スーパーカブにカットレッグカバーを装着した後、その乗り心地を確かめるためにさっそく試走へ。走破性能が劇的に向上するとかではありませんが、ちょっと気になるポイントもいくつかあるので、それらを検証するために林道散策へ出かけます。
コースはいつもの葛畑から神通へと抜けるコース。自宅から10分程とお手軽なので、ついつい来てしまいます。
さて、ここへ来るまでで、さっそくカットレッグカバーとノーマルのレッグカバーの違いを発見。寒いw足元がすっごく寒い!決して面積が大きいとは言えないレッグカバーが、足元への冷たい風の吹き込みを防いでくれてたんやなと今更ながら理解。
ここからはいつもの様にGoProによる車載動画で。
動画:スーパーカブで林道散策 葛畑から梵天山へ
斜め前から。ナックルガードがちょっと大きすぎカモ。
このスタイルにするなら、ナックルガードは外したほうがかっこいいかもしれない。
でも、このナックルガード、やっぱり走行風を大分と軽減できる。冬場は必須のアイテムですね。
でも・・・正面に座って真下を見ると、ひょろっこい~。細っ!
これぞ、ムダを一切省き落としたパーフェクトガリガリボディ!
ダックス用マフラーとカットレッグシールド。この二つに変更するだけでも、相当イメージ変わりますね。
動画:梵天山展望台へ登る
南西の方角。新達無線中継所と、その後ろに薄っすらと見える和歌浦湾でしょうか。
パノラマ。拡大版はこちらをクリック。
動画:梵天山~馬別れ(自衛隊道路)
梵天山を後にして、自衛隊道路から馬別れを経由して神通方面へと向かいます。
その道すがら、路上河川を発見。通称自衛隊道路とも言われているこの林道、年々道の状態が悪化しているような気がしますね。
動画:馬別れ~今畑
久々に今畑の廃村へ。まだ廃屋は健在でしたが、自然の力によってさらに破壊が進んでいました。
車庫に放置されたままの車と車庫も、さらに朽ち度がパワーアップ。
車庫のすぐ真横の電柱に真新しい注意書きが。「くくり罠」は、主にイノシシを捕まえるための罠のことですね。
林道をそれて山中に入ると危ないでっせということです。
動画:今畑~中畑
動画:中畑山中の支線
前から気になっていた中畑から山中へと続く支線の林道へ。
最後はカブを人力で押して登るが、、、
動画:中畑山中の支線その2
途中にあった分岐へも進んでみるが、少し走って行き止まり。
小さな沢がチョロチョロと流れていましたが、こーいう雰囲気好きなんですよね。
林道を戻りながら、あれこれ撮影。途中にあった落差数メートルの滝が見事。
落差はあまり無いですが、それでも名前がついていても良いんじゃない?って感じの、良い雰囲気の滝でした。
神通温泉に到着。ホットコーヒーで休憩。
自宅を出る時間が遅かったので、もう日没が近いです。旧池田トンネルも行こうかな・・と考えてましたが、やっぱりやめておく。
どろんこになったスーパーカブ。男前があがりました。
溝がほとんど無い、カチカチに高質化したタイヤだと、やっぱりちょっとした轍で滑ってしまいますね。
さて、この後、もう大人しく帰宅すればよかったのですが・・・。本日の〆にと、稲倉林道へ向かう。例の道が崩れているポイントがどうなっているのかを確認しにいきたかったのです。
動画:スーパーカブで稲倉林道 その1
道が崩れてバイク1台分の幅も無かった箇所ですが、前回訪れた時よりも少し道幅が広がっていました。徒歩で歩く分にも危ない幅だったので、ちゃんと修復はされたみたいですね(動画の2分40秒過ぎ)。さて、本日の散策も終了。あとは帰宅するだけ!と思い、稲倉林道をそのまま走っていったのですが・・・新たな崩落現場が出現・・・。
板がかかっていてなんとか走行できていた箇所ですが、その付近が完全に崩れてしまってます。
これはスーパーシェルパであっても登れなさそう・・・。
ちょっと行儀が悪いですが、林道を少しそれて、沢の深さと幅がマシになっていた箇所から強引に通過。
引きずったりしながらも、沢が以外と深くて、靴がびちょびちょになってしまいましたよ。何やってんだか・・・。
稲倉林道、もう気軽に走行できる林道では無くなってしまったなーと考えながら、そのまま出口まで走っていくと・・・。
動画:スーパーカブで稲倉林道 その2
文字が掠れて見えませんが、「不法投棄頻発のため 関係者以外の立ち入り禁止」の看板とチェーンが。
稲倉池方面から入っていったので、進入禁止になっていることを知らず・・・。
入り口の林道看板。意図的なのかはわかりませんが、無残に倒れていました。
稲倉林道は残念な結果となってしまいましたが、通行止めが今後解除されるのかは不明です。一度封鎖となってしまった林道がまた復活するパターンってあるんでしょうか・・・。どのみち、入り口の通行止めの看板がある限りは、この林道を走ることはもうなさそうですね。
カットレッグカバーの感想
さて、カットレッグシールドに変更して分かった点が4点あります。まず、足~腰にかけての走行風が増大。かなり冷えます。ノーマルのレッグカバー、非常に優れた風防効果があったわけですね。
2点目。これは装着する前から分かっていましたが、地面からの水・泥ハネを防ぐことができません。オーバーパンツと靴がどろどろになってしまいました。今まで、泥濘につっこもうが、水溜りを豪快に走り抜けようが、足元が濡れることなんてありませんでしたからね。やっぱり色々考えられてるわけですね。純正パーツ!
3つ目が、荒れた林道を走る際、レッグカバーの引っかかりが少なくなったので、走れるシチュエーションが増えたことです。稲倉林道の崩れた箇所を迂回するために、沢の中を少し走ったのですが、ノーマルのレッグカバーだと確実に引っかかってスタックしてたやろなって場面に遭遇したわけです。これは+の面ですね。
4つ目。かっこいい(笑)。好みの問題でしょうが、個人的には非常に好きな見た目になりました。だいたいのイメージはわかっていましたが、実際に取り付けてみると、やっぱり違いますね。
以上です。だいたいこんな感想です。雨の日や、林道の泥濘を走る際は確実に足元が濡れるようにはなってしまいましたが、見た目がかっこよくなったので良しとします。あとは購入済みのブロックパターンもどきのタイヤに履き替えて、今回のカスタムは一旦終了としたいと思います。