近畿最高峰 秋の八経ヶ岳(八剣山)登山 後編

近畿最高峰 秋の八経ヶ岳(八剣山)登山 中編の続き。昼食後、今回の目的地である八経ヶ岳の山頂を目指します。パラパラと雨が降り出し、天気は下り坂。少し長めに休憩を取り過ぎた様ですが、急いでも良いことないのでマイペースに歩く。

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弥山の看板前で集合写真を撮り、12:04に八経ヶ岳に向けて出発。食べた後で眠気が襲ってきているのか、大あくびのT谷と頭痛が和らいで幾分か余裕が出てきた隊員5号。

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八経ヶ岳までは少し下ってまた登るという行程。聖宝(胸突き)八丁程の勾配は無く、若干余裕を持って歩くことができます。

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細かい石が微妙にゴロっと動くので、ダブルストックで慎重に下る隊員3号。そして、膝に爆弾を抱える問題のT谷は、すでに膝に違和感が出始めているそうな。もちろん膝サポーターはすでに装着済み。利用2回目にして、早くも膝サポーター神話が崩壊。

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頭痛もマシになったようで、ひとまずは一安心の隊員5号。ど派手なオレンジのカッパで非常に目立つ存在に。

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お~っ!八経ヶ岳が見えてきた!弥山小屋を下から眺めたときの様な気力の萎えは感じられません。一気に登ってしまいます。

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歩きやすくて開放的な道中。雨も止んでくれたのでペースも若干上がってくる。

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途中、ゲート(扉)をくぐります。非常に希少なオオヤマレンゲを鹿の食害から守るために設置されてます。扉をくぐったらしっかりと閉めておきます。

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オオヤマレンゲ。当然この時期なので花は咲いてません(花は梅雨時の7月上旬頃から見れるそうな)。国指定の天然記念物です。

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オオヤマレンゲ等が群生する保護地域をしずしずと歩く。

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所々で展望が開けて絶景が目の前に広がる。

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小休止。八経ヶ岳まではあともう少し。いよいよ近畿最高峰の頂を踏みます。

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休憩してた場所のすぐ脇の様子。実は微妙に危ない。こんな感じで一息ついてるときが実は一番危ないのかも。

八経ヶ岳山頂に到着!

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弥山小屋から30分と少し。12:35に目的地の八経ヶ岳山頂に到着です。日本百名山にも数えられています。

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山頂の様子。去年登った釈迦ヶ岳の山頂よりも狭い感じがします。なかなかに賑わっていました。吹きさらしで風を遮る者が殆どないので、じっとしているとジワジワと寒い!

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八経ヶ岳の山頂から明星ヶ岳の方角。縞枯れ現象と呼ばれる立ち枯れの景観が広がります。

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頂上にあったケルンには修験道の方が奉納したお札もたくさん。

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拡大して。絶妙のバランスで積み上げられた石。この後、T谷がさらにこの上に石を積み上げようとして崩してしまう。・・・わざとやってるんじゃなかろうか。

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修験道の場らしく、錫杖が刺さってます。太陽が出てたらこの輪の中に太陽を持ってくるという構図をやりたかったのに・・・。

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近畿最高峰に立つシェルパーズ登山部の面々。偶然にも全員下向いてます。

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当然集合写真をば。最近集合写真でピント外しまくりの失敗写真を量産していたのですが、今回は一発でピントが合ってくれました。

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八経ヶ岳の山頂から東方面のパノラマ。日出ヶ岳や12年くらい前にキャンプした和佐又山等。天気がどんよりで残念ではありますが、こういった雰囲気も寂寥感が抜群なので嫌いではありません。雨さえ降らなければ。

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ビデオカメラの90倍ズームにて。紅葉する木々と断崖絶壁の岩場。こんなところから落ちたら当然助かりません。

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なんだかんだと結構な時間を山頂で過ごした後、下山。あとは無事、怪我無く無事に登山口まで戻るのみ。ですが、今日はここからが非常に長かった。

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山頂を後にするメンバー達。ここは晴れ渡る青空の日に、また再訪したいと思える場所でした。

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苔の群生。癒しグリーンな色彩で我々の煩悩にまみれた精神を浄化していってくれますな。

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下山途中にもう一度振り返って八経ヶ岳を撮影。

若干一名のテンションがおかしいが、あくまでも撮影用です。

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八経ヶ岳から弥山までは約30分。行きよりも少し楽な感じですが、こんな感じの急な登りの箇所もありますので注意して登ります。

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弥山小屋に到着してすぐにトイレに駆け込む隊員5号。脱○イベントが発生しました。食べたらすぐ出すんだよコノヤロ-!(By隊員5号)

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一仕事終えた漢(おとこ)の背中。

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この付近から小雨だった雨が強めに降ってくる。弥山小屋の中で少し休憩しようと思ってましたが、入り口に鍵が掛かっており入れず。ってかどこから入ったら良いのかわかりませんでしたw

雨の影響で戻りが遅くなりそうだったので、山小屋見学と弥山の頂上に登るのはやめておき、このまま一気に下山することにします。

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まだ頭痛はするそうですが、大分と元気を取り戻した隊員5号の不気味な笑顔とサムアップを合図に下山を開始。この時点で13:30とほぼ予定通りの山行。16時には登山口に到着の予定でしたが・・・。

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雨で足場が非常に滑りやすくなってます。行きと同じ感覚で歩いてると危ないので若干ペースも落とし気味で、安全優先で下っていきます。

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まだ本降りではありませんが、時折パラパラと強めに降ったり、止んだりを繰り返す。雨男のT谷が理源大師の像に触ってしまったことで、天候が崩れてしまったようです。

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理源大師像までの下りを降りる途中、ガスの塊が目の前を通過していきます。

