山ネタが続きますが、ニ週続けて山登りに行って来ました。場所は1年位前(参照:高野山~飯盛山~逢帰ダムを歩く)にも登った岬町の飯盛山。ヒザに爆弾を抱え続けるT谷がテレビで紹介されていたのを見て、「どうしても登ってみたい」と強く希望していたのを受けて、本日再訪。初夏のような日差しの中、時折吹く爽やかな風が非常に気持ちの良い本日の山行となりました。汗いっぱい掻いたけど!
参加メンバーはいつもの二人(隊員3号とT谷)。他にも声がけしていた隊員4号は仕事、隊員5号は近場の山は歩きたくない!ということで不参加です。集合は早朝8時。でも準備とかなんやかんやしてたら出発が9時過ぎになってしまいました。まあいつものことです。
みさき公園駅前のパーキングに車を停める
みさき公園駅近くにあるパーキングに車を停めてここから歩きます。
隊員3号が新調したザック。オスプレー・アトモス50です。
で、以前使ってたやつはお下がりで私が使用することに。弟の装備がどんどんパワーアップしていってます。
パーキング横のコンビニで食料等買出し。朝食代わりにてりやきハンバーガー。美味しかったです。
飯盛山へ向けて出発
9:30分にスタート。まずは登山口(あじさいロード)に向けて住宅街を歩きますが、ここでいきなりハプニング発生。
T谷がポールの先っぽをグレーチングに引っ掛けてしまい、キャップが溝の中に落ちてしまいました。幸先の悪いスタートです。
グレーチングの端っこはナットで固定されてなかったのでなんとか回収。人通りもあるポイントでなんとも恥ずかしい・・笑
道の駅?がこの付近にできるらしく、その関係で夕野池が埋め立てられてました。
池のことはよく分かりませんが、付近にあった案内看板見てみるとなにやら伝承の残る池だったようです。
住宅街をしばらく進むと、飯盛山へと続く登山口に到着。あじさいが沢山植えられていることから「あじさいロード」とも呼ばれているそうです。
登山口に入ってすぐ、道のど真ん中に野ねずみの真新しい死骸に遭遇してまたまた不吉な感じ。
気にせず進むと建設中の第2阪和道路がお出迎え。
この建設工事の関係でこのルートはしばらくの間通行止めになっていました。
えらいこと急な角度で下っていきます。
ここを下って第2阪和道路の橋桁の下を通過します。
第2阪和道路をくぐる。画像左から画像右へと進んでいきます。
下ってすぐまた登り。先ほど下った急な階段程ではありませんが、こちらもなかなかの勾配。
早くも息が上がってくる。
途中なぜか2本に別れる道。ちなみに私だけ左側を歩いてみましたが、もう草ボーボーでエライことになりました。
結構登ったのですでに絶景なのですが、本日はPM2.5なのか黄砂なのかわかりませんが、白くもやって展望はイマイチ。これは飯盛山の山頂からも同様でした。
ここから暫くも微妙な登り。すでに結構な量の汗を掻いてます。低山は夏歩いたら死ねますねきっと・・・。
ここで岬町側の別のルートから登ってきたという二人組の方と遭遇。我々が今登ってきた方向の情報交換等を行います。
結局、本日遭遇した登山者はこのおふた方と途中ですれ違った女性の方1名、高野山方面から登ってきた二人の合わせて5名だけでした。
結構登ってきました。眼下にみさき公園も見えますが・・・もやってます。
みさき公園をズームして。めっちゃもやってます。淡路島も殆ど見えません。残念!
