生石高原(生石高原キャンプ場)~龍神スカイライン~美山

生石高原~龍神スカイライン~美山(2002/9/14~15)晴れ/曇


9/14

前回(8月13~15日)に引き続き、またキャンプツーリングを決行。今回は家族とフェロメンバー3人を加えての8人でキャンプ。場所は和歌山県野上町の生石高原にある、生石高原キャンプ場に決定。生石高原には、小さいながらも無料のキャンプサイトがあります。夏休みも終わり、さすがに前回のようなどこのキャンプ場も満員って事は無いだろうと思ってたが、やっぱりそんなことは無かった(笑

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バイクに自分が使う分の道具一式を積み、出発。
今回もやっぱりバイクは自分ひとりだけ。

学校から帰ってくるのが遅くなるという黒木兄弟(弟)を待つために、ユタッチ達とは別行動をとることに。ユタッチ達だけで、先に生石高原へと向かってもらうことにする。ついでにキャンプ張る場所も取っといてと頼む。午後4時過ぎの事。そして黒木兄弟(弟)が帰ってきたのが日も落ちた7時半頃。遅すぎ!すでに準備は完了していたので、早速出発。

今回はバーベキューや飯盒の予定は無いので、生石高原へ向かう途中の、夜中の12時まで開いてるスーパーで食料その他を調達する。約2時間後、ようやく生石高原到着。ユタッチチームに電話したところ、なんと無料のキャンプサイトは家族連れですでにテント張る場所は無いとこの事。残念!行く時間が遅かった。しょうがないので、生石高原内にある、小さな展望台のようなところにテント張ったとのこと。どの辺りかの場所は知っていたので、早速そこへ行くことに。高原を歩くこと10分、ぽつんとたたずむテントを発見。

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狙ってできるもんじゃない現象?
太陽拳を放つユタッチとYOU。

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こんな感じの所にテント張る。
周りには誰もいないが、風をまともに受けるスポットでもある(笑)
尚、禁止されてるわけじゃななさそうですが、普段はここにテント張ったらダメです。

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Myテント内部。一人用にしてはなかなか広い。
設営撤収も簡単で、非常にコンパクト。気に入ってます。
ちなみにコーナンで3980円で購入。

テントの設営も完了し、さっきスーパーで買ってきた飯類もぺろすけと平らげ、さあ高原での天体観測だ!と思ってたら、空は曇り。天体観測にロマンを感じるユタッチは非常に残念がっていた。去年のしし座流星群を、同じくこの場所で見た時は、満点の星空+流星群だったのに。残念。この後、他愛の無い談笑なんかで時間をつぶし、3時頃就寝。・・・が突然の土砂降り!おまけに風も強い。要するに横殴りの土砂降り!前回も雨にたたられるキャンプやったが、まさか今回も雨が振るとはついてない。まあ雨が降ったらふったで、テントに当たる雨粒の音がそれなりに眠気を誘う。テントも安物の割には全然雨漏りもしないし、朝には雨がやむことを信じて就寝。

・・・で、うとうとと浅い眠りについた瞬間、今までに体験したことが無いような寒気で一瞬にして目がさめる。寒いときにブルブルっってなるようなかわいいもんじゃない寒気。しかも瞬間的に金縛りに合う。これはやばい!と思い、1、2の3で飛び起きる。・・・と、あたりはまだ暗い。雨もしとしとと降りつづけている。ユタッチ達は・・・まだ話し声がするから、起きてるようだ。あんまり考えたくなかったが、さっきの寒気と金縛りのことを考える。もちろんその後は一睡も出来なかった。あたりが明るくなってきた頃、テントから外に出る。ユタッチ達も一緒になって起きてくる。時間はまだ5時半を過ぎたあたりだった。

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雨は・・・ラッキー!もうやんでるようだ。

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まだ薄暗いが、その暗さも手伝ってとても景色が良い。

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生石高原から龍神方面を望む。

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辺りにはうっすらと霧が立ち込めている。

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うっすらと山の斜面に雲海が見える。

夏なのに結構寒い。長袖一枚でも結構ブルッとくる寒さ。ホットコーヒーを沸かし、一時の贅沢を味わう。この後、持参していたグローブを持ち出し、広い高原での早朝キャッチボールを楽しむ。なんでこんなとこまできてキャッチボール?って疑問は無しの方向で(笑)

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断崖絶壁。

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ボールを無くさないように、注意を払いながらキャッチボール(笑)

この後、午前8時頃までこの高原で時間をつぶし、次の目的地「温泉」へと向かうことに。この高原を清水町の方へ降りていけば、二川温泉がある。なのでそこへ向かうことに。整備された道を下る。以前来たときに作ってる途中だった新道が完成していて、とても走りやすい道。県道180号線(野上清水線)は、野上町側の道とは大違い。あっちはでこぼこの上ほとんどが1.5斜線。20分ほどで二川温泉に付く。・・・閉まってる。看板を見て見ると、開店は午前11時かららしい。確か6時から開いてたはず・・・としばらく考えるが、朝の6時から開いてるのは、本宮町にある渡瀬温泉(西日本一露天の広い温泉)やった!がっくり肩を落すのもつかの間、今から3時間も待つのは嫌なので、ちょっと離れた清水温泉の方へ向かうことにする。あっちは確か朝10時から開いてたはず。狙うは一番風呂。早速移動を開始する。