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サーーッ・・・っと結構な早さでガスが流れてきます。これはこれで幻想的で良い景色ですが、ガスに紛れて一人、また一人と消えていくようなホラーな展開にならなければいいのですが。山では冗談でなく、そういった事故もあるため気を引き締めて歩きます。

ガスの様子。

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またまた苔の群生。いいねー癒やされるねーと撮影していると・・

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定番の「おわかり頂けただろうか・・・」。

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ガスの中を歩く。ほぼ一本道で分岐も少なく、案内看板も豊富なので迷うことはほぼ無いです。

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胸付き八丁の急登を無事降り、理源大師像の前まで戻ってきました。ここで小休止とします。下りでの休憩は、体力よりも膝の疲労を回復させる目的の方が大きいです。

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雨がシトシトと降る大峰奥駆道と紅葉のセット。

普通に歩いてと言ったが微妙にカメラを意識してる隊員5号。全部アドリブです笑

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大峰奥駆道+落ち葉。ここだけ見るともう冬のような景色。

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15:05、弁天の森まで戻ってきました。水分補給とチョコレート等で少しエネルギーチャージ。雨が少し強くなってきた模様。足下が悪くなってきたのでずいぶんとペースが遅くなっています。

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行動食はもちろんコスパ最強のアルフォート。味よし、値段よし、カロリー良しの近江商人のようなチョコレートです。・・・言葉の使い方間違ってますがw

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ちなみに隊員5号もアルフォートが大好物。そして本日のベストショットに挙げたいこの一枚。まったく防寒になっていないあのジャケットを見事に着こなすワイルドなアズマ氏。ツッコミ所が多すぎてもう突っ込めませんw

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「ワイルドだろぉ~?」とかなり旬の過ぎたネタを持ち出す隊員5号。

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弁天の森にあった三角点。

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腹も膨れたので移動再開。奥駆道の出合の分岐まで一気に移動し、そこで小休止→下山の予定でさらに歩きます。尚、隊員5号ってば弁天の森(標高1600m)から下るごとにどんどんと元気になり、頭痛も一気に無くなったそうです。ロキソニンが今頃MAXまで効いてきたのか、やっぱり高山病の症状による頭痛だったのか。今後も要経過観察です。

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ガスに加えてかなり雨が強くなってきました。まだ出合から登山口までの急な下りの前です。ツルっと滑ってしまいそうで嫌な感じがします。

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奥駈道出合まで来ました。ここで最後の休憩・・・といきたかったのですが、T谷の膝に痛みが出ているとのこと。無理して下って私生活に影響が出てもダメなので、ここからは10分歩いて5分休憩のペースでゆっくりと下っていくプランに変更します。

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時同じくして、下山している方々と雑談しつつも、お互いの無事を祈って「お気をつけて」の一声。

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急な下りで完全に膝をヤラれてしまったT谷。普段の運動不足によって持病の膝痛も悪化していたようです。一方、頭痛も快方して元気いっぱい!足も体力も有り余っている隊員5号が余裕の足運び。もう一回八経ヶ岳まで歩けるくらいの余裕があるそうです。隊員3号も全然余裕らしいが、私とT谷はもうおなかいっぱい。根本的に肉体改造を行う必要がありそうです。

無事下山!

この後も、ついに本降りとなってしまった雨によって難易度が増した下りに時間をとられながらも、予定を45分オーバーして16:45分に無事登山口に到着。木の根っこと岩とが連続する急峻な下りでしたが、雨が降ると一気に危険度も3倍。安全優先でゆっくりと下山しましたが、それでも非常に気を使う行程となりました。しかしながら、幸いにも誰一人転ぶこと無く、怪我無く無事に下山することができました。

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無事下山できたことを受け、「頂上に登ったときよりも3倍はうれしかった」というT谷氏。膝周りの筋肉を鍛えるために、自転車通勤を復活させることを心に決めたようです。

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各自着替えて装備の泥を落として、本日の山行も無事終了。帰路につきます。

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結局、奥駈道の出合からはずっと雨でした。雨の中を黙々と歩くというのも嫌いではないのですが、やっぱりスカっと晴れてくれたほうが良いに決まってますね。

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帰りはもちろん「ザ・トンネル」でラーメンですよ!温泉をキャンセルして真っ先にお店に・・・しかし!営業時間内の18時に間に合わず。。ラストオーダーに間に合いませんでした。もうちょっと早くに来ないとダメですな。

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というわけで、安定の大阪王将。ここへはこのとき以来2度目の来店です。なんか前も似たようなメンツで食べたなーと。ここへ来る前に豚珍館(とんちんかん)にも寄ったのですが、またしても定休日。スープが無くなり次第閉店するらしいので、もっと早い時間に行かないと。

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ラーメンや餃子等も食べながら本日の反省会。雨に降られてしまいましたが、非常に楽しい山行でした。今回がトレッキングシューズのデビューだった隊員5号ですが、スニーカーとの違いに感動。そらそうよwスニーカーだと雨に濡れた出合からの下りを無事に下れなかったかもしれませんね。というわけで次はレインウェア買ってください!

本日のルート

スタートの位置が少しずれてしまいましたが、往復でだいたい10キロの行程です。登りと下りが急なことや雨にやられてしまったことも影響して、前回の稲村が岳よりも疲れました。この山へはまた訪れることがあるかと思いますが、その際はすっきりと晴れ渡る青空と山のセットを見たいものです。

今年は年内にあと1回、どこかに登る予定ですが、気づけばもう「年内」とかいう言葉が出る季節になってきました。10代、20代の頃に比べて時間の過ぎる感覚がどんどんと早くなっていく気がしますなぁ。w

追記:隊員5号のブログでも山行記録が更新されていますので、こちらも併せてお読みください。

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