スカイウェイブ、TW225E、TMAX500で行く竹田城跡ツーリング

スカイウェイブ・TW225E・TMAX500で行く竹田城跡ツーリング 2013/9/28

今回は兼ねてから計画していた「竹田城跡」を巡るツーリングです。竹田城と言えば、最近はTVや雑誌等の各メディアに取り上げられることが多く、中でも雲海に浮かぶ城跡として、別名「日本のマチュピチュ」として高い人気を誇る魅惑のスポットです。

しかし、戦国シミュレーションゲームの「信長の野望 天翔記」をプレイしたことがあり、尚且つ弱小大名での全国統一を趣味とするプレイヤーには、少なからず馴染みのある城でもあります。

神パッチを適応した天翔紀のプレイ画面。未だにプレイし続けているユーザーも多く、歴代最高傑作として名高い作品です。
ちなみに竹田城は但馬・備後・安芸・伊賀・播磨の守護大名、山名家が所有していた城です。
山名家は弱小大名という程ではないので、ゲームレベル「難級」であっても全国統一は比較的容易です。
毛利家と尼子家を取り込み、毛利元就か尼子経久のどちらかを登用するまでが勝負です。
武田高信の暗殺技能が強すぎるのですが、暗殺縛りをすることで難易度は格段にアップします。

・・・ツーリングのレポート書いてるのに冒頭からゲームの話という・・・笑。このゲームは未だに暇さえあればプレイしている程好きなゲームなので、少し余談が過ぎてしまいました。そろそろ本編に入りたいと思います(笑)

今回のツーリング概要

今回の参加メンバーは3人。TW225E@隊員5号(アズー)と、もはや常連となりつつあるまきまきさん@TMAX500、そして私を加えた合計3人で竹田城跡を巡ります。

竹田城跡といえば雲海に浮かぶ城跡が有名ですが、当然今回はこの雲海が出現するタイミングを狙っての訪問です。夜明け前には現地に到着する必要があるので、まきまきさんとの待ち合わせの時間を西宮名塩SAに午前2時として、隊員5号とは午前0時前にいつものファミマに集合としました。

今回のツーリングの大まかな予定としては、竹田城跡を見学した後、城崎見学&円山川温泉に浴し、丹後半島→天橋立へ。日曜日が仕事のまきさんとは途中で流れ解散とし、どこか野宿できそうな場所をさがしてそこでキャンプ。次の日は若狭、小浜と日本海側を進んで三方五湖を見学。敦賀市から北陸道→名神と南下して帰宅とします。

今回のツーリングは、走行距離的にも少しハードなものになりそうですが、果たして何事も無く無事にツーリングを終えることができるのでしょうか?

今回は隊員5号のレポートの一部を引用しながら、ツーリングの模様を紹介していきたいと思います。

出発~西宮名塩SA

自宅を出てまずは給油。ガソリンを入れて隊員5号との待ち合わせ場所へ向かいます。
仮眠をとっておくつもりがまったくとれず・・・徹夜明けツーリングが決定した瞬間でした。

いつものファミマです。隊員5号はまだ来ていない様子。

暫くしておNEWのヘルメットを装着した隊員5号がやってきましたが、この軽装はやばい!www
9月後半で残暑もあるとはいえ、夜の山間部はかなり冷え込みます。
しかも本日は、28日の夜半から明朝にかけて「9月一番の冷え込み」になると予報が出ていたので、
予め冬装備でと伝えておいたのですが・・・笑

隊員5号のレポートより

しかし、隊長と待ち合わせの場所に行くとその恰好でいくのか?と言われる 確かに寒い!!
9月だから、半袖Tシャツにパーカーとジーパンという軽装備であるから、一旦自宅に戻って、もう一枚パーカーを装備。
そして、ジーパンの上から防寒パンツを装備。
これで、寒さにも耐えれるはずと思い、また隊長の待ち合わせ場所に行く。

http://oretotw225.seesaa.net/article/376084812.html

・・・隊員5号、一旦帰宅です。ツーリングは修行の場ではありませんw

日付も変わって午前0時20分過ぎ、再び隊員5号と合流!
・・・うーん、風に対しての防御力はほとんどなさそうですがなんとか・・・なるかな?
時間がそろそろやばいので出発します。いよいよツーリングスタートです!

まきさんとの待ち合わせ場所である西宮名塩SAへは、泉南ICから阪和自動車道→近畿自動車道→中国自動車道と走って約1時間半程で計算していたのですが、少し時間が押し気味です。隊員5号のTWは高速走行は厳しいので、走行時間を少し長めにしていたのですが、20分程の遅れがでています。内心少しあせりながらも、80km付近のスピードを維持してたんたんと夜の阪和道を走ります。

待ち合わせの時間から送れること2分の午前2時2分、無事西宮名塩SAに到着!
まきさんはすでに到着しており、SA内で軽い食事を摂って夜のSAを満喫していた様子でした笑
ここからは3人パーティーで竹田城跡のある朝来(あさご)市を目指します。

夜の西宮名塩SA。この場ですでにヒンヤリとした空気が漂い始めてましたが、隊員5号はまだ大丈夫そうです。
ここから朝来市までは約2時間。まったり走ることにします。

西宮名塩SA~和田山

西宮名塩SAでまきさんと合流し、ホットコーヒーを飲んで体を温めた後、3人パーティーで移動を再開。中国自動車道を西へ走り、吉川JCTから舞鶴自動車道へ。途中のSAで休憩を一度挟む予定でしたが、思いのほか快調なペースだったので休憩は取らず、ガシガシ走ります。

