スカイウェイブ、TW225E、TMAX500で行く竹田城跡ツーリング

スカイウェイブ・TW225E・TMAX500で行く竹田城跡ツーリング 2013/9/28

「日本のマチュピチュ」として人気が過熱している竹田城跡を巡るツーリング。TW225E@隊員5号(アズー)、まきまきさん@TMAX500、そして私を加えた合計3人で竹田城跡の他、琴引浜や天橋立を見学。

旅の終わりに予期せぬハプニングが・・・

万博公園近くのコンビニで本日最後の休憩&まきまきさんとはここでお別れとなります。竹田城跡と雲海のセットが見れなかったのは残念ではありましたが、また次回以降のお楽しみということで!

解散の前に、まきさんから近畿自動車道までの行程の説明を受けたのですが・・・府道1号線→中央環状線からの合流がかなりスパルタンとのこと。中央環状線に入って直ぐに近畿自動車道への分岐があるそうで、かなり注意して合流しなければならないと。これはちょっと怖いですね・・・。

隊員5号にはぴったりと真後ろに張り付いて走るようにと一言声をかけ、本日のラストラン!大阪モノレールの公園東口駅でまきまきさんと別れ、我々はモノレールの高架下をくぐって中央環状線へ合流!・・・したのも一瞬、目と鼻の先に吹田JCTへの分岐が・・・。三車線幅の中央環状線を一気に右へ!こえぇーー!合流のタイミングが悪ければ、JCTの方へ進めませんね、これは(汗)。

幸い、交通量も少なく、スムーズに吹田JCTの方へ進む事ができました。JCTへの合流をミスったら、2号線をそのまま進んで摂津北ICから近畿自動車道に乗ろうと考えていましたが、杞憂に終わってくれました。

よかった、これであとは阪南に向けて南下していくだけ。途中、岸和田SAでコーヒーでも飲みながら、隊員5号と今日のツーリングの反省会でもやろうかな・・・と、頭の中では今日のエンディングを思い描いていたのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ミラーには隊員5号の姿無し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暫く待っても隊員5号は現れず・・・。後続車に行く手を阻まれ、JCTの方に進む事ができなかったのか?それとも・・・・・・。脳裏に最悪な情景が浮かびます。もしかして、合流の際に後続の車に跳ねられたのか?!どうか前者であってほしいと願いながら隊員5号に電話。

1回目のコール。出ない。留守電になりました。血の気が引きます・・・。

2回目のコール・・・。電話に出る隊員5号。よかった!どうやら事故では無かった様子。胸をなでおろすも、隊員5号の様子がなんだかおかしい。少し要領を得ない内容だったのですが、どうやらバイクに何かあった様子。エンジンはかかるが前に進まない状態らしい。

不幸中の幸い。中央環状線に合流する直前で突然バイクがおかしくなったので、そのまま路肩に避けて安全な場所にバイクを停めることができたようです。場所を聞くと、今私が居る場所から目と鼻の先です。今からそちらに向かうと伝えて電話を切る。

料金所をくぐる前にギリギリ停まることができました。
もう少し進んでたら戻ることもできませんでした。

バイクで来た道を逆走するわけにもいかないので、交通の波が途絶えたタイミングで隊員5号の場所までダッシュ!中央環状線も車が少なく、少し待って渡ることができました。

隊員5号は・・・居ました。とりあえずバイクの様子を見てみるが・・・。セルはしっかりと周り、エンジンも問題なく点火します。クラッチを握っているorニュートラルの状態では、特に異音も無く問題は無さそう。しかし、1速に落としてクラッチを繋げようとすると静かにエンスト。2速、3速でも同様です。ギア系が砕けているような異音はしなかったので、これはクラッチ系の問題でしょうか・・・。

先ほど分かれたまきさんにTELしようかと一瞬迷いましたが(まきさんは整備士なのです)、時間はもう11時過ぎです。ここは自分達で何とかするしかありません。・・・なんとかするといっても、この状態はどうすることもできませんw

ダメもとで某赤男爵のサービスセンターにTELするが、当然電話はつながりません。続いて保険屋に連絡。こちらは繋がりました。何度かやり取りを行った後、保険屋が手配した整備工場の方が引き取りに来てくれるとのこと。とりあえずは良かった・・・!