上記の展望ポイントで水分補給を行い休憩。体が冷えないうちに再スタート。
以降、この繰り返しで休憩を結構多めにいれつつ、まったりと登っていきます。しかし・・・
飯盛山までは登りが結構多いです。少し下って、また登ってを繰り返しつつ、なかなかの急斜面をひいひい言いながらも歩きます。
少しヤブってますが踏み跡はしっかりしてるので迷うことはなさそうです。
飯盛山を指差すT谷。結構遠くに見えますが、実際その通りですw
まだまだ歩きます。
飯盛山拡大。展望台の手前(高野山方面)にある鉄塔が見えてます。
見晴らしの良いポイント。ですが少々暑い!基本的には木々のトンネルの中を歩くルートでしたが、時折開けるこの様なポイントは暑かったです。
再び木のトンネルの中へ。適度に風が吹いており涼しいです。
急な下り。ここで先導していた隊員3号がスリップして尻もち!苔の浮いた岩盤を踏んだら滑ったようです。で、それを上で見ていたT谷も、同じ場所、同じ岩を踏んでスリップ!
どんだけ滑るねん!と思って私も踏んでみたら、同じく滑ってこけそうになりましたw
なんというトラップ岩。
連続する登りにヤラレル我々
道が平坦になったと思ったら・・・
再び登り。
まだまだ登ります。変化があって楽しい道ですが、まあしんどいですw
シダ科の植物を左右に見ながら登る登る。
登りが続きます。今日は飯盛山からピストンして車を停めてあるパーキングまで戻るのですが、復路がちょっと怖い感じ。
もくもくと登っていきますが、まだ会話しながら登れるくらいの余裕はあります。
滑りやすい岩場のポイント。先ほどころんだ隊員3号、かなり慎重に足場を確認しながら登ってます。
「まだ登るんかよ!○○!」と、一昔前であれば放送禁止用語すれすれの暴言を連発していたT谷ですが、さすがにもう大人になったので我慢して登ります。
飯盛山山頂に到着(標高383m)
到着!1年ぶりの飯盛山山頂です。序盤ですれ違い、途中で我々3人を追い越していった健脚のお二方はすでに昼食を済まされてお茶してる最中でした
我々よりも二回り程年上の方なのですが、すさまじい健脚です。凄い・・・。
山頂の展望台にて。もやってて展望は残念なことになってるのですが、一応パノラマも撮影しておく。
真っ白です。去年の冬に訪れた際は素晴らしい展望に恵まれたのですが、冬の寒い時期の方が眺望は良いみたいです。
こちらは去年の2月の同じポイントからの写真。全然違います。
情報交換に勤しむ隊員3号。お二人共久々に飯盛山へ登ってきたそうですが、昔はこの展望台も無くて眺望も殆ど無かったそうです。
三角点。一応撮影。
鉄塔とT谷。展望台はちょっと暑かったので、少し日陰となるもう一つの休憩スポットで昼食にします。
歩くT谷。望遠にて。
山頂横の広場にて昼食
ここで食べます。そういえばあちこちでセミらしき鳴き声が聞こえました。
気がつけばもう5月。そしてあっという間に夏がやってきます。夏がくれば2016年はもう半分が過ぎたことに・・・。早っ!
この付近のパノラマ。意味なし!