舞鶴自動車道をさらに走って、春日JCTから北近畿豊岡自動車道(春日和田山道路)へ。この辺りから気温がかなり低下してきたので、春日ICの料金所を過ぎた辺りで一度止まって隊員5号に予備で持ってきていた防寒着を渡す。西宮名塩SAではまだ余裕のあった隊員5号でしたが、この場で限界を迎えていたらしく、寒さで力尽きる寸前だったそうです(笑)

防寒着を着込む隊員5号ですが・・・アズマさん!それは中に装着したほうが宜しいのでは?!
・・・っと、突っ込む前にまきさんが変わりにつっこんでくれました。爆笑したww
つっこみながらネックウォーマーで口元を隠して必至に笑いをこらえるまきさんでしたが、
どうやら笑いの限界を超えてしまったようです笑

一通り爆笑して体も幾分かホッコリした我々。隊員5号、さすがです!まきさんも追加の防寒着を着込み、再び移動を開始。和田山を目指します。

隊員5号のレポートより

3人は少し休憩をしてからツーリング再開。これから兵庫県北の山間部へ向かう・・・
少しづつ 標高が高くなり・・・気温が 低下していく・・・気温は 15度を下回る・・・寒いってもんじゃない・・・
バイクの体感速度はもう少し気温が下がる!!
9月と思えぬ寒さと戦いながらも、高速道路をツーリングする3人。

~中略~

この頃・・・気温が10度!!寒さで力尽きようとするアズー・・・。
隊長の予備のジャケットを借りて寒さを耐えしのぐ・・・。

http://oretotw225.seesaa.net/article/376128382.html

午前4時前に、和田山IC出口のファミマに到着。ほぼ予定通りの到着です!
少し時間に余裕があるので、この場で冷えた体を温めるために軽く朝食とします。
おでんやラーメンでほっと一息。体もしっかりと温まります。

ファミマで食事を取りながら暖を取り、竹田城跡を真横から見ることができる「立雲峡」の展望台へ向かいます。道中、鹿の出現に若干興奮しながらも、立雲峡の登山道入り口に到着。到着時間は午前4時半。ばっちり時間通りでした。

立雲峡の駐車場は、すでに何台かの車で埋まっていましたが、駐車場にはまだ余裕がある状態。皆さんそろそろ準備を始めている様子。見上げれば満天の星空。天気の心配もなさそうです。素晴らしい雲海が見れるといいのですが・・・。

一番眺望が良いとされる第一展望台までは徒歩30分。真っ暗な中、懐中電灯の明かりのみで歩く必要があります。

午前4時37分、先陣を切って登山道へと進む隊員5号。
ホントは他の誰かが先に行ってくれるのを待っていたのですが・・・誰も動き出す気配が無かったのです(笑
道がよく分かりませんが、隊員5号のカンを頼りに登っていくことにします。

なぜか迷い無く登っていく隊員5号。
いくつか分岐があるのですが、真っ暗なのでどちらが正解なのかよくわかりません。

滝があるらしい。

真っ暗闇の中で光るナニカ。

辺りへの警戒を怠らないまきさん。

小休止する隊員5号。ちなみに結構な勾配で、かなり息が上がりました。
汗も出てきました。アッツイ!!

第一展望台に到着!しかし・・・雲海の出現は・・・・

オレンジに染まる空。日の出が近いです。

正面に見える竹田城跡。雲海は殆ど出ていませんが素晴らしい景色です!

遠くに見える雲海。風が少しあったためか、雲海が奥の方へどんどんと流れていきます。

隊員5号のレポートより

そしてプチ登山を開始する。あたりは真っ暗である。
もちろん、懐中電灯など俺は持ってきていない!!
でも、黒木隊長に借りましたb

なぜか、俺が先頭で山を登ることに。分かれ道があったけど、天性の勘で第一展望台まで到着。
約40分くらいの登山です。けっこうしんどかった。

http://oretotw225.seesaa.net/article/376219490.html

※補足:第一展望台までは30分程です。暗闇の中、途中ではぐれてしまった隊員5号が一人でどんどんと先へ進んでしまい、第一展望台を見過ごして一人だけ40分以上も歩いてしまったという話ですw

強烈な睡魔に襲われる隊員5号。一応仮眠はとってきたらしいですが、かなり眠そうです。

とうとう意識が飛んでしまった隊員5号。せっかくの素晴らしい景色を見なければw

雲海が若干出ています。非常に良い雰囲気!

北西側に出現する雲海。幻想的な景色です。


動画:立雲峡 第一展望台から竹田城跡と若干の雲海

雲海に浮かぶ竹田城跡を見ることは出来ませんでしたが、山の上に作られた山城跡を真横から見るというシチュエーションは中々ありません。それだけでも、今日見に来てよかったと思える瞬間でもありました。

さらに雲海が出現することを期待しながら、6時過ぎまで待っていましたが、どうやら今日はこれ以上の雲海は望めそうにありません。体も冷えてきたので、そろそろ下山することにします。次は向こうに見えている竹田城跡へと向かいます。

急な坂道を今度は下っていきます。

先ほど看板にあった滝でしょうか?竜神の滝と呼ぶそうです。落差は5m程。

下山途中に2度程ずっこけた隊員5号。登りよりも下りのほうがはるかに危険!