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二川温泉は見事に開店前。この温泉、結構いいのになぁと肩を落す。

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しみず温泉到着。まだ9時頃なのに、結構人がいてた。
さてはみんな一番風呂が目当てやな?と勝手にほくそえむ。

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結構な車の数。この温泉はなかなか人気があるんです。

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はっけ~ん。YAMAHAのAG200。
サイドスタンドが両方についてる農場バイクです。珍しいバイクなので思わず激写。

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ついでにシェルパも激写。AG200に比べて、やっぱり貧相に見える。
が、そこがシェルパのいいところでもあります。

時間をつぶすうちに、時間は10時に。早速一番風呂に突入する。ちなみに、温泉入る前は必ず体を洗いましょう。温泉の中に入って体ごしごしやるのは論外です。で、肝心の温泉はというと、まだ濡れてないタイルが一番風呂の証。ユタッチ達と一番風呂に入れるゾ!なんて会話をしながら体と頭を洗う。温泉に入る。まだ9月の中旬でまだまだ暑いが、やっぱり温泉は気持ちいい。温泉の泉質もよく、お肌すべすべ~になる。サウナも入る。やっぱり温泉は良い。40分ほど温泉を楽しみ、しみず温泉を後にすることに。

ここでユタッチチームの3人とはおわかれ。これからいつも水を汲みに行っている、美山村寒川まで行くからだ。3人の内、ユタッチとYOUがとても車酔いしやすいので、そんな二人をあの不老長寿の水ポイントへ連れて行ったら、ゲロまみれで死亡確実なので。早速出発。ここから湧き水が湧くポイントまで、直線距離にして5~60km程。2時間もあれば楽勝の距離。でも、あえて遠回りで行くことに。清水長から480号線を通り花園村へ。さらに371号線から龍神スカイラインへただ乗りする。護摩山スカイタワーを見物。昼飯でも食べようか?と家族と話すが、やっぱりやめる。湧き水汲んでから昼飯食おうということに。この後地獄の山道がまっているともしらずに・・・。

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こういう看板は抑えておくポイントの一つ。と勝手に思ってる。

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龍神スカイラインは、バイク野郎達のメッカなのです(^^)
カメラを向けると、みんなピースサインとかをやってくれます。

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護摩山スカイタワー下の駐車場からの山の眺め。
緑が映える素晴らしい景色!

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怪しい佇まいの護摩山スカイタワー。
休日だけあって、沢山の人たちで賑わう。
ちなみにシーズンオフに来ると、ガァラガァラです(笑

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こんな格好で普段走ってます。
出来れば後ニーパットが欲しい・・。

この後、龍神村へ抜け、湧き水を汲みポイントまで行くには、このスカイラインをこのまま南に抜ければ子一時間程で着くが、高いお金を払うことになるので、別ルートで山を下りる。ここに龍神スカイラインただ乗りが完結する(笑)

・・・しかしこのせいで、とんでもない回り道をしてしまうことになる。通る道は「南谷城々森林道」。この道がまためっちゃ荒く、とがった石ころが絨毯のように敷き詰められている。バイクはなんとかなるが、家族が乗ってきていたホンダシビックは大変。しかも途中で道を間違えて、なぜか標高1000m地点の尾根づたいを走ることに・・・。車はもうこのまま崖に落ちるんとちゃうか?ってぐらいの道やし、分岐はいっぱいあるしで、とんでもなくおもしろいデンジャーな林道。明日の新聞の一面をちょっとだけ想像しながらも、慎重にその道を進んでいく。いつのまにか、同じルートに入り、そして迷ったTW200乗りのおっちゃんもいつしか旅のお供に。一緒にルート検索をする。予定では、この林道を下りて、県道194号線へ。その後424号線に入り、湧き水スポットへ向かう筈だった。それがいつしか、林道探検隊になっていた(笑)

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道が無い!と思えばその先は・・・。

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地面が雪崩れたような後が。めっちゃ下の方まで土砂崩れてます(^^;

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いつしかそらはまた雨模様。明日の新聞の一面を脳裏に描く・・・。

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今思えば、この道を行く手前の分かれ道を、右に行けば正解だった。
左に行ったばかりに、この後地獄を見ることに・・・。
(ちなみにTW200乗りのおっちゃんは右に行こうとしていたが、巻き添えで左に行くことに・・・)

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こんな道とか・・・。

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こんなところとかを・・・。

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途中、車が落ちるのを覚悟で突き進む。

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アクロ(悪路)バティックなこ~んな道を通る。
オフ車にとっては楽しい道(写真はジムニ-)。

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シビックの後ろについてるバイクがTW乗りのおっちゃん。
不思議とこういうところにいると、固い絆で結ばれたりします(笑)