今日のお昼。コンビニで面白いラーメンを見つけたのでおもわず購入。
私がスッポンを、T谷がフカヒレの方をチョイス。リッチというだけあって両方とも200円超えの商品ですw
隊員3号はこれまたちょっとネタ寄りのものを。
中身はどうなってんのかなと思っていましたが・・・。
まさかのお茶漬け。おもいっきりお茶漬けでした。
これが一袋入ってるだけでしたが、もちろんおにぎりも購入済みです。
ちなみに価格は80円。高いのか安いのかは個人の価値観によりますが、おにぎりの具によって様々な味を楽しむことができるのでいいですね。
スッポンエキスが入っているというラーメンを食す。
・・・よく分かりませんでしたが、美味しかったです。また購入するかどうかは別の話ですが。
コーヒー飲んでまったり過ごす。体動かして汗掻いた後のこの時間が良いですね。
第2阪和のトンネル。この区間も今年度中に開通するみたいです。
急ピッチで建設が進んでいます。2016年中に深日、孝子、平井ランプまでが開通予定とのことです。
懐かしい動画がそういえばあったので、ついでに紹介。開通初日?にスーパーシェルパで撮影した第2阪和道路の起点から当時の終点である箱作ランプまで走った車載動画です。
昼飯食って、帰る前に集合写真。左奥に一緒に写ってしまった方(すごく小さい人というわけではありません)とも色々と情報交換しましたが、この方もすごい健脚。我々が先に下山したのですが、途中で追い越されてしまいました。我々が一番体力無いんじゃなかろうか・・・。
下山開始
集合写真を撮った後、下山を開始。すると、やっぱりヒザの爆弾に導火線が付き始めるT谷。
中学生の頃からすでにヒザを悪くしていた(急激に身長が伸びたから?)T谷。自転車通勤で鍛えた脚力も、ヒザの痛みを改善するには至らなかったようです。
こちらは快調な隊員3号。伊達に月一で山登りに行ってませんね。
この中で一番若いというのもあるかもしれませんが。
大曲山へ・・・?
大曲山も寄ってみますが、道が不明瞭で迷いやすい道中らしいので偵察程度に。
この付近まではまだ歩ける道でしたが・・・。
情報通り踏み跡が不明瞭でどの方向に進めばいいのかよく分かりません。
地図とコンパスで確認して、大体の方向はわかったのですが迷ったら嫌なので戻ります。
ここで引き返しました。少し下って、また登ると大曲山だそうです。
大曲山までは先ほどの分岐から約100m程の距離とのこと。
往路の際に一番勾配が急だと感じたポイントで事件は起こりました。
このポイントを下る前に、正面の景色を何枚か撮影していたのですが・・・
後ろからT谷の「うおぉっ!」という声と「ズシャシャーー!」と滑るような音が。
危うく滑落?!
なんか木にぶら下がって遊んでるように見えますが、完全に滑って咄嗟に上にあった木を掴んだ瞬間が偶然撮れました。
正面の山にデジカメのピント合わせてシャッターを押すか押さないかの瞬間に後ろからの物音に驚き、振り返ったはずみでシャッター押して撮影できたのがこの画像ですw
一瞬ですが完全に体が宙に浮いてた(木にぶら下がった後遠心力で体が浮いた)ので、思いっきり滑ったんでしょう。。
これは危ないです。この後、10分歩いて休憩5分を繰り返し、T谷のヒザの負担を極力減らすようなペースに変更。次回からは膝サポーターを装着して登ることを決意したT谷です。ほんと、怪我につながらなくて良かった。真上に掴む木の枝が無かったら100%コケてたとのこと。
がっつり休憩モードとなった一堂。
T谷の膝は、平坦な道や登りは問題ないそうですが、下りがどうにもダメみたいです。
淡輪方面へ下りる分岐。南大阪軽費老人ホームの方へ降りていくことができるようです。
関連記事:名水 田山川と林道本谷線
提灯講山の山頂?