第二展望台付近より。日が昇って竹田城跡の姿が明瞭になってきました。

登る最中に間違えそうになった分岐。周りが暗いと、なんだかソッチ方面の雰囲気が出てきます。

登山道を軽快に下るまきさん。彼はまだ20代中盤。私らおっさん連中には厳しい道のりですw

この付近でもずっこけた隊員5号。ちょっと不安になってくる。。。眠気がかなりきているようです。

木々の隙間から見える竹田城跡を見ながら下山。

駐車場に戻ってきました。さて、竹田城跡へ向かいますか!

竹田城跡を散策

立雲峡から竹田城跡まではおよそ20分程。しかし注意しなければならないのが、竹田城跡までの工程が大渋滞するということです。各メディアにも紹介されているため、現在では年間に24万人もの環境客が訪れる程の人気スポットです。竹田城跡の入り口にあたる「山城の郷」のかなり手前から渋滞して、車は殆ど動けない状態になってしまいます。

竹田城跡へと向かう前に記念撮影。城跡へはここから15分程です。

立雲峡よりは勾配のマシな整備された階段を登っていきます。

竹田城跡の石垣が見えてきました!青空によく映える光景ですね。

なぜかオーバーパンツを履いたまま来てしまった隊員5号。そら熱いですわw
南千畳の広場で公開生脱ぎ脱ぎという高等テクニックを披露していました。

円山川と和田山町。南に向かって撮影。

竹田城跡を見学する我々。西側に目を向けると山々の景色が広がります。

天守閣まで登ると三角点がありました。

「みんなが根っこ付近を踏み荒らすので木が枯れかけてるんだよ!」とおじさんが怒ってました。樹木医の方でしょうか。

人が歩くことで雑草も姿を消し、山の保水能力も失われて石垣が崩れ始めているとのこと。400年以上の間、崩れることなくその姿を維持してきたわけですから、人為的な影響であることは間違いなさそうです。観光名所として人を集め町に潤いを与える反面、この様な保全に関する問題が浮き彫りになってくるのは、他の観光名所でもよくあることですね。立ち入り禁止の石垣の上を歩いている人も見受けられたので、落下事故等が発生しないか心配になります。

ちなみに、竹田城跡は2013年の10月から有料化(300円)されます。入場で得たお金を上手に活用して、歴史的な建造物の保全と観光の両面が共存してくれれば良いのですが・・・。

>>憤懣本舗「ブームの『竹田城』 築400年の石垣も…」

天守にてお決まりの記念撮影をば・・・。まきさんの後ろに見えている山が、早朝から登った立雲峡です。

ここから見る景色は写真によく収められている景色ですね。

写真の撮影に勤しむまきさん。

ほのぼのと日光浴を楽しめそうなベンチもあります。

竹田城跡をじっくりと散策し、歴史有る建造物を堪能した我々。雲海に浮かぶ幻想的な城跡が有名な竹田城跡ではありますが、実はこの石垣による城郭の作り方も非常に歴史的価値が高く、信長が築き上げた安土城や、池田輝政が現在の形に修復した姫路城と同じ作りの石垣(安太積:あのうづみ)であることから、全国でも指折りの山城跡として有名なのです。

参考:竹田城跡の概要案内竹田城跡での禁止行為竹田城跡のライブカメラ

朝からがっつりと歩いたということもあり、そろそろ腹も減ってきました。次の目的地は、城崎温泉よりも泉質が良いとされる「円山川温泉」ですが、その前にどこかで朝食を摂る事にします。


動画:竹田城跡駐車場から国道312号線へ

ファミリーレストランオレンヂ~円山川温泉

竹田城跡を後にし、朝食を食べれそうな場所を探します。国道9号線沿いにある道の駅「但馬楽座」に軽食を取れそうな喫茶店があったことを思い出し(実は竹田城跡へは下見で一度訪れていましたw)、そこで食べようと移動してみるが・・・。


動画:国道312号線~国道9号線~道の駅 但馬楽座

やぶ温泉が併設されている道の駅 但馬楽座。
もともとあった温泉とその周辺施設が道の駅に昇格したのかもしれませんね。

喫茶店、ありました。ありましたが・・・なんと改装中!
前回来たときは開いてたんですが・・・なんとタイミングの悪い・・・w

・・・と、いうわけで、道の駅での朝食は諦める。そういえばこの道の駅へ来るまでに、ちらっと「モーニング」の看板を見たような気がする・・・。道の駅から和田山方面へ戻ること数分、ありました!「モーニング」と書かれた看板を発見!価格も非常に手ごろなので、ここで朝食とすることにします。

モーニングは380円と格安。+170円で「健康モーニング」が食べられるということで、そちらのメニューにしました。

様々なメニューがおかわり自由です。ドリンクバーやサラダバー、スープバー、カレーバー等テンコモリ。

これには大食感の隊員5号も大満足!
朝食とは思えない程の量を平らげていましたw朝から絶好調の様子です。

ファミリーレストランオレンヂの外観。ここは良いですね。近くへ来ることがあればまた利用したいと思います。
モーニング以外にもステーキやらハンバーグやら和食やらと、色々な種類の食事がお手軽価格で楽しめます。