そして山中を迷い走ること2時間程、結局もとの分岐まで戻って、こんどは右に進むことに。TW乗りのおっちゃんの選択は正しかったのに、ウチらバカ家族の勘のせいでえらい目にあったTW乗りのおっちゃんに、この場を借りてお詫び申し上げます。で、やっぱり悪路なこっちの道を下ること数十分。やっと舗装路が!ここまで舗装路を嬉しく思ったことはなかった・・・。無事194号線へと入り、ホッと一安心。ちょいと休憩入れて鋭気を養います。

このまま194号線を初湯川沿いに進み、424号線へ。ようやく椿山ダムの看板が見えてきて、やっとこ美山村に入った事に気づく。今思えば、しみず温泉入った後に、480号を逆に走り、424号線へと合流したほうが圧倒的に到着するのが早かったはず。友人もよく言うが、やっぱりバカ家族なのですな(^^

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194号線へ入ったあたりで休憩。
実はこのとき、あのTW乗りのおっちゃんとはぐれてしまっていた。
しばらく待ったが、結局おっちゃんは来ず。
いまだにあの後どうなったのかが気になってたりします・・・。

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しみず温泉を出て約5時間。ようやく湧き水が湧く寒川(そがわ)というところに到着。
(写真は幸福の水という湧き水。ウチらが汲みに来たのは不老長寿の水ってやつ)

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この水を汲むオッちゃんおばちゃん達に「上にもっといい水があるよ」と教えてあげた。
ここには初めてくるらしく、不老長寿の水の事を知らなかったようだ。

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ようやっとたどり着いた不老長寿の水が沸く場所。
おとなしく龍神スカイラインで約4000円(車2台にバイク一台)払っとけば、写真に見えるこの方向から子一時間で来れたのに、と思う。

とりあえず昼飯もなにも食べてなかったので、この場所で持参していたカップラーメンを、取れたての湧き水で沸かして食べる。普通に食べるよりはうまいことは確か。と思う。さっさと水を汲んで、しばし休憩する。時間はすでに午後4時を回っていた。

さて、ぐずぐずしてると山で日が暮れてしまうので、そろそろ地元泉南市へと帰ることにする。こっから泉南市まで、普通に帰れば3時間半。けど、こちとら昨日から(大和路ツーリング参照)寝てる時間以外殆どバイクを運転していて、さすがにかなり疲労を感じていたので、ゆっくり帰る事にした。このまま寄り道せずに帰っても、前の大和路ツーリングとあわせて、二日で700km近く走ったことになる。ほんとにこのバイクは、故障知らずで丈夫だとつくづく思う。シェルパにして本当に良かった♪

さあ出発。もう走りなれたこの田舎道を走る走る。なんだかんだいって、やっぱり元気いっぱいで走る。バイクに乗ると、不思議と疲れを感じないのが不思議(笑)途中、道の駅しらまの里で小休憩。「道の駅」にロマンを感じるウチらバカ家族は、なんしか道の駅で休憩したがります。で、ここでシェルパのガソリンが残り少ないことに気づく。昨日最後にガソリン入れてからすでに200km以上走ってるので、そろそろガソリンがやばいはずだ。一人今来た道を引き戻る。戻る戻る。・・・ガソリンスタンドが、とーぜんだが無い。だいぶ戻ったところでようやく発見。さっき通過したガソスタ。さっきいれてりゃあ・・・。とりあえずガソリン入れる。やっぱり高い。リッター113円成り。もと来た道を戻る。白馬トンネルまでの、結構長く続くのぼり。シェルパ、急な登り道でも元気に進む。さすがシェルパ。しばらくして、しらまの里に到着。すぐ出発。時間は6時。帰る前に、道の駅「明恵ふるさと館」で腹ごしらえしようってことで、また道の駅による。・・・・・・閉まってた。道の駅は閉まるのが早いんです。しゃーないので、自販でコーヒーを飲む。

コーヒー飲んで眠気を吹っ飛ばしたところで、再び出発。ここから黒沢ハイランドを越えて海南市へ。そのまま424号線を北へ北へ。この辺からは、なんか記憶が曖昧でよく覚えてない(笑)最後に撮っていた写真(たぶん桃山町)の事も覚えていない(一番したの画像)程疲れてた模様。もちろん、家に帰って何してどうやって寝たかも、あんまり覚えていなかったりする。これで今までバイク乗ってて記憶が飛んだ(マイクロスリープした)のは2回目。居眠り運転は本当にシャレにならないので、疲れた時はおとなしく道の駅等で休憩した方が良いと思います。

終わりvv

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道の駅しらまの里。こじんまりとしてて良い感じ。

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しらまの里のすぐ横、修理(しゅり)川にてシェルパ。
この後、約10km戻ってガソリンを入れに行く。

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閉まるの早い道の駅。でもそんな道の駅が大好きです(爆)

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デジカメの記録によると、この写真は19:51分に撮られたとのこと。
道の駅明恵ふるさと館から1時間ちょいで来た事になる。結構なスピード。
でも覚えていない・・・。

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