TLM220Rを入手してから初となる、林道散策ツーリングに行ってきました。天気にも恵まれ、10月だというのに大量の汗をかくような陽気の中、気持ちの良い汗を流してきました。
いつものコンビニに11時頃に集合です。
コンビニで携行食代わりの羊羹と昼食のパン等を購入。サカイさんもここで軽く昼食を摂ります。
コンビニを出発し、第一待ち合わせ場所の梵天山へ。ここで初めましてのtoriさん@トリッカーとYさん@TLR200と合流。自己紹介を行い、暫し雑談を。その間にも、たくさんのバイクがこの広場に集まってきました。凄い!
TLMとスコティッシュを見るYさん。
なんと!かなり昔(男里フェロモンズの時代)からサイトを見て頂いていたそうで・・。
感涙であります!
梵天からは私、サカイさん、toriさん、Yさんの四人でハイランドパークへ向かいます。そして、総合管理等横にてがねやんさんと合流。そこにはピカピカのKLX250の姿が・・!この時の心境ががねやんさんのブログで語られております(俺の屍を越えていけを参照)。
今年の春に購入したばかりという、綺麗なKLX250です。
この場所でがねやんさと合流し、紀泉高原スカイラインを東に走って某駐車場へ。ここでインターカラーのFJさんと合流して、本日参加の全メンバーがここに集結。サカイさんに先導していただき、いよいよ本日の林道ツーリングがスタートとなりました。
入り口から進んで尾根の方へ。がねやんさんがこの付近へ来るまでに2度程転倒!
この時点で左のウインカーが行方不明に・・・。
広場に到着!水分補給等を行い、暫く休憩です。
広場にてがねやんさんのKLXの空気圧を落としたり、行方不明となったウインカーの配線がくっついて火花を散らしてしまわないように対処したり・・・。整備に詳しい方々が揃っていますので、何かあっても大丈夫という安心感があります。
広場にてTLM220R。スーパーカブの時は苦労しまくった根っこや段差をまったく問題にしません。
当たり前といえばそれまでですが、もの凄い走破性をもっています。
広場で体を温めるサカイさん。後の獄長です笑(命名:がねやんさん)。
広場を下っていきます。ここからも砂防ダムの方へいけるそうです。
下るだけ・・・とはいいますが、かなりの勾配です。慎重に下ります。
後に「がねやん沢」と名づけられることになる沢。
ここ、画像で見るよりも遥かに危険と感じる場所です。
上記の沢にて、がねやんさんがKLXと共に落下!肝を冷やしましたが、幸い大きな怪我は無かったそうです。青タン等のアザはたくさんできてしまったと思いますが・・。やっぱり、こういった場面で人数が多いと本当に助かりますね。
その後、KLXを沢から引き上げ、再び砂防ダムまでの移動を再開。9月に近畿を直撃した台風によって、あちこちの地形が変わっているそうな。
そして、砂防ダムに到着後に・・・
がねやんさんが熱中症でダウン!!
沢に落下したという精神的ショックはもちろん、軽量といえどもフルサイズのKLX250を引き起こすのにも相当の体力をもっていかれていた筈です。木陰に避難して、水分と塩飴を補充して、水で湿らせたタオルを頭に。あまり効果は無いかもしれませんが、制汗スプレーを首回りと脇の下に噴射。
この時の様子は、がねやんさんの記事、俺の屍を越えていけにて詳しく掲載されています。前回の散策の際にも、牛さんが熱中症の症状が出ていましたが、手足がしびれて座っているのもしんどい状態になってしまいます。
ちなみに私は、スーパーシェルパの押しがけゲロにはまってしまい、自宅から僅か200メートルの地点で熱中症でダウンしたという苦い経験が・・・しかもごく最近ですw
この後、安静にしていたがねやんさんがバイクに乗れるまでに症状が回復。残念ですが、これ以上の行動は危険なので、エスケープルートよりがねやんさんは下山することとなりました。Yさんも梵天山で待ち合わせの約束があるそうで、ここで離脱となりました。
退出路の方向。下っていけばN谷峠まですぐという場所だそうです。
サカイさん、本当にいろんな道を知ってますね(笑)。
待つことしばらく。無事がねやんさんを送り届けたサカイさんが戻ってきました。
獄長、お勤めご苦労様ですw
がねさん、Yさんが離脱して、ここからは4人パーティーでの行動となります。再びサカイさんが先頭で、砂防ダムを上に。分岐を右に進んで、本日一本目のヒルクライムに挑戦です。
スーパーカブで嵌りまくったヒルクライムです。
しかし今回はTLM!いざチャレンジ!