オレンヂ 和田山店(食べログ)
兵庫県朝来市和田山町土田彦市184-1

腹も目いっぱいに膨れたことなので、移動を再開します。国道9号線から国道312号線へ。312号線に進んですぐのGSでガソリンを給油。円山川沿いを日本海に向けて北上し、R412を経由して県道3号線へ。県道3号線は約11年ぶりに走りますが、右手に円山川、左手に山陰本線が走るこの道は、当時とあまり変わった様子はありませんでした。

>>城崎温泉(2002/1/1~2)


動画:県道3号線~円山川温泉まで

懐かしく思いながらも順調に距離を稼ぎ、午前11時40分頃に円山川温泉に到着。さっそく温泉に浸かることにします。

バイク専用の駐車場も用意されています。ライダーに優しい温泉ですねw

正面に見える円山川。ここからほんの少し北に走ればもう日本海です。

円山川温泉の外観等。お昼時ということもあるかもしれませんが、閑散としています。
手前にある城崎温泉に客足を持っていかれてるんでしょうね。

円山川と県道3号線(南側に向けて撮影)。
川幅のある大きな川で、このまま北に流れて津居山湾に流れていきます。

営業時間がAM11:00→AM10:00に変更になっています。

内観はこんなかんじ。閑散としていますが雰囲気が良いですね。
無料で利用できるマッサージチェアもありました。

どこから温泉に入れば良いのか分からなかったのですが、入り口に入って正面の受付から、この温泉施設の持ち主とおぼしき初老の方が姿を現す。

券売機で500円の温泉券を購入し、おじさんに券を渡す。所見では少し気難しそうな方に見えたのですが、「ネットの口コミが良くて城崎温泉じゃなくてこちらに来たんですよ」と話すとにこにこと饒舌になり、円山川温泉の良さや城崎温泉の裏話(?)的な情報等を話してくれました。

「温泉の温度も丁度良いのでゆっくりしていきなされ~」と声をかけていただき、一礼していざ浴場へ!

温泉の紹介。直筆です!城崎温泉とはまったく違うお湯らしく、関西の隠れた名湯として人気があるそうです。

 端正な石張りの内湯と露天風呂があり、ともに地下1,000mから汲み上げたうぐいす色の濁り湯がざあざあ掛け流しになっている。かすかな硫化水素臭があって、無色透明無味無臭の単純泉が多い北近畿の温泉の中では、強烈な個性を放つ湯でもある。
  比較的新しい施設のようだが、その湯口には左下の写真のように、早くも温泉成分が析出しつつある。コップこそ用意されていないものの、飲泉可能な旨の表示もあった。

引用元:http://hse.dyndns.org/hiroto/private/Bclass/onsen/on00/on0039/onsen_d0.htm

温泉の飲用も可能ですが、かなり塩味が強いので注意と書かれていました。

浴室は内湯と露天がそれぞれ一つ。洗い場もちゃんとあります。
お湯の色はやや緑で硫黄の臭いもします。源泉掛け流しのホンモノの温泉です。

温泉はほぼ貸切のような状態で、ゆっくりと浸かることができます。1時間程、ゆっくりたっぷりと極上のお湯を味わい、ここまでの旅の疲れを癒します。リラックス状態に完全に入ってしまった隊員5号が、まきさんの横でマウント・フジ(ザ・サン)を仰向けでプカプカと浮かび上がらせ、地味~な嫌がらせを行っている光景を眺めつつも、円山川温泉をじっくりと堪能しました(笑)。

若干おネエよりで注意を促す案内板にもセンスを感じます。

湯上り後。温泉に浸かって疲れも眠気も吹っ飛んだ様子の隊員5号。

温泉から上がって最後に外観をもう一枚。
相変わらず他に利用客が見られませんが、城崎温泉に寄った際は、是非こちらの温泉にも浸かってみてください。
円山川温泉は城崎温泉とセットで入浴してもらいたい温泉ですね。非常に良い温泉です!

円山川温泉 DATA

所在地 〒669-6123 兵庫県豊岡市小島991
電話番号 0796-28-3045
定休日 火曜日
営業時間 10:00~22:30
料金 大人:500円 子供:300円
浴場施設 内湯・露天風呂
駐車 バイク用の駐車場有。
備考 ボディーソープ・シャンプー・鍵つきロッカー・ドライヤー有、
無料のマッサージチェアの利用が可能。缶ビール自販機有り。
アクセス

円山川温泉を堪能した後、お次はまきまきさんが下調べしておいた、城崎温泉の「蟹ソフト」を食べに行きます。ネーミングだけ見ると、なんだか危険な香りがしますが果たしてそのお味は?!

城崎温泉~琴引浜

円山川温泉から城崎温泉までは直ぐ(約1km)なのですが、城崎温泉街に入ってからはバイクを停めるスペースが無く、温泉街を右往左往。あ、目的のそふと工房を発見!お店の前にバイクを停めても良いか聞いたところ、快くOKを頂く。というわけで、噂の蟹ソフトを・・・。しかし・・・!