後は、バイクを乗せた車に隊員5号が乗り込み、地元まで送り届けてもらった後、後日赤男爵にバイクを引き取りにきてもらえば万事OKということです。やっと本日の終わりが見えてきましたが・・・。

なにやら隊員5号が渋い顔をしています。なんでも、バイクと隊員5号を地元(泉南市)に送り届けるにも、場所が大阪の南部という遠方であることから、輸送料が発生してしまうとのこと。価格を聞いてみると、1~2万円はかかるのではないかと・・・。まさに泣きっ面に蜂です。

バイクを茨木市の整備工場まで持っていく分には料金はかからないが、自宅まで輸送となると有料となるわけですね。バイクを預けたとしてもこの時間。電車はもうありません。タクシーで帰るにしても、結局お金はかかってしまいます。

引き取りの方にどうしますか?と聞かれるも、、、こちらをじっと見つめてくる隊員5号。OK。分かってます。もう付き合いも長いんです。返事は分かっていますw・・・と、いうわけで、バイクはこのまま工場に預け、修理が完了次第隊員5号が引き取りに行くということにして、足の無い隊員5号をスカイウェイブの後ろに乗っけて2人乗りで帰宅することにします。

寂しそうな後姿を見せるTW225・・・。
本当に不幸中の幸いでした。高速道路の走行中でなくて良かったです。

軽トラにTWを乗せ、隊員5号と整備工場の方が何やら会話をしています。手続き関係でしょうか。そのやり取りを待っている間、ふとスカイウェイブを停めてある辺りに視線を移すと・・・。

何やら赤いランプの光がクルクルと回っているのが見えます。・・・あの光は見覚えがある・・・。慌ててスカイウェイブを停めてある場所に戻ると、そこには交通警察隊の方々が・・・orz

どうやら、ここにバイクを停めて中央環状線を渡った際に、「黒い人影を目撃した」という通報が警察の方に入っていたそうな。この様なトラブルがあった場合、まずは道路緊急ダイヤルに連絡しておくべきでした。警察の方に余計な仕事を増やしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいに・・・(汗)。

事情を説明すると、「事故や事件でなくて良かったね」と。確かに、運が悪ければバイクの動力が失われて減速したタイミングで、後続車に追突される可能性だってあったわけです。本当に不幸中の幸いだったというか・・・。

隊員5号も警察の方に誘導してもらいながら、無事こちら側へ渡ってこれました。さらにバイクがスムーズにJCTへ入れるように、また誘導していただく。事故を防ぐためとはいえ、余計な仕事を増やしてしまったというのにありがたい話です。

その後は特に何事も無く、順調に近畿自動車道、阪和自動車道を走行。乗り心地が良いらしいスカイウェイブの後部座席の上で、眠りに落ちていく隊員5号に度々声を掛けながら、バイクから転げ落ちないようにと注意を促す。

日付も変わって29日となり、午前1時10分頃に岸和田SAに到着。
コーヒー飲んでちょいと休憩。自宅まではあともう少しです。

くたびれる隊員5号。愛車のTWを失った痛みは大きく・・・。
いや、失ってはいないですねwちゃんと修理すればまだまだ乗れるでしょう。

岸和田SAで少し長めの休憩を取ります。高速道路の走行中にトラブルが起こらなくてよかったとか、修理代が思いのほか高額になるのであれば、乗り換えを検討してみてはどうかといった会話を交わしながら・・・反省会です。なんにしても、体が無事であれば全て良し!色々な面で今回は運が良かったと思います。隊員5号の日々の行いがよかったからでしょうかw

20分程休憩をとった後、最後のひとっ走り。隊員5号を自宅まで送り届けた後、午前2時20分過ぎに自宅に到着。ツーリングの終わりにマシントラブルに見舞われるという結果はありましたが、全体を通して非常に楽しいツーリングとなりました。雲海に浮かぶ竹田城跡というシチュエーションに遭遇することはできませんでしたが、また訪れる機会があれば次回こそは見てみたいものです。

まきさん、今回もお付き合い頂き有難うございました。また何かしら企画しますので、次回も懲りずに参加してください(笑)。次はキャンプツーリングでも行きましょう!

今回のトラブルを受けて、弾丸日帰りツーリングは暫く自粛するらしい隊員5号ですが、スノボシーズンが終わって春になったらまたいきまっしょい!・・・まずは近場で笑

 

 

 

さて、その後、TW225はどうなったかというと・・・?⇒帰ってきた TW225でツーリング in モリヤマスポーツ
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