ヒルクライム一本目は、坂の途中に多くの根っこが存在している登りなのですが、サカイさん、toriさん、FJさんは根っこの段差がたくさんある直登コースを選択。私は段差が怖かったので左の迂回ルートを選択。しかしこれが罠でして・・・。ここでしっかりとハマってしまいました(笑)。
ずり落ちる際に、左にあった木に肘がヒットし、その肘にバイクを含む全体重の負荷が!まさに「ぐぎゃっ!」といった表現がピッタリな電気が肘に走る・・!今までに経験したことがないような肘ビリビリを経験しました。膝だけでなく、やっぱりエルボーガードも必要ですね。また一つ勉強になりましたw
一本目のヒルクライムを登りきった先にある広場。
結局ここでハマッたのは私だけでしたorz
肘のしびれもマシになってきたので、お次は二本目のヒルクライムへ。
ヒルクライムを上に見上げたところ。
少し角度をかえて。サカイさんが右から2番目のドSクライムに挑戦中。
このヒルクライム、右から順番に4つのコースがありまして、一番右側が最も難易度が高く、左に行く程に難易度が下がるという分かりやすい場所なのですが・・・。今回は右から2番目のヒルクライムに挑戦!1回目、粘土質のチュルチュルゾーンで失速して失敗。急坂の途中でなんとか切り返し、今登ってきたところをダウンヒル・・・。
ブレーキきかない!止まらない!後輪ロックしてるのに減速しないーーーー!!!
そのまま左側の森の中に還っていくところでした・・・。もうむり!ここはアカンー!と、簡単な左側に逃げようと試みるも・・・。
サカイさん「いけるいけるー!!」
そうです。本日は「行けるまで行く」しかない日なのです。笑 サカイさんとFJさんに色々とアドバイスを頂きつつ、再びチャレンジ!もう宇宙まで飛んでいけ!くらいの勢いで加速+フルアクセルで、なんとか登頂に成功・・・。チビるかと思った・・・。笑
しかし、そんな激烈なヒルクライムに走る一筋の光る風が!
私とtoriさんがヒルクライムの途中で立ち往生している最中、
浮かび上がろうとするフロントを押さえつけながら駆け上がってきたFJさん!
もう少しで登頂成功!・・・という場所で、突然の方向転換!
その場で超絶なキャンバーターンを決めて、今駆け上ってきたヒルクライムを急降下!
その間、僅か5秒!(体感的な時間ではw)
一瞬の出来事に大興奮のワタクシ。あっけにとられるtoriさん。ヒルクライム下であんぐりと空いた口が塞がらなくなった状態で拍手するサカイさん。いやー、凄いテクニックを見せてもらいました!FJさんは後で怖かった・・とおっしゃられてましたが、横から見ている分には、こんなターンの方法があるのかと感動しました。笑
ちなみに、GoProは魚眼レンズ並みに画角が広いため、ヒルクライムの勾配がなんだかしょぼく見えてしまいます。実際には上記の画像のような角度が付いています。トリッカーに乗るtoriさんが重力に対してまっすぐに立ってバイクを押さえている状態に画像の角度を変更してみたのが上記の画像なのですが、FJさんはこの角度を走りながらターンしたわけです。笑
この角度よりもさらにスパルタンでドSなヒルクライムを楽しまれている方々もいます。知れば知るほど、凄い世界だなと・・・。
さて、二本目も走り終え、お次は「男坂」にチャレンジ。
まっすぐでもしんどいヒルクライムが、さらにジグザグになってます。
まずは先頭のサカイさんが登頂。難なく登っていきます。セローを駆るFJさんもサクっとクリアー。そして下に取り残された私とtoriさん・・笑。私は前回、スーパーカブを「押し上げて」無理やり登頂したわけですが、toriさんはまだ登ったことがないそうです。それならばと、まずは私が人柱になるべくTLMで出撃!
この坂で数々の猛者が「バイクでバク転」という大技を披露していることを知っているだけに、カブで登ったときには無かった恐怖感がジワジワと出てきました・・。で、勢いつけて加速するも、坂の手前に散らばっている石ころに乗り上げ減速。まったく加速ができませんw
なんとか気を取り直して、二足二輪、バタ足で坂を登っていくのですが、やはり頂上付近でストップ・・。横でサポートを行ってくれるサカイさんとFJさんの指示を受けながらも、なんとか無事登頂成功!前輪がピクピクと浮かび上がろうとする挙動にビビってしまい、なかなか一気にアクセルを開けることができません。クラッチも上手く使えず、エンジンの回転音だけが虚しく当たりに響いていましたw悪い癖を矯正して何度も登って練習しなければいけませんねぇ・・。
最後にtoriさんが挑戦!男坂に初挑戦です!
ガンガン登っていきます!唸るトリッカー!踏ん張るtoriさん!
見事に登頂成功!!!toriさん、おめでとうござます!
以後、toriさんはずっとニッコニコ状態でした(笑)。
みんなで声をかけ合いながら、がんばって登頂に至った際の一体感は本当に素晴らしく気持ちが良いですね!