蟹ソフトに臆してノーマルのソフトを頼んだわけではありません!
残念ながら蟹ソフトは時期もので、蟹が解禁される11月以降でないと食べられないとのこと・・・
本当は食べたかったんですよ!非常に残念であります。

蟹ソフトは残念な結果となってしまいましたが、ノーマルの白ソフトも非常に美味!さすがはソフトクリーム専門店であります。さて、ソフトを食べながら久々に城崎温泉を歩いてみたいと思います。

そふと工房にバイクを置かせてもらい、城崎を散策します。
温泉は先ほど浸かったばかりなので、温泉は入りません。

一の湯外観。立派な建物です。
前回訪れた際は全ての温泉に入ることができず、心残りがあったなぁ・・・という懐かしい記憶が蘇ります。

散策していると、隊員5号が迷子に・・・。
まきさんと隊員5号を探すも、なぜか散策していた方向とは逆方向で発見。
小学生かww

時間の都合上、あまり長い時間は滞在できませんでしたが、相変わらず「温泉街」という雰囲気の強い場所でありました。夏場だと温泉のはしごがしんどいと思いますので、冬場、特にカニ漁が解禁される11月以降に訪れて温泉巡りをするといいでしょうね!

参考:城崎温泉ホームページ城崎温泉のライブカメラ


動画:城崎温泉

城崎温泉を後にし、お次は「鳴き砂」で有名な琴引浜へ向かいます。県道3号線から城崎大橋を渡り、県道9号線→県道11号線へ。久美浜方面へ向かいます。

すぐ近くに日本海がある海沿いの道ですが、県道11号線はちょっとした峠越のような山岳道路。クネクネとしたコーナーが連続する楽しい道です。一部工事区間がありましたが、交通量も少なく快適な走行が楽しめます。


動画:県道9号線 飯谷峠

暫くして、三原峠を越えて兵庫県から京都府の久美浜町へ。どんどん下って目の前に海が見えてきました。久美浜湾です。走行中はずっとGoProで撮影しているので、写真撮影は無しにしてそのままどんどんと進みます(時間がちょっと押し気味)。


動画:県道11号線 その1


動画:県道11号線 その2 三原峠・久美浜湾

久美浜湾を超えて京丹後市の網野へ。しかし、この辺りから後ろを走る隊員5号の様子がなんだかおかしい。流れに乗って走っているのですが、ミラーに見えている隊員5号の姿がどんどんと小さくなる。信号待ちで停まって走り出すと、またミラーから消えてしまう。居眠り運転ですね。これはヤバイ・・・。琴引浜まではもう少しですが、途中にあったコンビニで休憩をとることにします。

途中のコンビニで小休止。隊員5号、やはり居眠り運転状態だったそうです。危ない・・・。
飲み物を飲んで眠気を吹き飛ばします。

隊員5号のレポートより

温泉の後に 京都北部へ 向かうことに・・・
とりあえず 運転中 めっさ眠いw
それでも がんばってツーリングするけど
途中のコンビニで リフレッシュ休憩する

http://oretotw225.seesaa.net/article/376499141.html


動画:国道178号線 琴引浜まで

午後3時過ぎに琴引浜に到着!全っ然人気がありませんw

琴引浜の石碑で記念撮影。そういえば今回、私が写りこんだ写真が一枚もありませんでした・・・w

浜の方へ降りていきます。

琴引浜(ことひきはま)は鳴き砂で有名な白砂青松の景勝地で、全長は1.8キロメートルにも及ぶ砂浜です。

綺麗な砂浜が続きます。日本海も綺麗ですね。

琴引浜の東側。

砂浜に打ち上げられた貝殻と海を芸術的に撮影中のまきさん。
写真見せてもらいましたがめっちゃ綺麗に撮れてました!センスですね!

綺麗な砂浜が続きます。ほんとに砂が鳴くのかなーと、あたりを歩き回ってみるが・・・


動画:琴引浜の鳴き砂

歩き方が悪いのか、砂が鳴く条件が揃っていなかったのか分かりませんが、砂、まったく鳴かず・・・。他の方が撮影した、見事に砂が鳴いている動画があったので、ちょいと拝借。実際はこれくらい鳴く砂なんですね。


動画:琴引浜(鳴き砂)|Masatoshi Kamimura

脱糞・・・ではありません。海を撮影中の隊員5号ですw

砂浜に打ちあげられた貝殻。
まきさんの構図をパクッて撮影しましたが、どうやら失敗に終わったようでした。笑

小さな川の流れに沿って、左右の砂浜が削られています。
まきさんが川のギリギリを歩いていたのですが、足場が崩れて危うく川に・・・笑

今は利用されていない仮設のシャワー室。

隊員5号のレポートより

この後・・・ 城ケ崎温泉でなぜかアイスクリームを食べるメンズ3人※1
お客さんは若いギャルばっかりでおっさん3人買うの恥ずかしかったですw※2
この後、眠すぎてあんま覚えてないw

http://oretotw225.seesaa.net/article/376499141.html

※1:よほど眠たかったのか、記憶が曖昧になっていたようです。正しくは城崎でソフトクリーム→琴引浜です。隊員5号のレポートの中では、琴引浜を見てからまた城崎へ戻ってソフト食べてます。後からレポート見て一人で爆笑してましたw
※2:今回一緒に同行いただいたまきさんはまだ20代中盤です!失敬なw

板列展望台~天橋立

琴引浜を見学した後、次の予定は丹後半島をぐるっと周り、袖志の棚田経ヶ岬、そして伊根の舟屋を見ようと考えていたのですが、この次点で時間はすでに午後3時半。今日は野宿する予定の私と隊員5号は良いのですが、まきさんは明日仕事です。この時間から丹後半島を巡っていたのでは、天橋立の到着も夜になってしまう・・・。

まきさんは全然余裕と気を利かせてくれたのですが、明日の仕事に支障が出てはいけません。ここは予定を変更して、丹後半島をスルーして直接天橋立へ向かうことにします。何より、睡魔がかなり限界に来ている隊員5号がちょいと怪しい雰囲気です。無理は禁物。事故の元なので大人しく予定を変更することにしました。

ここから暫く動画が続きます。


動画:県道53号線


動画:県道53号線 その2


動画:丹後縦貫林道大内線~板列展望台へ

板列展望台のちょいと手前。ここからも天橋立がよく見えました。

横から見た天橋立。細長い!

