を登り切ると、六本杉峠が見えてきました。