重装備で黒木家に集合するようにと連絡が入る。
早速、準備を整え黒木家へ向かう。
暫くするとアッキーも黒木家へ到着した。
アッキーは軽トラで来ていたので黒木家にある好きなバイクを
チョイスするように薦めると、軽トラで行くとダダをこねる。
黒木隊長が車じゃ道幅的に無理っ!!
と言っても軽トラで行くとダダをこねる。
なんやねん!!このデッカイ幼稚園児は!!
仕方ないのでアッキーは行ける所まで軽トラで潜入する事にする。
ところで黒木兄はどれに乗って行くん!?と尋ねると
これに乗って行く!!と言ってZX に跨る。
林道へ行くのにシェルパに乗って行ったらいいやん。
と誰かが言うと、黒木隊長は
シェルパこかしたら嫌やから
こけてもいいバイクで行く♪
とか抜かしやがった。
何処へ行くつもりだ!?
黒木隊長は『大丈夫だ~』と言っているが
眼鏡の奥の瞳が
怪しげに笑っていた。
黒木弟もジャイロキャノピー に跨り出発。
どんどん山を登って行く。
途中、三叉路になっている所で休憩していた
その時!!
黒木兄の”人生のパートナー”である眼鏡が壊れた!!
「メガネモゲタ・・・」
まるでこの先の事を暗示しているかのような出来事だが
そんな事は関係ない!!
ここまで来たら引き返せない!!とばかりに山を登る。
今日は遭難してもすぐ発見してもらえる様にオレンジの合羽と
紫のパンツという派手ないでたちで来たから大丈夫だ。
暫く進むと車の進入が不可になりアッキーが脱落。
そして山を登ること15分、周りを草に覆われた獣道に突き当たった。
とりあえず黒木隊長が先発をかって徒歩で潜入しようとしたその時
獣道の先からオッサン現る!!
このオッサン犬の散歩をしていた模様。
一瞬、緊張が走った。
黒木兄がこの先バイクで行けるか?と尋ねると
黒木兄とユタッチのバイクを指差し
その二輪車二台は行けるけど・・・・
その後ろのは何な!?
と黒木弟のジャイロキャノピーを見て雄叫びをあげた。
やっぱり珍しいよねあのバイク。
しかもこんな山奥で・・・・
ここで黒木弟は脱落。ユタッチも自分の足で地面を確認する為に獣道に潜入。
そして反対側に道路があることを確認して獣道を戻ろうとしたが
どこから来たか判らなくなった。
遭難したっぽい・・・
獣道の向こう側にいる黒木兄に助けて貰い難を逃れたが、ちょっと焦った。
バイクに跨り獣道を抜けて無事安全な場所に辿り着いた。
安堵感と二人きりという状況からか黒木兄が
ビーチク丸出しで
俺を誘惑してしてきた
またもや眼鏡の奥の瞳が
怪しげに笑っていた。
(((( ;゜Д゜))) ア~メマ~