こちらは板列展望台からの眺め。

展望台。車を駐車するスペースが殆どありませんが、訪れる人もかなり少なそうな雰囲気なので問題ないかと。w


動画:板列展望台~大内峠~県道651号線


動画:国道176号線~県道2号線~県道607号線

板列展望台から天橋立のある宮津市内へ。しかし、手前の与謝野町内でプチ迷子に・・・。国道176号線を見失ってしまい、天橋立は見えているのになかなかたどり着けないというジレンマに遭遇しながらも、なんとか天橋立に到着!時間もそろそろピンチなので、さっそく散策をば・・・。

天橋立を見学する前に、智恩寺を散策します。

巨大な山門。

散策の前にちょいと腹ごしらえ。智恵の餅を頂きます。

吉野茶屋の智恵餅。疲れた体に程よい甘さの美味しいお餅です。お土産分も購入しておきます。
隊員5号はよほど眠気がやばかったのか、呼びかけても反応無し。バイクに持たれかかって気を失っていました(汗)。

餅を食べて智恵をつけた後(?)、智恩寺の文殊堂を見にいきます。
ダウンしていた隊員5号をたたき起こして文殊堂へ向かいます。

日本三文殊の一つ、「智恵の文殊堂 天橋立 智恩寺(ちおんじ)」。
あと二つは奈良県桜井市の「安倍文殊院(あべもんじゅいん)」と山形県高畠町の大聖寺(だいしょうじ)」とのこと。

日本三文殊のひとつで通称切戸(又は久世戸)の文殊堂として知られている文殊菩薩の霊場です。智恵を授かる文殊さんとして有名で、受験や資格試験などの受験生やその御家族がお参りに来られます。
茶屋通りに面する山門は、黄金閣とも呼ばれる市の指定文化財で、楼上に釈迦如来を中央に両脇士・十六羅漢を安置する、禅宗様式・三間三戸二重門の丹後地方最大の山門です。(拝観料/無料) 

飲用元:http://www.amanohashidate.jp/1/area_monju.html

猫発見。猫好きな隊員5号が大興奮しておりましたw

お次は天橋立へ。ボートで天橋立を周回することもできるみたいですね。
このボート、カッコイイです!

智恵の輪灯籠。この輪を3回くぐれば文殊様の智恵を授かるという言い伝えがあるそうです。
これ、下手したら正面の海に落ちますw周りの目が少し痛いので、チャレンジする勇気が出ず。

案内看板。ボートが走るコースが紹介されています。

廻旋橋(船が通るたびに90度旋回する珍しい橋)を渡って天橋立に上陸します。
ちなみにこのルート、原付や自転車なら横断が可能です。125cc以下までOK!

>>天橋立をバイクで渡るツー|CRM80で天橋立を走られてます

松並木の続く天橋立。砂利で敷き詰められています。
オン寄りのバイクでは少し厳しいかもしれませんね。

日本三景の石碑を撮影。宮島、松島もいつか見にいきたいですね。

宮津湾。目線の高さに海が見えるような雰囲気です。

大天橋。天橋立は全長が約3.6km程あり、徒歩で50分のコースになっています。

そろそろ戻ります。

天橋立の注意事項。「無断で車両や馬を乗り入れたり、留めること」とありますが、
過去に馬で乗り入ったという事例があったんでしょうか?

海鮮炭火焼 しきぶで海鮮丼~帰路へ

天橋立を散策し、本日の観光スポット巡りはこれにて終了。本日に〆ということで、お楽しみの夕食の時間です。天橋立から東へ向いて国道178号線を海沿いに走ったところにある「海鮮炭火焼しきぶ」で海鮮丼が食べれるとのことで、そちらへ向かいます。

国道178号線を暫く走ると、突然姿を現した海沿いの建物。しきぶに到着です。

さしみ丼。造り6種とホタテの浜焼、漬け物とみそ汁がセットになっています。

良い感じです!まきさんは同じくさしみ丼+海鮮汁を、隊員5号は浜丼をチョイス。おいしゅうございました!

食事後、外に出ると・・・クワガタを発見。
目の前は海ですが、その直ぐ後ろが山なので昆虫もたくさんです。

腹も膨れてご機嫌な隊員5号。眠気も完全に吹っ飛んだ様子ですが・・・。

海鮮炭火焼 しきぶ

所在地 〒626-0077 京都府宮津市由良3714
電話番号 0772-25-0123
定休日 火曜日
営業時間 9:00~22:00
駐車 有り
メニュー >>メニュー表はこちら
備考 宿泊も可能です。詳しくは楽天トラブルのページへ
>>海鮮炭火焼 しきぶ
アクセス

本日の行程はこれにて終了。滝百選の金引の滝も見にいく予定でしたが、日没なのでこれもパスします。この後の予定としては、京都縦貫自動車道の天橋立ICまでまきさんを見送った後、シェルパーズメンバーは舞鶴方面に走ってどこか適当な場所(道の駅等)を見つけてそこで一泊の予定としていました。