男坂の上にある広場で暫く雑談です。
イイカンジに日が陰ってきました。吹き抜ける風が冷たくて気持ち良いです。
体が冷え切れないうちに移動します。
先ほど登ったばかりの男坂を下りて、お次は女坂の方へ。
急な坂道を登って・・・
これは確かにカブでは厳しい・・・。根っこパラダイスです。
坂を上りきると、男坂へと続く分岐に出てきます。そして、再び男坂の方へ登って下りて、さらに一周してくるFJさんwいやー、ほんとうに凄い・・・。上手な方はやはり疲労感もかなり違ってくるんですね。私はすでにヘロヘロでありました(汗
帰りしなにショートヒルクライムを発見。
見た感じ、45度以上はありそうな急勾配ですが・・・。
獄長、サカイさんは当然の様にチャレンジ!
私達は下で見守っていたのですが・・・。
サカイさん、エラい場所に宿題を作ってしまいました・・・笑
無事駐車場に到着!皆さん、お疲れ様でした!!
またご一緒しましょう!!
流れ解散後、総合管理等が空いていたのでホットコーヒーを補給。
ホっと一息、至福の時間であります。
コーヒーを飲んだ後、まだ時間があったので林道をもう一本。
素晴らしく眺望が開ける展望台を教えていただきました。心癒される景色です。
展望台を後にして、ヒルクライムをもう一本。
途中でエンストして闇の中で恐怖し、さらに倒木が行く手を遮ります。
ヒルクライムを登りきった先には幅の広い林道が。
ここから帰路に着きます。
今回も非常に充実した時間を過ごすことができました。一緒に走って頂いた皆さん、本当にありがとうございました。残念ながら途中リタイアとなってしまったがねやんさん、またご一緒しましょう!フラットな林道を走る、コーヒー&ラーメンツーリングなんていかがでしょうかw時間が合えばいつでもご一緒しますので、またお声掛けくださいね!
みんなのレポートはこちらに。動画に関してはサカイさんのブログにてお楽しみ下さい。
コメント
黒木さん日曜日はお疲れさまでした。
いろいろとヘルプして頂きありがとうございました。
解散後も林道の「おかわり」とは恐れ入りました・・・
迷惑掛けますが、また一緒に行って下さいね!
>toriさん
いやー本当に楽しかったです!
以前は一人でトボトボと林道を走っていたのですが、
やっぱり複数人で行くと楽しさも倍増しますね!
一時期はトレッキングもどきの林道ツーリングが楽しくて、
あちこち走り回っていたのですが、体調を崩してからはそういったこともしなくなり、
近場をぶらぶらするだけになっていたのですが・・
サカイさんにまた山の楽しさを教えてもらって、心なしか持病の腰痛もマシになってきた感がしますw
林道おかわりは、ホットコーヒーによる糖分とカフェインのおかげですね笑
次回の散策では缶コーヒーも2本くらい持参していこうかなと・・
是非是非、またご一緒してくださいね!
>toriさん
追加返信です。YoutubeにUPした限定公開動画、
フルバージョンをUPしていますので、
junpei_kuroki@yahoo.co.jp
↑こちらにメール送っていただければ
URL送らせていただきますので!
おつでしたー。いや、回数を重ねるごとに楽になっていってるとは思いますがw
根っこを避けて常に蛇行運転のカブとは違い、TLMですと、根っこや段差に真っ向勝負できますから、カブとは違った達成感ありますよねw
1本目のヒルですが、砂防から私らより先行したようなフルサイズの軍団はパワーがあっても根っこの段差は得意じゃないので、左側行くことが多いらしい。
ゲコタというゲロ専用タイヤを履いてなければ左しか選択肢ないので、左側が掘れて、難易度どんどん上がってるんでしょうね。実は私、その前の日、カブで左側行ってハマりましたからw今は直登が楽ですw
私のほうはいつでも空いてますよー。
台風でエライ雨が降ったので、今週末はまた路面コンディションが良くなってるでしょう。
そしてまた地形が変わっているはずwww
>サカイさん
1回目と2回目のカブに比べて、TLMで出撃した今回は疲労度の種類?がなんだか違いましたね。
カブの時は、押したり引いたりが多かったので、次の日には全身がビキビキになったのですが、
TLMだとそこまでの疲労感はありませんでした。
強打した左肘だけまだ痛いのですが、他は特に異常なしです!
ニーシンガード、いいですね。過去2回のトレッキングと練習場で練習した際には、
足のあちこちに青タンが出来ていたのですが、今回は0でした!
一本目のヒルクライム、そんな背景があったんですね!
そうとも知らず、見事に嵌ってしまいました笑
次回は直登でいきます!
次は19か20日になると思いますが、いかがでしょう?
今週末は予定アリです><