提灯講山の山頂?らしいです。行きでも通過した地点ですが全然わかりませんw
T谷の膝の痛みの回復を待つために、ここでも10分ほど休憩です。
最終休憩ポイントにてまたまた休憩。そして、山で露出することが多いT谷。
字体だけ見れば変態ですねw暑いのでシャツを脱いで涼んでるだけです。
前回の山行で購入して結局食べなかったアルフォートをここで食べる。
コスパ最強の美味しいチョコレートです。大好き。
もやってる景色を見ながら黄昏れる隊員3号。
・・・という絵面を撮りたかったので仕込みました。
もやってるみさき公園。もう何年も行ってませんね。
最後に行ったのがこの時なので、もう10年以上前ですか・・・。
無事下山
第2阪和ポイントまで戻ってきました。ここの下りもかなり急なので慎重に下ります。
ここからの景色も良いです。ソーラーパネルに反射した太陽光がめっちゃ眩しい。
建設中の道路を左右に見ながら・・・
本日の全工程で最も凶悪なこの登りを超えて・・・
無事ゴール。お疲れ様でした。
パーキングに戻って帰宅の前にしっかりとストレッチを行なっておきます。
これをやるとやらないとでは大きな違いがあるそうですが、詳しくはわかりませんw
今回はルートラボの記録がバグって全工程が13キロとかおかしな数字を出して経路もめちゃくちゃになってたので、貼り付けは無し。確認してみたい方はこちらのリンクからどうぞ。
もやってて眺望は残念なことになってましたが、本日も楽しい山行でした。定期的に歩くことで腰の痛みもマシになってくるそうなので、がんばって時間見つけて歩くようにしてみます。このままではバイクにしっかりと乗れません・・・。座りっぱなしの業務形態は職業柄変えることができないので、とにかく腰回りを鍛えるのみです!
・・・そういえば飯盛山に登りたいと懇願していたT谷の感想ですが、とても良かったとのこと。膝をもっとなんとかすることができればもっと楽しむことが出来るかもしれませんね。
おまけ:動画いくつか
動画はやっぱり隊員5号が居ないと面白い絵が撮れませんね。次回の山では隊員5号も参加するそうなので、頑張って面白い絵撮ってきます。
コメント
おおー、飯森山ですかー。
いいですなあ。私の足じゃもうだめかもしれないので、うらやましいですわ。
ケガ治らないんで、しゃあないですわ。
その鍋、洗うとき、ヒートエクスチェンジャーの保護枠?に水たまりません?
うちにもたぶん同じ製品あるんですが、水がたまるんで、使えませんわ・・・。
飯盛山は、高野山(たかのやま)のほうから孝子の神社に降りられるんで、
そっち側もいっぺん行ってみてはどうかと。
>サカイさん
こんばんわ!
私は腰周りがちょっとアレな感じなのですが、膝や足首等は特に持病が無いので、
今のところは山歩きに支障はなさそうです。
整骨院の先生の話では、歩いて腰回りの筋肉をしっかりと鍛えることで
腰痛もかなり軽減するらしいので、最近は意識して歩くようにしてます。
この間スカイウェイブに乗った際は、乗り始めて30分くらいで足が痺れてしまって焦りました。
これはちゃんと鍛えなければなと・・あとは・・座り仕事の時間をもっと減らさないといけませんw
仕事の段取りが下手なのか、相変わらずひいひい言ってます・・笑
>ケガ治らないんで、しゃあないですわ。
足の怪我の方、おもわしくありませんかー・・
同行したメンバーは(これは昔からなのですが)膝がかなりやばいみたいで、次回は下りだけでもサポーター使ってみると言ってました。
>その鍋、洗うとき、ヒートエクスチェンジャーの保護枠?に水たまりません?
たしかに水切り?というか、鍋全体の水はけが悪いですね!
なかなか水が切れないので、いつもティッシュで水気吸い取って片付けてます(それでも完全に水気は切れません)。
じゃばら?の部分の水たまりはちょっとわかりませんが、今のところ不都合なく使えていますね。
これは弟がSOTOのストーブと同時に購入したものなのですが、個人的にはやっぱりジェットボイルが欲しいですw
>飯盛山は、高野山(たかのやま)のほうから孝子の神社に降りられるんで、
そっち側もいっぺん行ってみてはどうかと。
こちらもですね・・当日、せっかくなので孝子まで降りて電車でみさき公園まで戻ってきたらいいやん!と話にでたのですが・・
結局、多数決(弟はOK、私とメンバーがNG)でピストンすることに決まってしまいました笑
飯盛山から高野山経由で孝子駅までの距離見てたら、ピストンしても孝子に抜けても距離的にはそこまで変わらなかったかなーと。
今更ですが、もう少し冒険してみたらよかったですw