しかし、隊員5号から「オレ モウカエリタイ・・・」と驚きの一言が・・・。え~、せっかく日本海側まで出てきたのに・・・(´・ω・`)。どうやら体力が限界とのことで、まきさんと一緒に大阪に帰りたいと訴えております。体力がやばいならどこかで一泊したほうが安全じゃないかなーと・・・。でも、無理は禁物ですね。私だけ残ろうかと一瞬考えたのですがw

ガソリンを給油する隊員5号。私とまきさんのTMAXはまだまだ余裕。
TWはタンク容量が7Lと少ないので、給油の回数はどうしても増えてしまいますね。
それでもリッター40程出るらしいので、財布には優しいバイクですね。

海鮮炭火焼 しきぶで海の幸を味わった後、国道178号線を西に走って宮津市内へ。県道9号線を南下して、宮津天橋立ICから京都縦貫自動車道へと進みます。ここからは只管に夜間移動。オーバーペースとならないよう、スピードを抑えてたんたんと走ります。京丹後わちICから先は一般国道(国道27号線)となります。途中、道の駅・和(なごみ)で小休止。隊員5号の眠気も大分と飛んだ様子。元気もかなり出てきたようです。これだけ元気ならもう一泊できたやんwとつっこむ。

道の駅 和で小休止。コーヒー飲んで糖分を体に入れます。 

ストレッチを行う隊員5号。何気に体柔らかいですね。さすがはスノーボーダー。
私にはこれ無理です・・・。体が超硬いので・・・。

道の駅で私とまきさんで前後を交代。この近辺はまきさんのホームコースとのことで、道案内をお願いします。

道の駅を出発し、国道372号線→国道423号線と進んで、道中のセルフスタンドで本日最後の給油。ここからは山間部の国道・県道を走っていくわけですが、いやー、この道が楽しかった!適度なアップダウンにクネクネなコーナーが連続しており、夜間で交通量も少なく、重量級のスカイウェイブでも十分楽しめる道でした(もちろん安全速度内での話しですw)。

まきさんに先導してもらったのであまり道順を見ていなかったのですが、後から聞いた話では国道423号線からr109→r43と何本かの府道を経由して、大阪府道1号から吹田市へと向かう道だったそうです。Goproで走行動画を撮影しておけばよかった・・・。

府道1号線沿いのローソンで最後の休憩をとります。
まきさんとはここで流れ解散となります。先導ありがとう!

旅の終わりに予期せぬハプニングが・・・

万博公園近くのコンビニで本日最後の休憩&まきまきさんとはここでお別れとなります。竹田城跡と雲海のセットが見れなかったのは残念ではありましたが、また次回以降のお楽しみということで!

解散の前に、まきさんから近畿自動車道までの行程の説明を受けたのですが・・・府道1号線→中央環状線からの合流がかなりスパルタンとのこと。中央環状線に入って直ぐに近畿自動車道への分岐があるそうで、かなり注意して合流しなければならないと。これはちょっと怖いですね・・・。

隊員5号にはぴったりと真後ろに張り付いて走るようにと一言声をかけ、本日のラストラン!大阪モノレールの公園東口駅でまきまきさんと別れ、我々はモノレールの高架下をくぐって中央環状線へ合流!・・・したのも一瞬、目と鼻の先に吹田JCTへの分岐が・・・。三車線幅の中央環状線を一気に右へ!こえぇーー!合流のタイミングが悪ければ、JCTの方へ進めませんね、これは(汗)。

幸い、交通量も少なく、スムーズに吹田JCTの方へ進む事ができました。JCTへの合流をミスったら、2号線をそのまま進んで摂津北ICから近畿自動車道に乗ろうと考えていましたが、杞憂に終わってくれました。

よかった、これであとは阪南に向けて南下していくだけ。途中、岸和田SAでコーヒーでも飲みながら、隊員5号と今日のツーリングの反省会でもやろうかな・・・と、頭の中では今日のエンディングを思い描いていたのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ミラーには隊員5号の姿無し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暫く待っても隊員5号は現れず・・・。後続車に行く手を阻まれ、JCTの方に進む事ができなかったのか?それとも・・・・・・。脳裏に最悪な情景が浮かびます。もしかして、合流の際に後続の車に跳ねられたのか?!どうか前者であってほしいと願いながら隊員5号に電話。

1回目のコール。出ない。留守電になりました。血の気が引きます・・・。

2回目のコール・・・。電話に出る隊員5号。よかった!どうやら事故では無かった様子。胸をなでおろすも、隊員5号の様子がなんだかおかしい。少し要領を得ない内容だったのですが、どうやらバイクに何かあった様子。エンジンはかかるが前に進まない状態らしい。

不幸中の幸い。中央環状線に合流する直前で突然バイクがおかしくなったので、そのまま路肩に避けて安全な場所にバイクを停めることができたようです。場所を聞くと、今私が居る場所から目と鼻の先です。今からそちらに向かうと伝えて電話を切る。

料金所をくぐる前にギリギリ停まることができました。
もう少し進んでたら戻ることもできませんでした。

バイクで来た道を逆走するわけにもいかないので、交通の波が途絶えたタイミングで隊員5号の場所までダッシュ!中央環状線も車が少なく、少し待って渡ることができました。

隊員5号は・・・居ました。とりあえずバイクの様子を見てみるが・・・。セルはしっかりと周り、エンジンも問題なく点火します。クラッチを握っているorニュートラルの状態では、特に異音も無く問題は無さそう。しかし、1速に落としてクラッチを繋げようとすると静かにエンスト。2速、3速でも同様です。ギア系が砕けているような異音はしなかったので、これはクラッチ系の問題でしょうか・・・。

先ほど分かれたまきさんにTELしようかと一瞬迷いましたが(まきさんは整備士なのです)、時間はもう11時過ぎです。ここは自分達で何とかするしかありません。・・・なんとかするといっても、この状態はどうすることもできませんw

ダメもとで某赤男爵のサービスセンターにTELするが、当然電話はつながりません。続いて保険屋に連絡。こちらは繋がりました。何度かやり取りを行った後、保険屋が手配した整備工場の方が引き取りに来てくれるとのこと。とりあえずは良かった・・・!

後は、バイクを乗せた車に隊員5号が乗り込み、地元まで送り届けてもらった後、後日赤男爵にバイクを引き取りにきてもらえば万事OKということです。やっと本日の終わりが見えてきましたが・・・。

なにやら隊員5号が渋い顔をしています。なんでも、バイクと隊員5号を地元(泉南市)に送り届けるにも、場所が大阪の南部という遠方であることから、輸送料が発生してしまうとのこと。価格を聞いてみると、1~2万円はかかるのではないかと・・・。まさに泣きっ面に蜂です。

バイクを茨木市の整備工場まで持っていく分には料金はかからないが、自宅まで輸送となると有料となるわけですね。バイクを預けたとしてもこの時間。電車はもうありません。タクシーで帰るにしても、結局お金はかかってしまいます。

引き取りの方にどうしますか?と聞かれるも、、、こちらをじっと見つめてくる隊員5号。OK。分かってます。もう付き合いも長いんです。返事は分かっていますw・・・と、いうわけで、バイクはこのまま工場に預け、修理が完了次第隊員5号が引き取りに行くということにして、足の無い隊員5号をスカイウェイブの後ろに乗っけて2人乗りで帰宅することにします。

寂しそうな後姿を見せるTW225・・・。
本当に不幸中の幸いでした。高速道路の走行中でなくて良かったです。

軽トラにTWを乗せ、隊員5号と整備工場の方が何やら会話をしています。手続き関係でしょうか。そのやり取りを待っている間、ふとスカイウェイブを停めてある辺りに視線を移すと・・・。

何やら赤いランプの光がクルクルと回っているのが見えます。・・・あの光は見覚えがある・・・。慌ててスカイウェイブを停めてある場所に戻ると、そこには交通警察隊の方々が・・・orz

どうやら、ここにバイクを停めて中央環状線を渡った際に、「黒い人影を目撃した」という通報が警察の方に入っていたそうな。この様なトラブルがあった場合、まずは道路緊急ダイヤルに連絡しておくべきでした。警察の方に余計な仕事を増やしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいに・・・(汗)。

事情を説明すると、「事故や事件でなくて良かったね」と。確かに、運が悪ければバイクの動力が失われて減速したタイミングで、後続車に追突される可能性だってあったわけです。本当に不幸中の幸いだったというか・・・。

隊員5号も警察の方に誘導してもらいながら、無事こちら側へ渡ってこれました。さらにバイクがスムーズにJCTへ入れるように、また誘導していただく。事故を防ぐためとはいえ、余計な仕事を増やしてしまったというのにありがたい話です。

その後は特に何事も無く、順調に近畿自動車道、阪和自動車道を走行。乗り心地が良いらしいスカイウェイブの後部座席の上で、眠りに落ちていく隊員5号に度々声を掛けながら、バイクから転げ落ちないようにと注意を促す。

日付も変わって29日となり、午前1時10分頃に岸和田SAに到着。
コーヒー飲んでちょいと休憩。自宅まではあともう少しです。

くたびれる隊員5号。愛車のTWを失った痛みは大きく・・・。
いや、失ってはいないですねwちゃんと修理すればまだまだ乗れるでしょう。

岸和田SAで少し長めの休憩を取ります。高速道路の走行中にトラブルが起こらなくてよかったとか、修理代が思いのほか高額になるのであれば、乗り換えを検討してみてはどうかといった会話を交わしながら・・・反省会です。なんにしても、体が無事であれば全て良し!色々な面で今回は運が良かったと思います。隊員5号の日々の行いがよかったからでしょうかw

20分程休憩をとった後、最後のひとっ走り。隊員5号を自宅まで送り届けた後、午前2時20分過ぎに自宅に到着。ツーリングの終わりにマシントラブルに見舞われるという結果はありましたが、全体を通して非常に楽しいツーリングとなりました。雲海に浮かぶ竹田城跡というシチュエーションに遭遇することはできませんでしたが、また訪れる機会があれば次回こそは見てみたいものです。

まきさん、今回もお付き合い頂き有難うございました。また何かしら企画しますので、次回も懲りずに参加してください(笑)。次はキャンプツーリングでも行きましょう!

今回のトラブルを受けて、弾丸日帰りツーリングは暫く自粛するらしい隊員5号ですが、スノボシーズンが終わって春になったらまたいきまっしょい!・・・まずは近場で笑

 

 

 

さて、その後、TW225はどうなったかというと・・・?⇒帰ってきた TW225でツーリング in モリヤマスポーツ
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